のんびりロンドン⇒あくせく東京(食べ物系)

2004年~2008年までロンドン駐在。東京に帰ってきてからも…食べ物の話を中心にノンビリやらせて頂きます。

オルビエート(Orvieto)旅行

2008-09-22 08:59:52 | 旅行・観光(大陸)
最後の旅行にオルビエートに行ってきました。
『Orvieto』はあまり知られていないかもしれませんが、ローマとフィレンツェの間、ウンブリア地方にある丘の上の城砦都市です。ローマから電車で1時間くらい。

※画像クリックで公式webサイトへ

ロンドン駐在4年半の間に色々なところを訪れましたが(ブログに書いてないとこも結構行ってるんですよ。どうでもいい話ですが…)、non-be夫妻的には、「雰囲気、食事とも、イタリア、特にトスカーナとウンブリア(=フィレンツェとローマの間)の田舎町が最高」との結論に達し、栄えある?最後の訪問地にここを選んだ次第。

まぁ、どこの国、どこの地方が良いかは、完全に個人の趣味の問題ではあるものの、オリビエートは素晴らしかった。ついでにローマも行きましたが、あまり書く気が起きませんもの(今回は有名観光地e.g.バチカン、コロッセオ等は省略したので。ローマの観光スポットは素晴らしいですよ。為念)。

まず、街の雰囲気が素晴らしい。
中世の臭いを残しながら、廃れた感じはなし。ローマと比べて治安も良く、本当にリラックスした滞在が楽しめます。「Figaro」とかの特集にいかにも出てきそうな感じですね。


そして食事。これが美味くて安い!
トスカーナ料理にかなり似ていますが、トリュフやポルチーニなど山の素材を贅沢に使った料理の数々は絶品です。
気に入ったレストランを2軒。

まずは「Trattoria Mezza Luna」。
Via Ripa Serancia, 3
Tel: 0763-34-1234

街の食堂といった気取らない感じ。1日目の夜と最終日の昼に2回行ってしまいました。昼は、お巡りさんの集団(近くに警察署あり)とかが集団で昼ごはんに来ているような雰囲気です。
ここの名物はスパゲッティ・カルボナーラ。僕の大好物ですが、ここのは間違いなく僕史上最高。ベーコンが根本的に違う気がする。しかも尋常じゃない量が出てきて、6ユーロ!あり得ない…。

その他の料理も全く文句のないvalue for money。地元の人に愛されるのも頷けます。飾らない食堂風の店ですが、昼も夜も予約したほうが無難です(ハイシーズンだけかもしれませんが)。


2軒目は「Trattoria La Palomba」。
Via Cipriano Manente, 16
Tel:0763-34-3395

前の店よりはもう少しキチンとしたレストラン。でも気取らないお店です。
この地方の名物は何と言ってもトリュフ!トリュフのパスタを注文すると、ソースの中に入っているのは勿論、更にその場で削ってかけてくれます。素晴らしく食欲をそそる香りです。これで10ユーロ!安い…。

その他の料理も安い。トリッパ、子牛のポルチーニソース…どれも本当に美味い。そしてオルビエートは白ワインの産地としても有名ですが、こちらも安くて美味しい。もう何も言うことありません。


いやぁ本当に大満足な旅行でした。完全に食べすぎ。でも後悔なし。
次はいつ来れるか分からないけど、また絶対に訪れたい街です。
ローマから日帰り圏内なので、皆さんも是非!

