農マライゼーション

サラリーマンしながら趣味の米つくりです。無化学肥料・無農薬です。自然農法というよりホットケ農法です。

エルピダは日本一の改造者

2010年09月19日 11時37分28秒 | Weblog
横浜のエルピダに駿介号の車いすの改造に行く。
朝、1時半に起床のつもりが3人とも1時に目が覚める。
1時半スタート。
浜名湖を観、富士山にお目にかかって、予定どおり10時チョッキリに到着。


目的はジョイスティックから手が落ちる。
前後左右に動いた時指が手から離れてすばやい操作ができない。
腰が動いて前かがみになる。
この3つの解決。

すべて、電動車椅子サッカーをしていた時の問題点。
親がしっかり調整してやらないと人に攻められる点。
何とかしてやりたいができない点。
私の頭では解決できない点。
よって、神に祈る気持ちの点。

今回も。
見事に解決してくださった。
どうしてこれだけすごい改造ができるのか。


1番に取り組んだのがバッテリー2つを倒すもの。
30分で片付ける。
胸のベルト15分。
問題はジョイスティック。

形で片付けるしかないだろう。
しばらく考えておられたが、とりあえず試してみようとつくられたのはT字型の取っ手。
駿介命名、シュモクザメから撞木型ジョイスティック。


タイヤとモーターのジョイントの遊びを溶接。
前タイヤを交換して出来上がり。

サー動いてみて。
くるっと回ってビックリ、がっかり、息消沈。
振り回されて手は落ち、腰ははずれ、頭もはずれヘットレストから外れてしまった。
息はハーハー。
目は涙目。

私も落ち込む。
あきらめ感が頭をかすめる。
中村さん、平然と中村マジックを見せること30分。
簡単に解決。

後ろタイヤの軸と体の軸を合わせる。
ひじも軸の中。
ほとんどぶれない。
今まで見たことのない早さだ。

これぞ、エルピダ中村マジック。
身体にあったコンパクトでシンプルで低重心でミッドシップ。
感覚的に動くことができる。

そしてエルピダの改造は障害児の生きかた、人生を変えるのである。
駿介は前輪を浮かせるウイリーを楽しんでいる。



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