ノエルのブログ

文学、映画、ガーデンを巡る雑記帳

絵画の休日――ある日の日記

2016-10-16 21:22:05 | アート・文化
海辺の街で、日本人画家たちがフランスを描いた作品展が開かれているというので、行ってきました。
つまり、荻須高徳、藤田嗣治、小磯良平といった名匠たちの、本物の絵が見られるというわけ。
    
ご近所のNさんの車に乗せてもらい、Bさん、母との4人でドライブがてら、絵の鑑賞に行ったのですが、やっぱり「ホンモノ」は凄い!
堂々たる額(これが、それだけで一つの重厚な美術品のように趣があるのです)に挟まれた絵は、油絵具のテラリとした輝きが、何十年もたっても、「まるで今描かれたばかりのよう」な新鮮な命を与えているかのよう。

そして、気づいたのですが、荻須や佐伯が描いた戦前のパリの風景は暗いですね。いや、戦前と言わないでも、ベルナール・ビュッフェ(フランソワーズ・サガンの小説の文庫本の表紙がすべて、彼の絵だったことを思い出します)の絵とかでも、暗い。
これは時代や、芸術の潮流というよりも、本当に昔のパリの街は、壁が黒ずみ、煤けたように暗かったのでしょう。パリが今見るような、歴史の重みを十分に感じさせながら、明るくモダンな都会になったのは、1968年の5月革命の頃だったか、ド・ゴール大統領のパリ改造計画が実施された時からだったと聞いたことがあります。

  美術館を出た後、昼食。
   
うわっと言ってしまいそうでしたが、これは店内の水槽で泳ぐウナギたち。ここは、ウナギ料理店なのであります。が、このウナギたちを見ると可哀そうになってしまい、私はエビフライ定食を食べることに(なかなか、ボリュームたっぷり)。
しみじみ見ていると、ウナギはやっぱり蛇の親戚では? と思ってしまうのでした。本物の蛇は、気味悪くて仕方ないくせに、蛇が出てくるような怪奇ものとかホラーが好きな私。
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