パリ旅行 (後編/パリ観光)

2008-08-02 10:10:33 | 旅行・観光(大陸)
(「パリ旅行/前編・シャルトル」からの続き)

シャルトルからパリに帰ってくると、お買い物をしつつまずはオペラ座へ。
豪華絢爛。メインホール天井のシャガールの絵も見事です。



その後、早起き(朝3時半起き!)が祟って疲れたこともあり、日本食を食べようとサッポロ ラーメン 2へ。
う~ん、高校時代の学食のラーメンと変わらん…。期待はしてなかったものの、やはり悲しい。


翌日は、Cuisine de Barでブランチを取った後、マルモッタン美術館へ。
有名なモネのコレクションは凄いの一言。

何度もパリに来てるものの十数年は行っていないようなベタな観光地をブラブラしながら、ボン・マルシェの裏手にあるアイス屋さんLe Bac a Glacesへ。甘さ控えめな懐かしい大人の味。暑かったことも手伝って凄く美味しい。
夕食はBistrot Saint-Honoreでブルゴーニュ料理。


3日目(最終日)は、まずはMariage freresで寝覚めの紅茶。僕はアールグレーをアイスで頂きましたが、マジで美味しい。イギリスの紅茶とは違った華があっていいですね。




マリアージュ・フレールから程近いLes Bouquinistesで昼食をとった後、シテ島でサント・シャペルとノートルダム大聖堂を見学。サント・シャペルのステンドグラスは一見の価値あり。




そこからサンルイ島に渡り、また有名なアイス屋さんBerthillonでアイス。本当に食べてばっかだなぁ。



宿の近くのサンジェルマン・デ・プレに戻り、言わずと知れたLes Deux Magotsでお茶。訂正。本当に食べて飲んでばかりです。しかし、これが最後のドゥマゴかぁ…感慨深い。


感慨に浸ったものの、ユーロスターに乗る前に晩御飯を食べねばならないと、ベトナム料理のKim Lienへ。再訂正。食べて飲んで食べてばかりです。フランスとつながりの深いベトナムなだけに、期待していったのですが、正直、Kingsland Road近辺のベトナム料理店達の方がレベル高い(でも美味しことは美味しいんですよ)。


今回は「当面の最後のパリ」ということもあって、"のんびり〟を旨とするnon-be夫妻的には、かなり詰め込んだ旅行となりました。暑かったこともあって、体力的にキツかったけど、それ以上に胃袋的に苦しかった(笑)。

それにしても、パリには本当に"華〟がありますね。何年後か分からないけど、また絶対に来るぞ!

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パリ旅行 (前編/シャルトル)

2008-07-28 07:12:44 | 旅行・観光(大陸)
先週、2泊3日のパリ旅行に行ってきました。
パリはこれまでも何回か行っているので、今回は今まで行けていなかった所とベタなスポットのおさらいといった感じです。

ということで、まずは今まで行っていなかったシャルトル大聖堂へ。シャルトルへはモンパルナス駅から電車で1時間程度です。ちなみに下の写真はモンパルナス駅のcafeにいたスズメ達。そういえば、ロンドンでは殆どスズメを見なくなりましたねぇ。


さてシャルトル大聖堂。
さすがは世界遺産という感じで、とにかくデカイ!ステンドグラスも美しいし、なにより雰囲気が華やかなんだけれども厳粛な感じで、とても気に入りました。


大聖堂近くのレストランで昼食。
快晴&暑すぎず、オープンテラスでの食事には最高の気候です。シャルトルは田舎だと思って侮っていましたが、お洒落な店が本当に多いし、なんてことのない料理が本当に美味い…隣の国なのに何でこんなに違うんでしょうねぇ…。



それにしても良い天気です。
日差しが明らかに強く、空気もロンドンと比べてカラッとしていて、本当に本当に気持ちいい…。フランス、やっぱ凄いかも。



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タオルミーナ旅行 (&帰国内示)

2008-07-22 10:23:17 | 旅行・観光(大陸)
夏休みを利用して、シチリア島のリゾート、タオルミーナに行ってきました。
映画『グラン・ブルー』の舞台として有名な高級リゾートとの触れ込み。
ロンドンでの最後の夏休みになる可能性が高いこともあって、張り込んで行ってきました(笑)。

