徒然なるのゐどる

ふしぎにさびしい宇宙の果てを
ふわりふわりと昇って行こうよ。

手を揉む男

2008年07月13日 | Weblog
高田馬場の駅の下で、二人の男がなにやら言い争っているようだった。

ひとりは髪を金髪に染めた大柄な男。
もうひとりは、ひょろひょろにやせたメガネのサラリーマン。

金髪の男が、ひょろひょろのサラリーマンに手を出して、何か言っている。
ぐいぐいと手を男に押し付け、何か言っている。
金を出せ、といっているのだろうか。
サラリーマンはその手の前で戸惑っているように見える。
恐喝なんじゃないかと心配しながら、彼らの前を通り過ぎる。

ところが、本を買って下へ降りてみると、事態が進行していた。

相変わらずの場所に金髪の男と、ひょろひょろのサラリーマンは立っていたのだが・・。
なんと!ひょろひょろのサラリーマンの男が、金髪の男の手を揉んでいるではないか。

何、実は男は按摩さんなのか?
いったいどういう状況で、街角で立ったまま男の手を揉んでいるのか?
どういう状況なのかよくわからないけれど、とにかく恐喝じゃなくてよかった。

それにしてもいろいろな人がいるものである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