咲-Saki- 第182局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第181局 「応酬」 感想)
ついに、リザベーションのし過ぎで産まれてしまうのか...。と、ツッコミたくなるような光景が飛び込んできて、カラー1ページ目からド肝を抜かれたじぇ...。
アオリ文に定評のある『咲-Saki-』だけど、「リザベーション6翻に身悶える、新道寺女子大将・鶴田姫子――・・・。」の破壊力が地味にじわじわくる。ホントに、姫子さんはこのあとの大将戦大丈夫なんですのん.....?
怜と竜華はイチャイチャまったり添い寝しているし、姫子は大変なことになっているし、全国クラスの仮眠室にもなると、一味違いますね。長野県予選で咲さんと和が健全に添い寝していた頃が懐かしいです。
前回、最後の親番で連荘を果たし、続く南4局1本場で、絶好の配牌を受けてリザベーション6翻を発動した哩さん。
メンホン・チートイ・赤1。ダマも視野に入れ、確実にこの手を和了りきりたい哩さんだが、トップ目の絹ちゃんが3巡目に速攻狙いの1副露。
さらに、ラス目の由暉子ちゃんが6巡目にリーチをかけ、場は一気に一触即発状態に。
が、直後にをツモってきた哩さんも待望の大物手を聴牌に入れる。
さて、と、どちらで勝負にいき、どちらを待ち牌にするのか.....。
どちらも生牌で危険であることに変わりはなく、既にが4枚出ている以上、では裏ドラが乗らない。
由暉子ちゃんの手牌にがあった場合に裏ドラが乗る可能性を考えれば、攻撃面でも守備面でもで押すのは難しい。
ここは順当に切りで勝負したいところ...。
しかし、選ばれたのはでした...!!
不敵な笑みを浮かべた哩さんは、ここでまさかの切りを選択。
理屈よりもリスクを取る.....さすが新道寺の変態最強コンビの一翼を担う哩さんです。
由暉子ちゃんのリーチを受けての哩さんの生牌切り。ダマで張っていた他の2校も警戒を強め、聴牌を残しつつ安全度の高い端寄りの牌をさばくことで対応していきますが、
ここで強さを見せたのはやはり白水哩。不可解な切りに、残り1枚ので、3面張の由暉子ちゃんとのめくり合いに勝利する。
さながら、麻雀の神様がリザベーションの成功を後押ししたかのような圧巻の一局だった。
ツモ・メンホン・チートイ・赤1の1本場で6100オール。加えて、リザベーション6翻に成功したことで、大将戦にオーラス1本場が存在すれば、三倍満確定の12翻を姫子が和了ることに。
この和了りによって、3校とも大将戦での役満の阻止、つまりはオーラス1本場の存在に警戒を強めていた。
能力の詳細を掴んでなければ和了形だけで、哩さんのリザベーションが6翻だったのか、7翻だったのかを判断することは出来ないので、他校はあくまでも7翻での哩さんの和了りから姫子の和了りを判断するしかない。
実際に、哩さんが掛けたリザベーションは6翻だけど、最終的な和了形が7翻になったことで、哩さんの言うとおり、無駄に警戒を強めてしまったかもね。まぁ、役満でも三倍満でもどちらにせよ警戒はされるだろうけど。
さて、哩さんの連荘が続くオーラス。なんとか、この流れを喰いとめようと考えるフナQたち。
南4局2本場、をツモり、一向聴のフナQは、この手牌から切りを選択。
個人的にも、この場面なら切り派なんですけど、理屈的にはの方がいいのかな...?
タンヤオ確定での受け入れもあるから、切りの方が個人的には好み。
まぁ、そういう理屈はさておき、切りにざわつくものを感じ、直感的に切りを選択したフナQ。こういう感覚的なプレイングが、前局において大きな運命を導いたばかりでもあるから、その流れは大切にした方が良いのかもしれない。
偶然にもそんな流れが生まれているのか、哩さんからの先制の親リーにオリようとしていたフナQに、自身の有効牌であり哩さんの当たり牌でもあるが入った。
これにより、哩さんの現物であるが余ったフナQはすかさず、追っかけリーチ。
あのとき、を切っていたら、を抱え、聴牌が遠のいていたと思うと、信じる者にしか見えない"流れ"とはホントにおもしろいもの。
そして、4人聴牌のなか、フナQは見事にをツモり、メンタンピン一発ツモドラ3の倍満和了...!!
