咲-Saki- 第165局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第164局 「素晴」 感想 )
今回の扉絵はすばら先輩。ソックスをたくし上げていたところを気付いたらカメラに撮られていた・・・みたいなシチュエーションである。ホント、すばら先輩はかわいいのう...。
前回、怜との共闘によって勢いに乗る漫ちゃんの親番を蹴ったすばら先輩。その流れを汲んで、すばら先輩の親番がやって来る。
すばら先輩の配牌は面子手4向聴ではあるもののドラ2で三色も見えそうな悪くない形。親だし、鳴きを入れた速攻も狙えるまずまずな配牌。現在3位のすばら先輩としてはこの最後の親番、是非とも和了りに繋げておきたいところでしょう。
だが、2巡目にして漫ちゃんが切りを選択。これを見て、漫ちゃんの手牌に危険を感じ、すばら先輩は警戒レベル高める。
すばら先輩の読み通り、漫ちゃんは6巡目に四暗刻聴牌。漫ちゃん、怖いよう...。「爆発」という表現が言いえて妙だね。こんな、毎局爆弾みたいな手牌抱えて背筋凍るっつーの。もう、すばら先輩と怜が爆弾処理班みたいになってるわ!
さて、先んじて聴牌に漕ぎ着けた漫ちゃんだが、トップの怜との点差は28,400点。加えて、未来視を可能にする怜がいる卓で、ズラされずにツモり四暗を実現するのはなかなかに難しい。そういった事情を考慮したのか、次巡のリーチを決断。リーチを掛ければ、出和了りの白対々三暗刻の手でも最低ハネ満が確定するからここは攻めの一手を掛けるのもわかるね。
一方で、漫ちゃんの手牌を警戒するすばら先輩が選択したのはまさかまさかのドラの切り。既に未来を見ていた怜も対局を観戦しているギャラリーもこのすばら先輩の切りには驚きの表情を浮かべていた。
ここから、切りの三面張ではなく、点数も待ちの広さも悪いドラの切りを選択した真意。それは、2巡目の漫ちゃんの切りにあった。
6~9の牌が重なりやすいという強能力を有する漫ちゃん。だが、それは裏を返せば、手配が読まれ易いという事でもあり、捨て牌も含めれば読み取れる情報は非常に多くなる。通常でも、序盤に切っている数牌の外の牌は通りやすいが、漫ちゃんの能力は尚更その傾向が強くなる。今回の場合で言えば、上の牌が重なる漫ちゃんが序盤での切りを選択したということは、索子の上の方は不要牌である可能性が非常に高い。ここにすばら先輩の狙いがあった。
すばら先輩の読み通り、漫ちゃんがツモ切ったですばらな出和了り!!!タンピンドラ1で5800点。場の状況と相手の特性を完全に読み切った見事な和了り。セーラが評価している通り、すばら先輩の麻雀センスには光るものを感じるよね。特に場の状況を読んだ打ち回しはピカイチだと思う。
切りなら、安目7700点、三色にドラが一つ重なった高めなら18000点の魅力的な手を捨てての立ち回り。このすばら先輩の立ち回りがなければ、漫ちゃんが四暗刻をツモり、トップが変わっていたかもしれない。それを考えれば怜がすばら先輩の和了りを回避する理由はないし、怜の言う通り、この局はすばら先輩に助けられた一局となっただろう。前局で安手流しの共闘を結果的に2000・3900で和了ってしまたこともこれで水に流してくれるよね!
南2局1本場は漫ちゃん、南3局はすばら先輩がそれぞれツモ和了りをし、
南4局は怜がきっちりと締め、トップのまま先鋒戦が決着。結果は以下の通り。
千里山:120800点(+20800点)
新道寺:100800点(+ 800点)
姫松 : 94600点(- 5400点)
有珠山: 83800点(-16200点)
本誌に掲載されている個人獲得点数が色々とおかしいことになっているけど、これは単行本で修正されるのかな。それはさておき、偶然か否か、Aブロック組がプラスに終わり、Bブロック組がマイナスという形になったね。
怜のトップは大方予想通りだけど、すばら先輩がプラス収支の2着とは...。すばら!いやー、ホント大健闘ですよ。怜との共闘で漫ちゃんの爆発を止める展開ではあったものの、この結果は十分誇っていい。このすばらな活躍ぶりを見せられてはかつての後輩たちも燃えるしかないでしょう!
すばら先輩の闘いを見届け、ついに我らが清澄高校が全国の頂点を懸けた最後の闘いに赴こうとしていた――。いよいよです。いよいよ、咲さんが目覚めます!ここ最近は我らが主人公にしてスーパーヒロインである咲さんはお休みを取っていましたからね。ここからのご活躍に注目していきましょう。ホント、決勝楽しみだなぁ...。まぁ、まだ5決終わってないけどさ!
期待に胸を膨らませ過ぎて、のどっちのおもちが大変なことになってるのはお約束です...w
次回は10/7発売号で掲載予定。
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第164局 「素晴」 感想 )
すばら!
