遅ればせながら、先週の3連休ムラ(宝塚)まで遠征して、月バウ、雪大劇、月梅芸と1日ずつの強行観劇ツアーをしてきました。できれば記憶が鮮明なうちに書きたかったのですが、途中でバカのひく夏風邪にまでかかってしまい…辛かった。関西出身のくせして、関東気候が比較的湿度が低く、28度推奨のせいで職場も電車も外も家も似た様な温度の中で生活していると、関西のどんよりした厳しい暑さと冷房ガンガンの落差にカラダが耐えられなかったのか…後日頃の不摂生ね。気をつけないと。
さて、はるばる月バウしかもA班を観たのは、別にさららん目当てではなく、先のエリザで見初めたまだ若きつばめ(笑)みりおくん目当てだったのでありました。
エリザ後半でZさんチェックで教えてもらい、楽の出待ちでその可愛らしさにほぼ一目惚れ~(爆)みたいな。ハイ、顔落ちです。
作品自体も、元々正塚作品は昔から好きで、しかもバウなので期待満々だったのでした。敢えて何の予備知識も無しで観ました。一般の演劇では過去にも似たようなのがあったと思うし、そういうのを観たような気もしますが、まずは舞台セットが面白かった。全体のカラーは基本白で統一されており、センターにやや奥高の傾斜についた台と、後ろには飾りが施された壁。それがいずれもセンターから左右に分割し、適当にスライドしたりくっついたりすることで、いろんな場面に対応できる。更に、舞台三方にすだれのように白いロープのようなものが釣り下がって、その手前には人数分の椅子が置かれて、出番でない出演者はそこに何気に座ってる。その裏では衣装かけがあり、観客から全てがほぼ丸見え状態。はじめから終わりまで出演者全員が舞台上に居るのは、やはり初めてかも。
衣装もモノトーンか淡い色が多い中、みりおくんの赤いトレーナーは印象的に見えました。娘役さんも含め、全員がパンツ姿なのも初めてかな。
月組の若手さんはまだ殆ど知らないのですが、衣装が今時系のせいか、メイクもそうなのか皆スタイリッシュな感じに見えました。正直唯一良く知ってるのは、10ン年前から結構ファンな嘉月さんくらい。ああ、月組って感じがする~(笑)昔はもっと丸顔っぽかったけど、年齢のせい?か結構シャープな顔つきになってきたような。ダンディーな役が似合うじゃないか!なんだか泣ける~。
ストーリーはちょっとウェストサイドを彷彿させる雰囲気は持ってるんだけど、どんなに状況が追い詰められ、辛いこともあって厳しくても、傍にはしっかり者の心優しい彼女が居て、最後にはホロっと、でも希望ある確実なるハッピーエンド。正に正塚ワールド全開な典型バウものだった。そんな正塚ちゃん作風を、私は結構好きなのだった。後味がいいからね。きっと一般的イメージの宝塚が苦手な男の人でも、正塚バウ作品だったら普通に楽しんで観れると思うのだな。
主演のさららんは雰囲気あるんだけど、演技にどこかインパクトが欠けるような気がして…まだ心のトキメキまで至らない。残念。相手役の白華れみちゃん、上手くて正塚作品のヒロインの台詞を上手くこなしてた。合格。そう、あの正塚ヒロイン必須台詞「うん」が上手く言えないと、正塚作品は成り立たないのよ~!(持論)それが、往年の正塚ヒロイン代表風花ちゃんをちょっと思い出したくらい、ハマってたのでした。
そして我らがみりおくん(笑)、なんとさららんの弟分として台詞は多いし、2幕目にはソロ(途中かられみちゃんとデュオ)まで歌ってるし!凄いじゃないか~。良かったなあ。やっぱまだ若いし、顔もかわいいから、今、正に適役なのだった。さららんのジェフにずっと前から友達だろ、みたいに言われたときの嬉しそうな表情が良かった~。警察から脱出するときのわざと下手な小芝居するところもいい間合いで笑わせてくれたし。ダンスも頑張ってたし、こんなに見ごたえあるとは思わなかった。ラッキーでした。
こんな印象に残る役をもらって、きっとみりおくんはこれから急激に人気上昇して新公にも抜擢されるんじゃないかな~となんだか未来が楽しみ。これからもこっそり応援していくぜ~みりおくん、頑張れ!
