月光浴

昨日は雪に閉じ込められた。
夕方の５時にようやく除雪車が来て開放。
今までにない経験である。

おかげで晴耕雨読ならぬ晴耕雪読。
旭爪（ひのつめ）あかね著　月光浴を読むことができた。
一気読み。

『月光浴』は私の人生を地に足が着いたものにしてくれた。
雪だけでなく昨日は忘れられない日となった。

映画『アンダンテ』の原作本『稲の旋律』の最終章。
月の光に照らされて　
歩く速さで
千華の歩みだす道は、と帯にある。

扉を開いて
歩く速さで、やさしく、愛情をもって
そして、人に助けてもらいながら、
外の世界に歩みだす

引きこもりから外の世界に歩みだす
日光浴から月光浴ということばを生み出した。
言いえて妙。

本の中には登場人物の魂の言葉が並んでいた。
あすから、少しそれを紹介できたらと思う。
魂の言葉。
私もそんな言葉を叫んでいけたら・・・