結論から先に言ってしまうと、本当に素晴らしいところでした!海・景色・食事、全く申し分なし。
月~金曜日の5日間滞在し、金曜日の朝に東京の部長から「日本に帰国すべし」と電話が掛かってきて、本当に最後の夏休みになってしまいましたが、4年半のロンドン生活のフィナーレ(の最初)を飾るに相応しいところでした。

まず『海』。本当に青い…。
グラン・ブルー(観たことないんですが)で有名な、イソラ・ベッラ

ホテルのプライベート・ビーチ。
溜め息が出るくらいキレイな海なんですが、調子に乗って遊んでいたら、結婚指輪を海中に落としてしまいました…。紺碧のイオニア海に沈む指輪なんてロマンチック!と、自分を納得させることにしました(涙)。


ちなみに宿泊したホテルはここ。最後ですからね、張り込みました(笑)。
部屋のテラスからの景色、昼&夜。月の光がこんなに映える海を見たのは、いつ以来なんだろう。

ホテルのプール。プールサイドで寝そべっていると、海と空の間に浮かんでるみたいです。


タオルミナの素晴らしいところは、海だけではなく山の景色も素晴らしいところ。
Castelloにあるレストランからの夜景。エトナ山のシルエットが幻想的です。

タオルミナの街も適度にposhで適度に庶民的。とてもリラックスできる街でした。


そして『食事』。高級イタリアン~庶民的な味まで…もはや何も言うことはありません。


最高!でも、こりゃ食い過ぎだ…


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ブルターニュ・ノルマンディ旅行③ (ふたたびサン・マロ)

2008-05-12 05:42:23 | 旅行・観光(大陸)
モンサンミッシェルから帰ってくると早速夕食へ。

昨日とても気に入ったクレープ屋さん(Ti Nevez)を再訪。昨日はGallete Complete(卵・ハム・チーズ入り)を頼みましたが、今日はその名も『Ti Nevez』というスペシャリテを注文。卵・チーズ・プールレット・マスタードの入ったガレット(プールレットとは、アンドゥイユという豚や仔牛の腸系を詰めたソーセージのこと)。写真的には昨日と同じですが、これは絶品!ややクセのあるソーセージにマスタードが本当に良く合います。



デザートにもガレット&クレープ。直球勝負で砂糖とバターだけのGallete Beurre-sucreとCrepe Beurre-sucreを注文。う~ん、美味しいんだけど、やや上品過ぎるかな?というのが率直な印象。



最終日は遅く起き出してクレープ屋さんでブランチ(食べてばっか…)。
お気に入りのTi Nevezに行くか他を試すかで逡巡した結果、海側の城壁のすぐ近くにあるお店へ。

僕は魚のスープ(Soupe de poisson)を妻は再びGallette Completeを注文。魚スープは臭みも無くてホッとする味。ガレットは生地が厚めでやや重い。Ti Nevezの方が好みの味かな…。


ところが、デザートに再び砂糖とバターのみのクレープを注文すると、これが美味しい。モッチリして上品過ぎない生地の方がデザートクレープとしては良いのかな?


食事後は少し散歩(カロリーを消費しないと…)。
昨日の夕方は海だった部分(写真・上)が干潮時には完全に陸地になっており、街の向かいの小さな無人島へ。無人島からサン・マロの街を見ると(写真・下)、結構立派。よく造ったなぁ。



最後は船で空港のあるDinardの街へ。ディナールでタクシーが全く捕まらず焦りまくるというオチもついたものの、短期間に内容が詰まった充実した旅行でした。お陰で皮下脂肪も充実しましたが、ブルターニュは、また行きたいリストの上位にランクイン!


