ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

「へえー、知らなかった!」その2

2018-01-23 14:09:00 | 日記
かつて、甲斐さんがイチローさんの甲斐バンド正式加入について話された際に
「田中一郎って名前、ある意味でスゴイよね
日本の男の『見本』っていう名前だからさ
電話帳、めくってごらんよ
俺は商業高校だったんだけど、簿記の本の例題1にも出てたもんね
『田中一郎』可哀想だよ(笑)」とおっしゃってましたが

「『同姓同名』の人が同時に何人集まれるのか」というギネス記録に挑戦しようと
昨年10月、全国の「田中宏和」さんが、東京都内に集結なさったそうです(笑)
2014年に「田中宏和の会」という一般社団法人を立ち上げられた
東京の会社員・田中宏和さんによると…

この会の始まりは、1994年のドラフト会議で
当時の近鉄バファローズが1位指名した投手が
「田中宏和」さんだったことに驚かれ
同じ名前の方を探し始められたのがきっかけらしく
現在、137人の田中宏和さんが参加

「自分で選んだ訳じゃない〜」「気づいた時には呼ばれてた〜」という
オリジナルソング「田中宏和のうた」を作られたり(笑)
本を出版なさったりしているんだとか…

その集会では…「初めまして、田中宏和と申します」
「どうも、田中宏和です」と挨拶が飛び交い(笑)
「弁護士の田中宏和です」「美容師をやってる田中です」「大阪の田中宏和です」と
職業や住所を添えた名前で呼びあっておられるみたいで(笑)

これは、甲斐さんが公式サイトを開設された当時
全国のファンの方々が、甲斐バンドや甲斐さんの曲に因んだ
ハンドルネームをお考えになる際に
例えば「安奈」の後に「@埼玉」と付けられたり
「広島の安奈」と名乗られたりしたのと似てますね(笑)

ともあれ…このギネス記録挑戦の折には、87人の田中宏和さんが参加され
その中には「ドラフト1位」の田中さんも…!
ただ、インタビュー記事には「1軍で結果を残せなかったのに
このギネス記録についての取材を受けることになって複雑な気分です(笑)」
…とコメントされたと書かれてました(苦笑)

もっとも、ギネス記録自体は、12年前にアメリカで
「マーサ・スチュワート」さん達が樹立なさった164人には及ばず
3年後は、漢字にこだわるのをやめて
「タナカ・ヒロカズ」という同じ読みの方を集め、再挑戦なさる予定らしい

まあ、同姓同名のおかげで、誤って住民票を交付されたり
別人の税金を取られたり…といったトラブルもあるみたいですが
やはり「他人とは思えない」「遠縁の親戚のよう」と
皆さん、口を揃えておられるんだけど
「田中一郎」さんだと、人数が多過ぎて、そうはならないのかなあ…?

でも、1969年にアメリカで設立された「ジム・スミス協会」…
日本で言うところの「田中一郎協会」…には、1826人が所属なさっていて
会長のジム・スミスさん亡き後、会報の発行を続けておられるスミス夫人は「今では家族のような存在、長く続けたい」と話されてます

甲斐さんも、朝ドラ「べっぴんさん」で
市村正親さん演じる「靴職人」の監修をなさっている方が
甲斐さんと同じ「しめすへん」の「よしひろ」さんだったことに
親近感を覚えていらっしゃいましたよね?(笑)

それでも…「しかし、田中っていう名字に
一郎っていう名前をつける親も簡単だよねぇ」と甲斐さん(苦笑)
「田中宏和の会」の定款には…
「親から与えられた名前を大切に生きる心の涵養
偶有的な人間の絆の尊さの啓発等を図る」…と記されているらしく

発起人の田中さんは「くだらないと思う人がいるかも知れないけど
くだらないことを一生懸命やれるって
健全な社会の証だと思いませんか?」とおっしゃってました

同姓同名に関する「公式なデータはない」そうですが
86年の明治生命による調査では「佐藤和子」さんがトップで
90年代後半に姓氏研究家の森岡浩さんがお調べになった時には
推計3千人以上で「田中実」さんが最多だったんだとか…

ただ、森岡さんいわく…最近は変わった名前が増えたので
同姓同名は減っているのではないか?
確かに、近年の人気の名前は「ナンて読むんだろう?」というような
「キラキラネーム」が主流だし

名字が選べない分、個性的な名前をおつけになる方や
姓に合う名前の候補が出て来たり
画数で姓名判断が出来るサイトなどを利用される方が増えて
名前が多様化しているようです

ただ、最近の傾向としては
「生まれたら〇〇くんと呼びたい」などの理由で
名前の音や読みを先に決め、後から漢字を選ぶ方が多いらしく
その名前に使う漢字を選ぶ際に、漢字の意味や成り立ちとは関係なく
見た目やイメージだけで選ばれる方が増えているみたいで

早大の笹原宏之教授が、2004年に国が定める人名用漢字を増やす改訂に携わられた際
命名者の方から役所に「使いたい」と要望があった漢字をお調べになると
「尿をためる『膀胱』の『胱』という字があった」んだとか…(苦笑)

「月」は「にくづき」という部首であり、本来は「肉」の象形で
「肺」や「肝臓」などの「偏」と同じもののはずが
「月」と「光」という「ロマンチックなイメージを持った人がいたのでは?」と…(苦笑)

同様に「生臭い」という意味を持つ「腥」という字も
何件か問い合わせがあったらしいんだけど(苦笑)
今のところ、戸籍法で認められていないようで
そのお子さんのために、心からホッとしました(笑)

甲斐さんは「子供の頃に『バカガイ』『アホガイ』などとハヤされた」から
「『甲斐』って名字はキライだった」と話されてましたが
高校時代の彼女に「カッコいい名前ね」と言われて
ご自身のお名前を好きになられたんですよね?(笑)

でも、お子さんの名前を付けられる際に
中島みゆきさんから「『カイ・バシラ』とか
『カイ・バシリ』が良いんじゃない?(笑)」と言われたり
イチローさんからも「『モノカゴ』ってどうかな?(笑)」と勧められたりした時には
「やっぱり…」って気分になられたんじゃないかと…?(笑)
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