今回の扉絵はすばら先輩。ソックスをたくし上げていたところを気付いたらカメラに撮られていた・・・みたいなシチュエーションである。ホント、すばら先輩はかわいいのう...。
前回、怜との共闘によって勢いに乗る漫ちゃんの親番を蹴ったすばら先輩。その流れを汲んで、すばら先輩の親番がやって来る。
これはこれですばらです
すばら先輩の配牌は面子手4向聴ではあるもののドラ2で三色も見えそうな悪くない形。親だし、鳴きを入れた速攻も狙えるまずまずな配牌。現在3位のすばら先輩としてはこの最後の親番、是非とも和了りに繋げておきたいところでしょう。
だが、2巡目にして漫ちゃんが切りを選択。これを見て、漫ちゃんの手牌に危険を感じ、すばら先輩は警戒レベル高める。
四暗刻聴牌
すばら先輩の読み通り、漫ちゃんは6巡目に四暗刻聴牌。漫ちゃん、怖いよう...。「爆発」という表現が言いえて妙だね。こんな、毎局爆弾みたいな手牌抱えて背筋凍るっつーの。もう、すばら先輩と怜が爆弾処理班みたいになってるわ!
さて、先んじて聴牌に漕ぎ着けた漫ちゃんだが、トップの怜との点差は28,400点。加えて、未来視を可能にする怜がいる卓で、ズラされずにツモり四暗を実現するのはなかなかに難しい。そういった事情を考慮したのか、次巡のリーチを決断。リーチを掛ければ、出和了りの白対々三暗刻の手でも最低ハネ満が確定するからここは攻めの一手を掛けるのもわかるね。
ドラ
一方で、漫ちゃんの手牌を警戒するすばら先輩が選択したのはまさかまさかのドラの切り。既に未来を見ていた怜も対局を観戦しているギャラリーもこのすばら先輩の切りには驚きの表情を浮かべていた。
ここから、切りの三面張ではなく、点数も待ちの広さも悪いドラの切りを選択した真意。それは、2巡目の漫ちゃんの切りにあった。
6~9の牌が重なりやすいという強能力を有する漫ちゃん。だが、それは裏を返せば、手配が読まれ易いという事でもあり、捨て牌も含めれば読み取れる情報は非常に多くなる。通常でも、序盤に切っている数牌の外の牌は通りやすいが、漫ちゃんの能力は尚更その傾向が強くなる。今回の場合で言えば、上の牌が重なる漫ちゃんが序盤での切りを選択したということは、索子の上の方は不要牌である可能性が非常に高い。ここにすばら先輩の狙いがあった。
ロン
すばら先輩の読み通り、漫ちゃんがツモ切ったですばらな出和了り!!!タンピンドラ1で5800点。場の状況と相手の特性を完全に読み切った見事な和了り。セーラが評価している通り、すばら先輩の麻雀センスには光るものを感じるよね。特に場の状況を読んだ打ち回しはピカイチだと思う。
切りなら、安目7700点、三色にドラが一つ重なった高めなら18000点の魅力的な手を捨てての立ち回り。このすばら先輩の立ち回りがなければ、漫ちゃんが四暗刻をツモり、トップが変わっていたかもしれない。それを考えれば怜がすばら先輩の和了りを回避する理由はないし、怜の言う通り、この局はすばら先輩に助けられた一局となっただろう。前局で安手流しの共闘を結果的に2000・3900で和了ってしまたこともこれで水に流してくれるよね!
南2局1本場は漫ちゃん、南3局はすばら先輩がそれぞれツモ和了りをし、
先鋒戦決着!!!
南4局は怜がきっちりと締め、トップのまま先鋒戦が決着。結果は以下の通り。
千里山:120800点(+20800点)
新道寺:100800点(+ 800点)
姫松 : 94600点(- 5400点)
有珠山: 83800点(-16200点)
本誌に掲載されている個人獲得点数が色々とおかしいことになっているけど、これは単行本で修正されるのかな。それはさておき、偶然か否か、Aブロック組がプラスに終わり、Bブロック組がマイナスという形になったね。
怜のトップは大方予想通りだけど、すばら先輩がプラス収支の2着とは...。すばら!いやー、ホント大健闘ですよ。怜との共闘で漫ちゃんの爆発を止める展開ではあったものの、この結果は十分誇っていい。このすばらな活躍ぶりを見せられてはかつての後輩たちも燃えるしかないでしょう!
清澄出陣!
すばら先輩の闘いを見届け、ついに我らが清澄高校が全国の頂点を懸けた最後の闘いに赴こうとしていた――。いよいよです。いよいよ、咲さんが目覚めます!ここ最近は我らが主人公にしてスーパーヒロインである咲さんはお休みを取っていましたからね。ここからのご活躍に注目していきましょう。ホント、決勝楽しみだなぁ...。まぁ、まだ5決終わってないけどさ!
期待に胸を膨らませ過ぎて、のどっちのおもちが大変なことになってるのはお約束です...w
次回は10/7発売号で掲載予定。
新道寺トップあるぞこれ
咲さんついに起きるのか........!
次鋒は短そうだけど、残りの区間もこれくらいの尺を取るんかなー
言われるまで気付かなかったけどのどっちのおもちすげぇことになってるのな(笑)透けてるやん!
すばらな言い回しに思わず笑ってしまいましたw
上手い!
>前局で安手流しの共闘を結果的に2000・3900で和了ってしまたこともこれで水に流してくれるよね!
あーお仕置きタイムを楽しみにしていましたが、なさそうですねw
次鋒もそんな点差は変わらんだろうし
中堅は千里山と姫松
副将は新道寺と有珠山
決勝は状況次第で大混戦必死
みたいな感じだろうから、先鋒戦の点差は結構重要な意味を持ってきそうだ。