銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

お蚕さま。

2017年07月12日 | ムムムッのMは紙一重

天気のいい、が、蒸し暑い日。

湖東・木之本町大音へ行ってきました。

お目当は今の時期だけ行われている「糸取り」。

蚕の繭を湯で煮つつ座繰機(ざぐりき)で糸を紡ぐ

昔ながらの作業の見学です。

「糸取り」のすごいところは観光用に行なっているのではなく

現在も産業として行われているということ。

大音は生糸の生産によって栄えましたが、化学繊維の代等により

業者は徐々に減っていき、今は「佃平七糸取り工房」一軒のみとなっています。

工房へ着くと既に作業の真っ最中。

繭を煮ているお湯は約70度。その中にある繭を素手でほどき、

座繰機につけていきます。

ただでさえ暑い中、さらに暑くなるため糸を紡ぐ方は汗みずく。

「クーラーを使うと糸が乾燥してしまうから使えんのよ」

元は生き物。繊細なんですね。

一つの繭から取れる糸は1200m。それらをよりあわせる作業を繰り返すと

美しい光沢の糸が完成します。

鍋の加熱はIH、座繰機の動力は電動モーターになったそうですがそれ以外は昔のままだそう。

出来上がったツヤツヤと美しい光沢の糸。

看板犬?のケン。目線もバッチリです。

 

ここでしか見ることができない、聞くことができないお話に

熱心にメモを取るお客様も。

 

ここで作られた糸は同じく木之本にある「丸三ハシモト株式会社」に運ばれ

三味線や琴の弦に加工されます。

こちらの会社は明治41年からずっと和楽器の弦を製作。

昔は生糸しかなかった弦ですが、ナイロンが入ってきたことでやはり

同業の会社が減って行ったとのこと。

「大阪の文楽で演奏されてる方の楽器はみんなうちの糸です。

 細々となんとかやってますよ。」

弦作りのために並ぶ道具はどれも骨董品と言えるものばかり。

新しい道具よりも昔から使っているものの方がずっと優秀なんだそうです。

ウコンで黄色く染められた糸。なぜ黄色に?

「昔は蚕の繭はほんのり黄色で今みたいに真っ白ではなかったんです。

 昔と同じようにするためにあえて黄色に染めるんですよ。」

なるほど。

 

水上勉の小説「湖の琴」にも出てきた大音。

昔ながらの風景が絶えずに続いていくことの難しさと素晴らしさを学んだ旅でした。

 

しかし暑った〜

 

 ********************************

☆7月14日(金)「宝塚大劇場・月組公演ALL FOR ONE」

 初日公演15:00~ A席・B席 各2席あります。

 詳しくは、コチラ≫

********************************

さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
*******************************

バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…

銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*************************

 
 
 
 
 
 

 

『国内旅行』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 文月頼り。 | トップ | 銀ステ添乗員定義 »
最近の画像もっと見る

ムムムッのMは紙一重」カテゴリの最新記事