うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

キター!(後編)

2008-11-30 | 恐るべし一族
ご一行様到着直後から、ひたすら無言のだんな。
そのため、いろんな窓口は私である。
ちょいちょい、と手招きされて、義父に祝い封筒を差し出された。
見たこともない厚さで紅白の水引が引きちぎれそうなほどぱんっぱんである。

ちょw こんなん受け取れんわよ。
3歩の距離にいるだんなを叫んで呼んで、ちょwこれwwと促した。
もともとお祝いは断る方向だから、と、実家には話していただんなは瞬時に沸騰!

「こんなん受け取れるか! そもそも祝い自体いらんっつっとったろーが!」
「祝いは渡さにゃいけんもんったい!!」
一歩もひかないお義父さまに、私も、努めて冷静に、
「お気持ちはありがたく受け取ります。でもお気持ちだけで充分です。こんな大金はご自身のため、○○さん(義妹)たちのためにお使いください」
と説明する。しかし後ろではお義母さまと親戚の方とが「気持ちなんだから受け取るべき」「子供にしてやるのは当然」などと、お義父さまにさらなる力を与えている。

「○▲×■!!」
「◇☆※▼○!!」

すでにお義父さまとだんなの会話は怒鳴りあいに発展しそうである。
はっきりいって生きている地平が違いすぎて、意見の合うときは来ないと思う。
このままいっても嫌な空気が果てなく続くだけである。そしてうちが押し切ってコトが終わっても、だんなはその空気を解消する努力は一切しないのは明白・・・
あと数時間はともにすごさねばならんホストとして、私は後のことを想像するにつけメンドクサさMAXになり、だんなの服の裾をつかんでこう口走った。

「もうめんどくさいから受け取っとけ!」

ふと我に返ると、私を見つめているご一行様!
やっちまった! 本音どストライク!!!

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あのお祝いは、なにかの折に返すために、そのまま金庫におさめられましたとさ。
ご一行様の記憶も、そこに一緒におさめられましたとさ。ウソだけど。

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2 コメント

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Unknown (なお)
2008-12-01 10:31:00
ああ、分かるかも…
なにもかもソツなくこなすはずだった…のに
なんで??なんでやっちゃうの私ていうことあります
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Unknown (YOU子)
2008-12-01 22:24:30
なおさんもこんなことありますか!
お仲間がいて一安心(微笑)

でもなんでこうなるんでしょうねぇぇぇぇぇ
死ぬほどがんばったのにーーーーーーー
本人はそんなオチいっこも求めてないのにーーー
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