他も結構味のある芝居に、綺麗なビジュアルで楽しませてくれる生徒さんが多かった。
できたらもう1回観たいなあと思わせてくれた舞台でした。これからの月組、いいかも。
さて、はるばる月バウしかもA班を観たのは、別にさららん目当てではなく、先のエリザで見初めたまだ若きつばめ(笑)みりおくん目当てだったのでありました。
エリザ後半でZさんチェックで教えてもらい、楽の出待ちでその可愛らしさにほぼ一目惚れ~(爆)みたいな。ハイ、顔落ちです。
作品自体も、元々正塚作品は昔から好きで、しかもバウなので期待満々だったのでした。敢えて何の予備知識も無しで観ました。一般の演劇では過去にも似たようなのがあったと思うし、そういうのを観たような気もしますが、まずは舞台セットが面白かった。全体のカラーは基本白で統一されており、センターにやや奥高の傾斜についた台と、後ろには飾りが施された壁。それがいずれもセンターから左右に分割し、適当にスライドしたりくっついたりすることで、いろんな場面に対応できる。更に、舞台三方にすだれのように白いロープのようなものが釣り下がって、その手前には人数分の椅子が置かれて、出番でない出演者はそこに何気に座ってる。その裏では衣装かけがあり、観客から全てがほぼ丸見え状態。はじめから終わりまで出演者全員が舞台上に居るのは、やはり初めてかも。
衣装もモノトーンか淡い色が多い中、みりおくんの赤いトレーナーは印象的に見えました。娘役さんも含め、全員がパンツ姿なのも初めてかな。
月組の若手さんはまだ殆ど知らないのですが、衣装が今時系のせいか、メイクもそうなのか皆スタイリッシュな感じに見えました。正直唯一良く知ってるのは、10ン年前から結構ファンな嘉月さんくらい。ああ、月組って感じがする~(笑)昔はもっと丸顔っぽかったけど、年齢のせい?か結構シャープな顔つきになってきたような。ダンディーな役が似合うじゃないか!なんだか泣ける~。
ストーリーはちょっとウェストサイドを彷彿させる雰囲気は持ってるんだけど、どんなに状況が追い詰められ、辛いこともあって厳しくても、傍にはしっかり者の心優しい彼女が居て、最後にはホロっと、でも希望ある確実なるハッピーエンド。正に正塚ワールド全開な典型バウものだった。そんな正塚ちゃん作風を、私は結構好きなのだった。後味がいいからね。きっと一般的イメージの宝塚が苦手な男の人でも、正塚バウ作品だったら普通に楽しんで観れると思うのだな。
主演のさららんは雰囲気あるんだけど、演技にどこかインパクトが欠けるような気がして…まだ心のトキメキまで至らない。残念。相手役の白華れみちゃん、上手くて正塚作品のヒロインの台詞を上手くこなしてた。合格。そう、あの正塚ヒロイン必須台詞「うん」が上手く言えないと、正塚作品は成り立たないのよ~!(持論)それが、往年の正塚ヒロイン代表風花ちゃんをちょっと思い出したくらい、ハマってたのでした。
そして我らがみりおくん(笑)、なんとさららんの弟分として台詞は多いし、2幕目にはソロ(途中かられみちゃんとデュオ)まで歌ってるし!凄いじゃないか~。良かったなあ。やっぱまだ若いし、顔もかわいいから、今、正に適役なのだった。さららんのジェフにずっと前から友達だろ、みたいに言われたときの嬉しそうな表情が良かった~。警察から脱出するときのわざと下手な小芝居するところもいい間合いで笑わせてくれたし。ダンスも頑張ってたし、こんなに見ごたえあるとは思わなかった。ラッキーでした。
こんな印象に残る役をもらって、きっとみりおくんはこれから急激に人気上昇して新公にも抜擢されるんじゃないかな~となんだか未来が楽しみ。これからもこっそり応援していくぜ~みりおくん、頑張れ!
他も結構味のある芝居に、綺麗なビジュアルで楽しませてくれる生徒さんが多かった。
できたらもう1回観たいなあと思わせてくれた舞台でした。これからの月組、いいかも。