いつもカバンに2冊の本を

刺激を受ける本を探し続ける終わりのない旅をしています。
みなさんに共感してもらえる素敵な一冊が見つかれば嬉しいです。

人を育てる側に近づいたと思いたい

2016-09-19 10:58:29 | 読書

上司の9割は部下の成長に無関心 「人が育つ現場」を取り戻す処方箋 前川孝雄



本の評価ポイント本の評価ポイント

最近、人を育てる的なニュアンスの本に興味が湧いてきました。
自分もいよいよ、一歩上のステージへ上りつつあるのか?と思って、満足しています。
(職場の人に話をしたら”全否定”されそうですが。)

タイトルどおり、人を育てることはないがしろにされがち。
会社を上げて、経営資源であるヒトを育てることが、企業を日本経済を盛り上げる切り札。
短期的な結果ではなく、長期的な視点に立つ我慢が必要。
そんな内容だったと認識しています。

人材育成のポイントが出ています。

仕事を身に付ける上で役に立った上司からの指導・育成
(上から部下から見た人材育成です。左側の順位が上司から見た人勢育成)
1位 39.2% リーダーシップをとる機会を与えられた(7位)
2位 34.0% 多様な経験を積める仕事を与えられた(11位)
3位 26.9% なるべく自分で考えるような指導をしてくれた(1位)
4位 25.6% 仕事に対する姿勢を指導された(3位)
5位 19.4% 能力の伸長に応じて次のレベルの仕事を与えられた(2位)
※ 書籍ではグラフで書かれていますが、文字に無理やり加工しています。

部下と上司の人材育成のポイントはずれているということがよく分かります。

そのとおりと思える部分です。

・・・自分がボランティア組織のリーダーだったら、あるいは地域の町内会長、・・・だったらと想像してみてください。・・・おそらく誰しも、「指示」や「命令」ではなく、「相談」や「お願い」をするというスタンスで臨むのではないかと思います。
 上司とは、上からものを言う立場ではありません。どうすれば部下が気持ちよく動いてくれるか、視点を変えれば自ずと見えてくるのではないでしょうか。

読む本のジャンルの変化とともに、仕事力、人間的魅力がアップしてほしいと願っています。
まあ、そんなに簡単ではないですよね。
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また台風ですね。
ブログの更新頻度は高くないのに、「台風」、「台風」と何度も書いたように思います。

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