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世界一軽いトランク 最強の紙に無音車輪

2007-11-16 10:44:45 | 世界一&日本一


「グローブ・トロッター」の鞄「センテナリーシリーズ・サファリ」

 紙素材のトランク(スーツケース)で知られる英国の老舗旅行ケースメーカー「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」が日本でもユーザーを広げている。「地球を駆けめぐる人、世界旅行家」という意味の通り、空港から空港へ飛び回るには打ってつけの軽量設計は旅心を重いケースから解き放ってくれる。

 「グローブ・トロッター」は1897年創業の老舗旅行ケースメーカー。丈夫な特殊紙を使ったケースで知られ、エリザベス女王や故ダイアナ妃もハネムーンに使用したという。その丈夫さは1912年に子ゾウを使って、「ゾウが踏んでも壊れない」という広告を出したほどだ。

 クラシックな武骨さがかえっておしゃれに映る。隅に補強を当てた造りには、旅慣れたジェットセッターの風格も漂う。強度アップを兼ねたリベット打ちも独特の表情を生んでいる。

 大人を引き付ける伝説が多い。英国首相だったウィンストン・チャーチルは「グローブ・トロッター」のアタッシェケースを好んだ。登山家のエドムンド・ヒラリーはチョモランマ(エベレスト)を目指すベースキャンプに持ち込んだ。

 ブランド名は英語で「世界中を駆け回る人」という意味だ。文豪・夏目漱石が英国に留学していた当時の流行語だという。

 「グローブ・トロッター」のスーツケースはすべて手作り。軽くて丈夫な特殊な素材の紙「ヴァルカンファイバー」(加硫繊維)で作られている。紙と言っても決して「ヤワ」ではない。特殊な紙を20層近くも重ねて樹脂加工しているので、男性5人が乗っても壊れないといわれるほど頑丈だ。

 今なお1897年当時とほとんど同じ手法で作られている。今年は創業110年のアニバーサリーヤーに当たる。

 色のバリエーションが豊富なことでも有名だ。1900年代初めに売り出したネイビーは当時としては思い切った挑戦だったが、現在では同ブランドのコーポレートカラーとなっている。

 英国のラグジュアリーブランドを集めた複合ショップが「ヴァルカナイズ(VULCANIZE)」。「グローブ・トロッター」や、1822年創業の英国レインコートの名品「マッキントッシュ」を取り扱っている。特殊コーティング加工を施したオリジナルのコットン地を素材とする「マッキントッシュ」は雨風に強いコートが看板商品で、旅に縁の深い上質品として両ブランドには共通点がある。

 「ヴァルカナイズとは、「ぴったりとくっつける、圧着する」という意味。「グローブ・トロッター」と複数の英国老舗ブランドの複合店にふさわしい名前だ。2002年に「グローブ・トロッター」と「マッキントッシュ」のダブルブランド店としてスタートしたが、現在では英国の上質品を複数扱うセレクトショップ的な業態に進化している。

 「ヴァルカナイズ」では英国の老舗傘ブランド「フォックス」も販売。同ブランドは1868年創業という歴史を誇る。英国紳士の代名詞的存在である細身の黒傘はもちろん、女性向けの傘も充実している。「グローブ・トロッター」と同じく、こちらもすべて職人が手仕事で仕上げている。

 グローブ・トロッターが、東レと米デュポンの折半出資会社、東レ・デュポンと協力して開発したのが、世界最軽量のスーツケース「110」(ワンテン)。重さはわずか1.4kg。ノート型パソコン並みの軽さだ。航空機内に持ち込めるサイズ(縦38cm×横53cm×幅20cm)のスーツケースとしては最軽量という。

 防弾チョッキに使うアラミド繊維と、航空機の機体やF1カーのボディーにも使う炭素繊維を組み合わせ、衝撃に強い新素材を作り上げた。車輪部分は米国デュポン社の技術による「無音」ホイールを世界で初めて採用した。2008年3月以降に販売を始める。日本での価格は25万円程度になる見込みという。

 旅先、特にホテルでは、持っている旅行カバンやスーツケースのブランドを見られることが多い。「ルイ・ヴィトン」のトランクや、「ゼロ・ハリバートン」「リモワ」なども旅慣れた人を演出してくれるが、「グローブ・トロッター」は歴史と言い、風格と言い、ホテルにとっての上客を保証するブランドの1つだ。

 しかも、この軽さは本当に助かる。車輪が付いていても、荷物を詰め込んだケースはやはり重い。最近はセキュリティーチェックが厳しくなって、空港で開け閉めをさせられることが増えたせいもあって、なおさら取り回しに優れた軽量ケースのありがたみを感じる。1カ所定住型の旅ではない、移動頻度の多い旅を考えるなら、ケースもふさわしい物を選びたい。

http://waga.nikkei.co.jp/comfort/shopping.aspx?i=20071112g5000g5
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