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ブルターニュ・ノルマンディ旅行② (モンサンミッシェル/Mont-Saint-Michel)

2008-05-11 19:15:29 | 旅行・観光(大陸)
2日目は、モンサンミッシェルへの日帰り旅行。

サン・マロからは、電車で15分のDol-de-Bretagneへ。そこでバスに乗り継いで35分くらいです(夏場はサン・マロからモンサンへの直通バスもあるようです)。

※大まかな位置関係。見にくいですがクリックで拡大

乗り継ぎ待ち(1時間くらい)したドルの街は、全く期待していなかったもののちょっとイイ。バグパイプを持った人達がパレードをしていました。ケルト人のお祭りなのかな?大聖堂も立派なのですが見る時間がなくて残念。


そしていよいよモンサンミッシェル。「どうせ江ノ島みたいなもんでしょ?」と舐めてましたが、実際に見てみると結構デカくて、あっけなく少し感動。

島に入ると、モンサンミッシェルを牛耳る『プーラールおばさん(La Mere Poulard)グループ』のお店が名物"スフレ・オムレツ〟の料理実演をしています。が、プーラールおばさんGr.は圧倒的な知名度を活かして明らかに割高な価格設定。オムレツ三昧のコースが25ユーロからって、ちょっと納得できないのでパス。


そこで向かった先は参道の中ほどにある『Mouton Blanc』というお店。妻がブログで探してきたらしい。モンサンミッシェル近辺は、"海岸地帯の塩分を含んだ牧草を食べて育った肉に微かな塩味を感じるラム肉〟でも有名。ここは白い羊という名の通りラム料理で有名らしいです。

前菜のムール貝からデザートまで、なかなか良いvalue for money。スフレオムレツって泡を食べてるみたいですが、まぁ悪くないもんですね。ラム肉は、new season直前だからか少し香りが強い。僕のようなラム好きには堪らないですが、そうでない人にはちょっとキツイかも。問題の"微かな塩味〟…ってこんなに濃く味付けしてあったら、そりゃ分からないですわ。


食事も終わり、いよいよモンサンミッシェル登山?天気も良くて結構暑いなかを登るのは意外とキツかったですが、シンドかっただけのことはあるパノラマ。修道院の内部も渋くてnon-be好み。

それにしても日本人観光客は凄い!日本人だらけです。写真は頂上のバルコニーの写真ですが、写っているのは全て日本人、混じりっけ無し(笑)!モンサンミッシェルは、何か日本人にアピールするものがあるんでしょうねぇ…。


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ブルターニュ旅行① (サン・マロ/St-Malo)

2008-05-06 09:25:17 | 旅行・観光(大陸)
5月頭のバンクホリデーを使ってブルターニュに行ってきました。あ、モン・サン・ミッショルはノルマンディ地方なので、正確にはブルターニュ&ノルマンディです。

土曜日の15:00頃、スタンステッド空港からRyanairでディナール(Dinard)空港へ。そこからタクシーで15~30分程度でサン・マロの街へ到着。到着時間18:00くらい。英国海峡を渡っただけなので、さすがに近い!近いにも関わらず、ロンドンと比べると明らかに温暖で湿潤。なんかこの気候だけで、心が寛いできます。

サン・マロの街並みは、とても可愛らしい。観光地化も"適度〟なところでイイ感じです。


ホテルにチェックインすると早速夕食へ。ブルターニュは魚介類(特にカキとかムール貝とか)が有名らしい。生ものを食べるには、流行っていて回転が良い店が鉄則と、旧市街のメインの城門(サン・マロは城砦都市)を入って直ぐの所にある一番混んでいる店へ。驚くほどとまでは言えないものの、この時期でこの味は充分に楽しめるというレベルで満足。


カキに満足はしたものの、あまりにも観光地観光地した店だったので前菜だけでお店を後にし、ブルターニュ名物「クレープ&ガレット」を目指して徘徊。熟年夫婦が2人で切り盛りし、客層も悪くない店を発見。

Ti Nevez
12, rue Broussais

全く偶然に探し当てましたが、ここ、無茶美味い…。とてもバターが利いているのに、上品で重くない。僕の中ではガレットはもう少しゴツゴツしたイメージ?だったのですが、シットリとしていて繊細。ホントに美味い。思わず翌日も通いました。




