久しぶりの更新、気が向いたそんな午後。
相変わらずの寒さが手足を冷やす。やはり冬は苦手だ。
冷たい空はひんやりと灰色に凍え、地面に向かうほど赤色を帯びている。
立ち並ぶ町並みも皆、背中を丸めているようだ。
新しい季節を迎える頃には、何か喜ばしい兆しがあるだろうか。
日ごとに暖かくなる、ただそれだけで何かに期待してしまう自分がいる。
世の中は変わってしまい、無邪気に喜ぶ事がはばかられる状況だけれども、
我々はまだ生きている。どうしようもなく【生】に喘いでいる。
ギターを弾かなくなった。そして歌わなくなった。
時間が過ぎ、そしてともに生きる家族がふえた。
音楽は大事なものだった。命がけで大事な全てだった。
なにかの合間に、余興でやったらいい…そんな気分にはなれなくて、
視界から外してしまった。
楽器屋の匂い、ふらっと寄った。
あの頃の感覚を呼び覚まし、胸騒ぎに似た戸惑いが動悸を激しくさせた。
自分の持ってるエフェクターはそのままヴィンテージに…。
新しい音楽はまだこれから生まれるか?
世界を席巻する音の報せは届くのか?
兆し。
その時はまたギターと真空管アンプ、そして古臭いエフェクターを繋いで、
鳴らすだろう。
共に立つ仲間がそのとき現れるのだろうか。
いいさ。
独りだって構わない。
そんな兆しが、ある時光となって差し込んで来たなら、その光を増幅させて、
この凍えた曇り空を、blue に変えてしまいたい。
古臭いヴィンテージでも、接点はまだ死んじゃいない筈だ。
ノイズは乗ってしまうけれど(笑)