理屈から一歩先へ飛び出したことで生まれた和了り。もちろんデジタルが間違っているわけじゃない。でも、鍔際で自分の感覚、自分の意志を信じてみる。
それで生まれる和了りもある。182局で描かれた2局の和了りは、まさにそれを象徴しているようでもあったのかなと。
さて、これにて激動の副将戦が終了。各校の点数状況は、姫松:115,900点(+4,600)、千里山女子:112,400点(-18,900)、新道寺女子:107,000点(+11,500点)、有珠山高校:64,700点(+2,800点)となった。
先鋒戦からトップを走ってきた千里山がここで姫松に首位を取られる形になったけど、その差は3500点。むしろ、東1局の倍満キーと南4局1本場の三倍満キーの2つの大物手を秘めている新道寺が事実上、有利な状態で大将戦を迎えると見ることも出来る。
3校の背中を追う形になる有珠山の大将・爽も、万全ではないなかでどこまで喰い下がるのか楽しみでもあるし、オーラス1本場は果たして存在するのか、その席順も気になるところ。大将戦はワクワクが止まらない...!
個人的にはすばら先輩の笑顔が見たいので、やや新道寺寄りで見ている部分はあるけど、展開的には難しいんだろうなぁ。
次回は12/15発売号で掲載予定。いよいよ、泣いても笑っても、5決最後の闘い。大将戦、ちょー楽しみです。
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第181局 「応酬」 感想)
ご懐妊である。
ついに、リザベーションのし過ぎで産まれてしまうのか...。と、ツッコミたくなるような光景が飛び込んできて、カラー1ページ目からド肝を抜かれたじぇ...。
アオリ文に定評のある『咲-Saki-』だけど、「リザベーション6翻に身悶える、新道寺女子大将・鶴田姫子――・・・。」の破壊力が地味にじわじわくる。ホントに、姫子さんはこのあとの大将戦大丈夫なんですのん.....?
怜と竜華はイチャイチャまったり添い寝しているし、姫子は大変なことになっているし、全国クラスの仮眠室にもなると、一味違いますね。長野県予選で咲さんと和が健全に添い寝していた頃が懐かしいです。
前回、最後の親番で連荘を果たし、続く南4局1本場で、絶好の配牌を受けてリザベーション6翻を発動した哩さん。
メンホン・チートイ・赤1。ダマも視野に入れ、確実にこの手を和了りきりたい哩さんだが、トップ目の絹ちゃんが3巡目に速攻狙いの1副露。
さらに、ラス目の由暉子ちゃんが6巡目にリーチをかけ、場は一気に一触即発状態に。
聴牌
が、直後にをツモってきた哩さんも待望の大物手を聴牌に入れる。
さて、と、どちらで勝負にいき、どちらを待ち牌にするのか.....。
どちらも生牌で危険であることに変わりはなく、既にが4枚出ている以上、では裏ドラが乗らない。
由暉子ちゃんの手牌にがあった場合に裏ドラが乗る可能性を考えれば、攻撃面でも守備面でもで押すのは難しい。
ここは順当に切りで勝負したいところ...。
大きな選択
しかし、選ばれたのはでした...!!
