アフリカ縦断114日の旅(後半)では、
先ずケニア⇒ウガンダへの移動だった。
道がしっかりと舗装されていないため、悪路が続き
バス内はめちゃくちゃ揺れていた。
途中、8月(乾季)のケニアにしては珍しい雨が2時間程
降ると、大きなぬかるみがあちこちにでき、バスは
立ち往生。
ツアー客皆で、ぬかるみに嵌ったバスを押したりと
日本で一般的な何でもかんでもお世話してくれる
ツアー旅行とは雲泥の差であった。
ウガンダでは琵琶湖の100倍近くあるヴィクトリア湖に
立ち寄り、オプショナルツアーで「ラフティング」を体験していた。
僕自身、ラフティングは山梨県と岐阜県で2回ほど体験した
事があるが、ヴィクトリア湖はそれ以上に激流だった。
その後、ウガンダ⇒タンザニアへ移動。
タンザニアに入ると、ツアー客の何人かがアフリカ最高峰の山
キリマンジャロ(5895m)に向かった。
5日間かけて山頂を目指すその旅はかなり過酷そうだった。
ポレポレ (スワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」という意味)
というキーワードに高山病になるのを避けるため
ゆっくりゆっくりと進む。
途中、軽い高山病に陥りながらも山頂付近に到達。
山頂付近からの日の出はTVで観ただけでも
本当に素晴らしい景色だった。
山頂はウフルピーク(自由の頂き)と呼ばれ、
眼下に雲を観る景色は実に神秘的だった。
・・・・全てTVですけど(汗)
タンザニアの後はマラウィ⇒ザンビア⇒ナミビアへと移動。
ナミブ砂漠の砂は粒子が非常に小さいらしく
これまた砂漠なのだが、非常に神秘的であった。
その後、114日の旅を経て南アフリカの喜望峰(Cape of Good Hope)
に到着し、旅は終了。
喜望峰は15世紀末の大航海時代にバスコ・ダ・ガマが
インドに渡る際の経由地として見つけた道標。
114日の旅を3時間のTVで纏めてしまうTV局の編集技術に
驚かされると共に、自分のイメージを超えたアフリカが
見れてよかった。
機会があれば是非行きたい。。。