古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

長野県飯田市・高岡1号墳

2017-05-20 05:43:49 | Weblog
長野県飯田市座光寺高岡3338-1にあります。


                       (右が前方部)


                       (後円部)


                       (前方部)

全長72.3m、 後円部径41.9m・高さ6.3m、 前方部先端幅40m・高さ8m  の前方後円墳です。
後円部頂に高岡神社の社殿が建っていて、そのため墳丘が削られ低くなっています。



造り出しはありません。
墳丘の周りには、かって水が湛えられていたという周濠があります。
墳丘には葺石が施されています。
円筒埴輪や蓋型埴輪・家形埴輪・人物埴輪・馬形埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
後円部南側に、南西方向に開口している横穴式石室があります。

石室は全長5.6m、幅2.0m、高さ1.7m 花崗岩の割石で造られています。
石室全体が朱で彩色されていたようです。

水晶玉や金環、飾り金具などが出土しています。
朝鮮半島・大邱地方の古墳に似ています。

古墳時代後期・6世紀前半頃の築造と推定されています。

昭和35年2月11日、長野県の史跡に指定されています。

高岡古墳群を構成しています。
この古墳群はかって7基あったそうですが、現存するのはこの古墳を含め2基だけです。

平成28年10月3日、飯田古墳群を構成する1基として国の史跡に指定されています。


「飯田古墳群」
天竜川右岸段丘上の南北約10Km,東西約2.5Kmの範囲に分布しています。
5世紀後半から6世紀末にかけて築造された古墳群です。
前方後円墳22基、帆立貝形前方後円墳5基からなります。
その中から13基が平成28年10月3日、国の史跡に指定されました。
 ◎座光寺地区
    高岡1号墳
 ◎上郷地区
    飯沼天神塚(雲彩寺)古墳
 ◎松尾地区
    御射山獅子塚古墳  姫塚古墳  上溝天神塚古墳  おかん塚古墳  水佐代獅子塚古墳
 ◎竜丘地区
    大塚古墳  塚原二子塚古墳  鏡塚古墳(帆立貝形)  鎧塚古墳(帆立貝形)  御猿堂古墳 
    馬背塚古墳
     
  
 
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