DANGER！

前もこのタイトルで書いたことがある気がするが、あいかわらず危険きわまりない実家である。
何が危険かというと、特に冷蔵庫。
晩御飯の食材を入れるために開けたそこは、一人暮らしの家に巨大冷蔵庫が２個もあるにもかかわらず、ぱんぱんである。
中身を整理せねばなるまい。
とりあえず手近にあるものからひっぱりだしていく。

深めの発泡トレイに何か入っている。
３色の丸いものがいっぱい詰まっている。
？？？
ラベル発見。何とか解読。

●かつて巨峰だったものと判明。

手前でコレですか！　と激しい衝撃を受ける。
ラップしてないボールが見えた。中身は何だろう？

●ちょっと表面乾き気味の生牡蠣。

・・・・・危険ですから。命が危ないですから。
姉ちゃんに聞くと、年末に姉ちゃんがあげた奴でないかという。
袋にぐるぐる巻きにして即ゴミへ。ボールは熱湯消毒。
その奥にはくくったビニール袋が入っている。

●原型をとどめてない何か。

追及したくないのでそのままゴミ箱いき。
そうこうするうちにすべてのものが捨てられ、掃除をして新しいものを入れて冷蔵スペースはいっぱいになったため、今度はチルド室を掃除することに。
スライスチーズ発見。なんか固い気がする。賞味期限いつのだ？？

●2005年9月。

姉ちゃん、こんなものがぁ！！　と、再び泣きながら訴えると、姉ちゃんは冷蔵庫の横の棚を指差した。

●2004年の素麺（箱入り揖保の糸）。

しかも母はそれを姉ちゃんにあげようとしたという。
恐ろしいことにその箱が一番上で、下にいくにつれて年代が古くなっていた。
一番下は前世紀の遺物であった・・・・。

我が家に男の兄弟がいなくて本当によかったと思う。この環境で育った私たちすらかなりイヤなのに、普通の家で育ったかわいいお嫁さんにはムリであろう。