それにしても、この店でも日本語メニューが出てきたうえ、外に出てみてからメニューボードを見ると日本語雑誌の切抜きが…日本人の情報網、まさに恐るべし。

↓ずっと更新してなかったら、順位が凄い落ちてました!正確には「ずっと自分で投票していなかったら」ですが…
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モスクワ出張

2008-01-30 10:31:17 | 旅行・観光(大陸)
日曜日から2泊3日のモスクワ出張にいってきました。
モスクワは今回が4度目ですが、冬真っ盛りの時期は初めて。どのくらい寒いのかと、ちょっとワクワクしながら出発しました。

ホテルには夜9:00過ぎに到着。チェックインすると、同行したスコットランド人の同僚Dとともに、ホテルの人に教えてもらったロシア料理へ。

Godunov(ゴドゥノフ)
Teatralnaya square, 5, Moscow
Tel: 698 4480, 698 4490
場所柄(クレムリンから至近)もありとっても観光地レストランな雰囲気。店員さんも民族衣装とか着ちゃって、かなりコテコテ。が、料理は意外と美味しい。

前菜はやはりボルシチでしょう。

メインは"熊肉〟のdumpling。熊っすか…やっぱミーシャの国だよな…などと思いつつも、味付けは結構(見たまんま)東洋的。美味しい。

食事が終わると、モスクワ初体験の同僚Dは、どうしてもRed Squareに行くと主張。(寒くて行きたくないので)お前ねぇ、これは出張であって遊びじゃないんだからな、といったようなことを言うと、「今日は日曜日だ。日曜日に出発することでフィアンセにどれだけ文句言われたか。だいたい、日曜日に観光しちゃ悪いのか?云々…」と。はいはい。行きましょうか。

夜のクレムリンはとても綺麗です。が、しかし、寒い!とにかく寒い。風がヤバイ。耳が切れそう。ちくしょう、帽子を持ってくるべきだった…と思えば、あぁ、Dくん、キミはちゃんと持ってたのね…。





翌日は、モスクワ事務所の同僚(グルジア人)の薦めるグルジア料理へ。
※日中は激しく仕事してます。為念。

Genatsvale-arbat
Tel:495 203 9453
このレストラン、前に違うロシア人に薦められて来たこともあるので、どうも相当に有名なようです。昨日のレストラン以上に観光客相手な雰囲気が漂いますが、グルジア人もお勧めなので、味は確かなのでしょう。
モスクワではグルジア料理はとても人気があるようです。グルジア料理というと、新鮮な野菜と炭火グリルの肉・魚。さすがにトルコの隣国だけあって、ほぼケバブです。

付け合せのメニューを見ていた同僚D(スコットランド人)がバカ受け。「おいおい、ポテトばっかじゃん!」。いえいえ、あなたのお国も似たようなもんですよ!

グルジア料理名物、新鮮な生野菜!たしかに新鮮で美味しい。が、これは草ですな。妙にヘルシー感一杯。

メインはラムの炭火焼。臭みもなく、言われなければラムだと分からないかも?と思わせるほどの軽さ。美味しい。

今回の出張は2泊3日と短かったけど、仕事も順調だったし、メシも美味くてとても満足。
それにしても、モスクワの物価は高い。感覚的にはロンドン以上。
出張先のお客さん回りでも感じたことですが、こういう物価高(ルーブル高)を目の当たりにすると、オランダ病の再発リスクも現実感を持って認識しておかざるを得ないかなぁ、などと思ってしまいました。

これは定期的に訪れて、経過を観察しないと!次は何食べようかな…

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アンダルシア旅行(後編)コルドバ

2008-01-27 04:04:18 | 旅行・観光(大陸)
アンダルシア旅行最終日はコルドバ観光。

まずは世界遺産「メスキータ」へ。間違いなく凄い。が、ちょっと世界遺産慣れしてきてしまった感もあり、どうも感動が弱い。でもイスラム部分とキリスト教部分の融合した世界最大級モスクの存在感は、やはり圧倒的。



