能見台発・・

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親孝行

2013-06-21 | 感動
最近、永年保育園の園長とか、地域の保育の支援をしておられる方のブログで、親孝行について今まで気づかなかったことを教えられた。

《幼児期に、親が子供の成長を見守りながら喜びを感じているということは、幼児期にすでに親孝行をしている》という考えだ。

私はついに後期高齢者となり、両親はすでにいないし、特に、幼少期に亡くした母には孝行などできなかったと思っていた。しかし、この考えだと、幼児期に、笑った、這った、立った、歩いたと云うごくありふれた成長過程で親が喜んでくれたはずだから親孝行をしていたことになる。いや、受胎したと分かった時から親は不安もあったかもしれないが、期待と喜びを抱いたはずだ。したがって、子供が意識してもしなくても親孝行は成立している。

親孝行とは子供側の問題ではなく、親がどう受け取るかの問題だと思えるようになった。

最近、親が自分の子供を虐待し、死に至らしめるという事件が多いが、彼らは親孝行してもらっていたことに気付く前に修羅の気持ちが出てしまった不幸な親たちなのだと思う。

幸い、私は子供たちから十分親孝行をしてもらってきたが、もっと親孝行してもらうため、元気に長生きしなければと勝手な思いを抱く今日この頃である。

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