ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

名探偵コナン

2016-10-08 21:37:07 | 本のレビュー

こないだ買ったマンガ、「名探偵コナン90巻」。

マンガというものを、あんまり読まなくなったなあ~と思うのだけれど(私説ですが、若者でないのに、マンガ好きというのは、心が若い証拠だと確信してます)、細く長く続いているのが、このコナンとの付き合い。 今を去る20年も前、喫茶室で毎度楽しみに、「少年サンデー」を開いて、お目当てのコナンを読んでいたもの。

あれから、私は年を取ったのに、コナンは今も小学1年生のまま。そして、コナンを子供の姿にしてしまった「黒の組織」の秘密もい~っこうに進展しないまま。それやこれやでもう90巻……おい、いい加減にしないとすぐ100巻来てしまうぞ、と作者の青山剛昌さんに言いたくなってくるぐらいなのですが、謎が謎をひっぱり、飽きさせない、このマンガ。

この魅力って不思議。大体、個人的には、長~い話や長編が苦手だというのに……。 「黒の組織」の謎の美女であるクリス・ヴィンヤード。その実体はアメリカの女優なのですが、その死んでしまった母親シャロン・ヴィンヤードも女優。しかし、実はシャロンとクリスは同一人物!
そして、クリスは20年前から少しも年を取っていない、という謎――う~ん、気になる。気になってたまらない! のですが、コミックが出るたび、飛びついても、子供になった名探偵コナンが謎解きをする、小さな事件ばかりで、なかなか大団円へと向かわないのであります。

色々、ミステリを読んできたけれど、こんなにじらされ、待たされる作品にはお目にかかったことがありませんわ
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