不敵な笑みを浮かべた哩さんは、ここでまさかの切りを選択。
理屈よりもリスクを取る.....さすが新道寺の
由暉子ちゃんのリーチを受けての哩さんの生牌切り。ダマで張っていた他の2校も警戒を強め、聴牌を残しつつ安全度の高い端寄りの牌をさばくことで対応していきますが、
リザベーションクリア
ここで強さを見せたのはやはり白水哩。不可解な切りに、残り1枚ので、3面張の由暉子ちゃんとのめくり合いに勝利する。
さながら、麻雀の神様がリザベーションの成功を後押ししたかのような圧巻の一局だった。
ツモ・メンホン・チートイ・赤1の1本場で6100オール。加えて、リザベーション6翻に成功したことで、大将戦にオーラス1本場が存在すれば、三倍満確定の12翻を姫子が和了ることに。
大将戦への波
この和了りによって、3校とも大将戦での役満の阻止、つまりはオーラス1本場の存在に警戒を強めていた。
能力の詳細を掴んでなければ和了形だけで、哩さんのリザベーションが6翻だったのか、7翻だったのかを判断することは出来ないので、他校はあくまでも7翻での哩さんの和了りから姫子の和了りを判断するしかない。
実際に、哩さんが掛けたリザベーションは6翻だけど、最終的な和了形が7翻になったことで、哩さんの言うとおり、無駄に警戒を強めてしまったかもね。まぁ、役満でも三倍満でもどちらにせよ警戒はされるだろうけど。
さて、哩さんの連荘が続くオーラス。なんとか、この流れを喰いとめようと考えるフナQたち。
なにを切る?
南4局2本場、をツモり、一向聴のフナQは、この手牌から切りを選択。
個人的にも、この場面なら切り派なんですけど、理屈的にはの方がいいのかな...?
タンヤオ確定での受け入れもあるから、切りの方が個人的には好み。
まぁ、そういう理屈はさておき、切りにざわつくものを感じ、直感的に切りを選択したフナQ。こういう感覚的なプレイングが、前局において大きな運命を導いたばかりでもあるから、その流れは大切にした方が良いのかもしれない。
偶然にもそんな流れが生まれているのか、哩さんからの先制の親リーにオリようとしていたフナQに、自身の有効牌であり哩さんの当たり牌でもあるが入った。
これにより、哩さんの現物であるが余ったフナQはすかさず、追っかけリーチ。
あのとき、を切っていたら、を抱え、聴牌が遠のいていたと思うと、信じる者にしか見えない"流れ"とはホントにおもしろいもの。
そして、4人聴牌のなか、フナQは見事にをツモり、メンタンピン一発ツモドラ3の倍満和了...!!
理屈から一歩先へ飛び出したことで生まれた和了り。もちろんデジタルが間違っているわけじゃない。でも、鍔際で自分の感覚、自分の意志を信じてみる。
それで生まれる和了りもある。182局で描かれた2局の和了りは、まさにそれを象徴しているようでもあったのかなと。
さて、これにて激動の副将戦が終了。各校の点数状況は、姫松:115,900点(+4,600)、千里山女子:112,400点(-18,900)、新道寺女子:107,000点(+11,500点)、有珠山高校:64,700点(+2,800点)となった。
先鋒戦からトップを走ってきた千里山がここで姫松に首位を取られる形になったけど、その差は3500点。むしろ、東1局の倍満キーと南4局1本場の三倍満キーの2つの大物手を秘めている新道寺が事実上、有利な状態で大将戦を迎えると見ることも出来る。
3校の背中を追う形になる有珠山の大将・爽も、万全ではないなかでどこまで喰い下がるのか楽しみでもあるし、オーラス1本場は果たして存在するのか、その席順も気になるところ。大将戦はワクワクが止まらない...!
個人的にはすばら先輩の笑顔が見たいので、やや新道寺寄りで見ている部分はあるけど、展開的には難しいんだろうなぁ。
次回は12/15発売号で掲載予定。いよいよ、泣いても笑っても、5決最後の闘い。大将戦、ちょー楽しみです。
リザベーションとはいったい.....笑。
阿知賀編よりぶっ飛んでて正直わくわくしてました
立先生は17巻の単行本作業にお疲れでブレーキ効かなくなっちゃったんですかねぇ笑。
私は千里山トップ予想とみてます。
ちょっと管理人さん、もう出産シーンにしか見えなくなっちゃったじゃないか。訴訟
頬を染めて発情しておられる方いましたけど健全ですよね。
5決終了後宮永家の秘密とワールドランカー特に、1位と宮永家の関係も臨海メンバーから明かされる事も高確率であるだろうけど、カムイで姫子を昇天させるシーンと、何か産まれるのか見てみたい。
それと、決勝の阿知賀は団体戦しか出てない事と清澄の咲和コンビの個人戦出場を考えると清澄が負けて阿知賀優勝になるか、臨海と互角の戦いで僅差で負けて世界大会につながると予想。