「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」を観てきました
以下、ネタバレが含まれていますのでご注意を
【あらすじ】
17歳そして、ホグワール魔法魔術学校の最終学年である7年生となったハリー・ポッター。
親友ロン、ハーマイオニーと共に、復活したヴォルデモート卿を倒すための旅に出るのだが・・・
デヴィッド・イェーツ 監督作品 原作: J・K・ローリング
遂に、遂にハリー・ポッターシリーズが最終章に突入です・・・
小説から数えると、もうかれこれ10年くらいの付き合いなりますかね・・・あの頃は若かった・・・
長かったですけど、これで終わるのかと思うとやっぱり寂しいですね
そんな最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」の映画化、今作は前半部分のPart1です
観る前から思っていましたが、この映画は出来云々ではなく、途切れずに続編が公開されたことが1番大事です
そういう意味で、同じ3人がちゃんと同じ役を演じ続けてくれたことには頭が下がります
しかし、ハリーやロン、ハーマイオニーらは大人になりましたね~
最初の方なんかは「ぼく、ハリー」なんて小っちゃい子だったのに、今ではすっかり大人びて、髭も濃くなってきて・・・
でも時折、目元なんかにあの頃の面影があったりします
このシリーズ以外の作品に出演しても、このイメージを払拭するのは並大抵のことではないですよね・・・
まぁ裏を返せば、それだけこの「ハリー・ポッター」シリーズが偉大だということでしょうけど
小説を読んでいて、この最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」は鬱々として重たい空気満載だったんですが、
やはり、映画化されてもその通りでした・・・
前作で、最も偉大な魔法使いであり、ハリーの最大の理解者であったダンブルドア校長が殺され、
仲間も傷つき、倒れ・・・これまで苦しい時も楽しい時も一緒にいた梟のヘドウィグとも悲しい別れが・・・
けれどヴィルデモート卿を倒すため、どこにあるかも分からない分霊箱を探さなければならない・・・
いつ死喰い人に発見されるのか・・・ヴォルデモート卿の力が膨れ上がり変わっていく社会・・・
大きなストレスに包まれながら、ハリーらは旅を続けなければなりません・・・
そんな中、ハリーとロンがいがみ合うシーンがあったのですが、ラジオのノイズをバックで流し、
その不協和音を表現していたのは面白かったと思います
これまでも何かの目的があった時、ハリーらは無茶な計画を立て実行してきました・・・
今までもそうだったのかもしれない「失敗=死」の「死」の現実味が、今までよりずっと重くなっていますよね・・・
だからハラハラ感が、良い意味で「楽しめる範疇」を超えていたかもしれません
こりゃもう大人向けの作品なんでしょうか
正直、小説の内容をほとんど覚えていなかったので、観ながら思い出していく形でしたが、
ヴォルデモート卿の分割した霊魂を隠した「分霊箱」って、いくつあって、いくつ破壊して、いくつ残ってるの?
というのが終始はっきりせず、モヤモヤしていました・・・2巻で破壊したトム・リドルの日記しか分からなかった・・・
せっかくのシリーズものなんだし、壊した「分霊箱」を過去のシーンと共に紹介してもらえると良かったんですけど・・・
監督が違ってたりするし、過去のシーンは使えないんでしょうかね
死の秘宝の1つで最強の杖である「ニワトコの杖」を手に入れた、ヴォルデモート卿・・・
今作で1つ破壊できたものの、どこにあるかも分からない残りの「分霊箱」を探すハリーら・・・
そしてこれまでの伏線・・・それら全てに決着が付くPart2が楽しみです
衝撃と感動のフィナーレに置いてかれないように、皆さんも劇場へ
最後に、予告編を貼り付けておきます!良かったらどうぞ