旅の2日目は「ハワイ海水浴場」へ行きました。
モミィが最も楽しみにしていた海水浴です。
ホテルへ迎えにきてくれたタクシーに乗り込むと、
「どこの海水浴場に行かれますか?」
と、運転手さんから尋ねられた。
「えっ? どこのって?」と僕。
「いくつかありますのでね~」と運転手さん。
「あ、そうなの。ハワイです、ハワイ海水浴場」
「はい。わかりました~」
そんな具合だった。
このあたりは、良質な砂浜が多いのだろう。
聞けば、近くにはいくつもの海水浴場があるという。
「いちばん賑やかなのはどこですか?」
と、念のために聞いてみた。
「やはり、ハワイ海水浴場ですかねぇ」
あぁ、よかった。
休憩所や食堂などがあることが、必要である。
何もない、ただの浜辺と海では、昼食もとれないもんね。
そして、その「いちばん賑やかな」海水浴場に着いた。
「お帰りの際は、ここへ電話をしてください」
と、タクシー会社の電話番号のメモをもらった。
そこには「日の丸タクシー」と書かれていた。
さて、いちばん賑やかな海水浴場ということだったが…
何枚か写真を撮ったけれど、
これが、いちばん多く、人が写っている写真である。
つまり、パラパラとしか、人がいない。
神戸の須磨や和歌山の白浜などの海水浴場に慣れているので、
これほど人が少ないと、何となく拍子抜けしてしまう。
でも、海水はとてもきれいに透き通っていて、
須磨や白浜の海水とは比べ物にならない。
さすが~、日本海である。
この日は快晴で、風もなく波もほとんどない。
だから浜に波が押し寄せるということもない。
こういうのも、僕などはとても魅力に感じた。
モミィは大喜びで、浮き輪に乗ったり、
バチャバチャと、スイミングで習っている泳ぎをしたり…。
僕も入ってみたけれど、胸の辺りまで浸かると、
「ぎゃっ」と思わず叫んだほど、水が冷たかった。
で、モミィが持っていた浮き輪を拝借し、
そこへ乗ってぷ~かぷ~か、静かな波に揺られていた。
まぁ、日常のいろんなことも忘れて、
の~んびりと、1日を過ごしました。