メスキータを出ると、これも世界遺産に指定されている迷路のような街、「旧ユダヤ人街」へ。ユダヤ人の歴史に思いを馳せつつも…これが世界遺産?というのが正直な印象。


最後の昼食はメスキータの前にあるバル。日本人団体旅行の待ち合わせ場所にも指定されているようで、日本人観光客が凄く多い。味は、正統派のバル料理?といった感じで充分美味しい。最後に食べたハモン・イベリコが期待を上回る美味しさでビックリ。



コルドバからマラガへ再び新幹線「Ave」で1時間半程度。快適な旅を楽しみつつも、今回はあまりにも充実していただけに、名残惜しい気持ちが一杯。


いやー本当に素晴らしい旅行でした。アンダルシア住みたい。少なくとも日本に帰る前に、なんとかもう一度来たいなぁ。

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アンダルシア旅行(中編)セビーリャ

2008-01-21 08:52:18 | 旅行・観光(大陸)
グラナダから長距離バスで3時間半ほど掛けてコルドバへ移動し一泊。
この夜、衝撃的な出会いが…。

翌日は高速列車Avantでセビーリャへ45分程度。
スペイン新幹線といえばAveが有名ですが、Aveは機関車タイプなのに対し、AvantはEMU(Electric Multiple‐Unit)ですが、最高時速は殆ど変わらず乗り心地も快適。

※僕は鉄っちゃんではありません。

セビーリャでは、さっそくアルカーサル(世界遺産)へ。今回の旅は本当に世界遺産だらけですが、ここも世界遺産の名に恥じません。ライオンの門、大使の間、庭園…どれも本当に美しく、やっぱアラブって凄いかも!と実感。





お昼はサンタ・クルス街のバルでタパス。グラナダよりやや高めですが、それでも安い。お店もお洒落で満足。ちなみにサンタ・クルス街は本当に迷路みたい。方向感覚を無くしたものの、その迷い感が面白い。




食後はセビーリャのもう1つの世界遺産カテドラルへ。さすが世界三大カテドラル(サン・ピエトロ、セントポール)のひとつ。デカイです。



本日は再びコルドバ泊。帰りは念願の?Aveで43分程度。やはりAveの方が微妙に早い。なんか飛行機みたいなサービスを受けましたが(映画とかも上映!)、座席間隔がやや狭い。

※それでも僕は鉄っちゃんではありません。

グラナダでの夜は、昨晩に衝撃を受けたバルを再訪。やっぱ美味い…。

アンダルシア旅行(前編)グラナダ

2008-01-20 09:42:37 | 旅行・観光(大陸)
年末に3泊4日でアンダルシアに行ってきました。スペインは、マドリッド、バルセロナに次いで3回目。

初日、easyJetでマラガへ飛んで、長距離バスで1時間半掛けてグラナダへ。長距離バスは全席指定の模様。ギリギリにチケット買ったら奥さんと別々の席に…まぁ、爆睡するだけなのであまり関係なし。

グラナダに到着すると、まずは世界遺産アルババイシン地区へ。天気も良くてアルハンブラ宮殿が綺麗です。


アルバイシン地区から降りてくる途中barで一休み。昔、タカノリッチ氏が「グラナダのバルは飲み物を頼むと無料のタパスが勝手についてくるから最高!」と言っていたけど、本当についてくる!これはお得。


カテドラルを見た後、ホテルに帰って一休みしてから(休んでばっか…)夕食へ。
スペインの人って宵っ張り?グラナダの街は、昼間よりも人通りが多くて活気があります。


夕食はガイドブックに載っていたレストラン「Sevilla」へ。前菜で頼んだスープは、トマトベースでさっぱりしていながら、中に入っているワカサギのような小魚のフライがコッテリ感も出していてなかなか良し。当店の売りらしいパエリア(外人さん観光客もみんな食べていた)もマズマズといった感じ。





