ノイバラ山荘

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「歌集あけぼの」と「歌集玉琴」

2016-11-02 22:44:04 | 短歌
秋は先生も先輩もお忙しく
先月末の研究会は心細かったのですが、
H松さんの発表が面白かったです。


発表で使われた「歌集あけぼの」明治39年発行。

 
目次と奥付。


同じく発表で使われた「歌集玉琴」明治41年発行。


表紙を開いたところ。


「たまこと」って読むんですね。
ぎょくきん、と呼んでしまったノイバラです。

 
目次と奥付。

佐佐木信綱が当時の「心の花」の
精英の歌を選んで
歌集にしたものです。

ここから「心の花」の「一人百首」の企画、
さらには「心の花叢書」への道筋を
発表された興味深い内容でした。



二次会「さくら水産」のコブサラダ。
初めてのメニューです。


かきなべ。これも初めて。


これも新メニューのアイスクリーム。

目の前にO野さんとH松さんが並んで座られていて、
信綱のひ孫のお二人が・・と感動しました。
これにY綱さんが加われますと三人になります。

信綱の研究会ですので
あたりまえと言えば言えるのかもしれませんが、
奇跡のような光景だなあと思いました。


これは先月入手した佐佐木信綱『黎明』昭和20年発行。
生前に出された単独の歌集としては8番目。

信綱の歌集初版をすべて集めるという
ノイバラの野望はあと一冊
「山と水と」で果たされます。

  

 
序。


敗戦の直後、若者を励ます真情にあふれています。


奥付。


裏表紙。装丁は中川一政。


写真だと分かりにくいですが、
小さく薄く、紙質も悪く、1か所だけを止めてあった
ホチキスだか糸だかは取れてしまい、
ばらばらです。

おそらくノイバラが
最後の持ち主になるでしょう。

信綱が戦争をどうとらえていたのか、
私にはまだよくわかりません。

しかし、敗戦の翌月には序文を書き
悪い条件のなかで歌集を出したことに
心打たれます。

ここから70年たちました。
奇跡のように日本は戦争をやめたままです。

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