翌日はスペインNo.1の観光スポットと言われるアルハンブラ宮殿へ(チケットの事前ネット予約は必須)。
さすが人気No.1。スケール大きいのに、天井・床・壁の細工は緻密。アラブって凄い?雪を頂いたシェラネバダ山脈も美しく、今まで行ったことのある史跡系観光スポットとしては、間違いなく一押し。






コルドバに移動する前に昼食でバルを4軒ハシゴ。本当に無料タパスがついてきます。でも無料タパスの話ってガイドブックに一切書いてないんだよな…。もしかしてクリスマスの時期だけなのかしら?



ベルギー旅行(後編)ブラッセル

2007-12-16 09:31:18 | 旅行・観光(大陸)
ブリュージュからブラッセルに戻り、ホテルにチェックイン後、観光を開始。

まず、グラン・プラス。「世界で最も美しい広場」と言われることもあるそうですが、一番かどうかはともかく確かに綺麗。


となりのイロ・サクレ地区は活気があって楽しいものの、こういう場所のレストランは避けるのが鉄則とばかりに、基本的に素通り。同地区には有名な小便小僧に対抗した『小便小娘』がありますが、これはちょっと…。暗い路地裏にあるうえ、そのポーズはやはり頂けません。


続いて"世界三大がっかり〟の一つと称される『小便小僧』。最初から三大ガッカリと聞かされていたこと、直前に小便小娘の悲哀を見せられてしまったこともあり、「お、結構いいじゃない?」というのが感想。ことほど左様に印象というものは相対的です。


そこから徒歩で王宮近辺を抜け、夕食へ。


今回の目的のひとつ、在欧邦人の中で"欧州一〟との呼び声もある(意見は分かれるようです)ラーメン「やまと」へ。このお店、営業日・時間が少ないうえ不定期のお休みもあることで有名。以前にも出張の度に2回ほど訪れるも、いずれも空振り。「三度目の正直」とばかりに今回は定休日も調べて完璧を期しました…が、結果は「二度あることは三度ある」の方でした。本当に縁が無いみたいですねぇ。


ということで、夕食は秋冬の名物「ムール貝」。同じ会社のブラッセル駐在の先輩に教えて頂いたお店(ヤマトのすぐ近く)で頂きましたが、これが最高!なので、別ページにアップします。

翌日は、もう一軒行きたかったムール貝のお店でランチを食べ(これも美味しい)た後、お洒落なお店が集まるグラン・サブロン広場へ。ブラッセル(ベルギー)というと、お洒落なカフェが立ち並ぶ凄く素敵な街…というイメージがありましたが、現実は…。でも、この一角「だけ」は確かにお洒落でハイソな雰囲気です。Wittamer(ヴィタメール)でお茶をしてから、Pierre Marcoliniでお土産購入。帰りのユーロスターで食べるようにエクレアを買いましたが、これは美味かった!


一泊二日でブルージュ&ブラッセルとスーパー駆け足の旅でしたが、綺麗な景色と美味しい食べ物でトータルの満足度は結構高い。問題は、次に出張で来た時にヤマトをどうするか…それが悩みどころです。

ベルギー旅行(前編)ブルージュ

2007-11-11 21:22:23 | 旅行・観光(大陸)
11月初に1泊2日でベルギーに行ってきました。ブラッセルへは出張で何度か行っているものの、観光をしたことがなかったうえブルージュは初めて。皆さんブルージュのことをべた褒めするので、かなり楽しみにしていました。

朝一のユーロスターでブラッセルに着くと、そのままブルージュへ。
駅のコインロッカーに荷物を預けてブルージュ観光開始。ちなみに、ベルギーのコインロッカーはなかなかハイテクで使い易い。

ブルージュの街並みは切妻屋根の建物が並びオランダっぽい雰囲気。マルクト広場や聖血礼拝堂があるブルグ広場なども立派。


お腹も空いたのでブルグ広場の近くのレストランへ。この辺の名物らしい「フランドル風カルボナード」を注文。明らかに観光客向けの店に適当に入ったので期待してませんでしたが、予想通りのお味。まぁしょうがない。


市庁舎の裏手辺りの風景。なるほど「水の都」っぽくなってきました。しかし、これだけ天気が悪いのに綺麗な景色です。晴れてたら相当凄いに違いない。


ペギン会修道院。世界遺産…という割にはやや地味だと思ったんですが、写真に撮ってみると意外と綺麗。


駅へと帰る途中にある「愛の湖公園」。なんか凄い名前ですが、美しい公園でした。写真でうまく伝わらないのが残念ですが、天気が悪かったこともあってか凄く幻想的。泊まりでゆっくり散策したかったと少し後悔。


【結論】ブルージュはとても美しい。日本人が思い描く『ヨーロッパ』のひとつの典型のような街です。ドイツとオランダとフランスの色んな要素が入ってます。場所によってはコッツウォルズにも似て見える。日本からの親類や友人も喜ぶんじゃないかな。今度は泊まりで是非もう一度来たい。

ギリシア旅行(後編)サントリーニ島

2007-11-05 04:36:38 | 旅行・観光(大陸)
3日目はサントリーニ島へ移動。
とても小さなプロペラ機で行きますが、ボロ過ぎる…。エアコンが壊れている飛行機って、どう?しかも、途中で耐えられなくなった乗務員がコックピットの窓を開け、さらにコックピットと客室の扉を開けて空気を入れようとするとは…頼もしい限り。


島に着くと早速の観光。どこを撮っても絵になります。
とても可愛らしい街並みですが、あまり洗練されているという感じでもなく妙にくつろげるという面も…。この辺は好みの別れるところでしょうか。


そして何といっても夕陽がキレイ!『世界で一番綺麗な夕陽』と紹介されることもあるそうですが、世界一かどうかはともかく、確かに最高です。


アテネほどではないものの、サントリーニもとにかく暑い。根性なしのnon-be夫妻は、日中はホテルのプールでボーっと過ごし、夕方になると町に出て夕食を取るという生活パターンが確立。昼食はプールサイドでパスタ等を頂きましたが、結構美味しかった。ちなみに宿泊したホテルはここ。大きすぎず小さすぎず、落ち着きもあって良いところでした。(ちなみに、サントリーニは火山島のため砂浜は黒砂で、あまりお勧めできません。)


食事は特筆すべきものがない観光地レストランばかりに行ってしまったので(リサーチ不足…)、あまり書くこともないのですが、「ギロピタ」は美味しかった!最終日の夕食は、フィラの街にあるギロピタ屋さんを5軒もハシゴ。超満腹かつB級(C級?)グルメに大満足でした。

ギリシア旅行(中編)アテネ②

2007-10-29 04:58:11 | 旅行・観光(大陸)
2日目はパルテノン神殿へ。ゆっくり寝て、ゆっくり朝食を取って、昼前に出発。相変わらずユルイ旅です。
パルテノン神殿へは路線バスで入口まで行けますが、そこからアクロポリスを徒歩で登ります。なんてことはない坂道なのですが、とにかく暑づぃ…。
でも暑い思いをして登っただけのことはあり、さすがにパルテノン神殿は立派です。


アクロポリスで体力を使い果たしたので、軽い食事をするために街中へ。アテネのブランドショップが集積しているエリア(その規模は極めて小さいですが…)にあるイタリアンへ。名前を忘れてしまいましたが、お洒落なお店かつ頂いたパスタも最高!


パスタを食べて体力を回復したハズだったのですが、30代半ばの老体は既に酷暑に削られていたいたようで、買い物をしてからホテルへ。シャワー、昼寝を挟んでホテルの近くで夕食。ユルい…。
でもホテルの屋上バーからのパルテノン神殿も綺麗でした。