ド イ ツ 留 学 の 轍

ドイツ留学中の心臓血管外科医の日々

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一日一洗

2017年02月10日 | 日記
最近の生活は月-金で病院に通い、週末は自宅でゆっくり。この繰り返しがもうすぐ半年になる。

最近ドイツの医学部を卒業したばかりの若いドイツ人が医師となり今の病院の心臓外科部門に就職した。

数ヵ月前にHomulaturとして病院実習をしに来ていた医学生であった。

この大きな心臓の施設でも年に1人しか入職していない。

日本同様、ドイツでも心臓外科医を希望するドイツ人医師は少ない。

当直や時間外労働が多くQuality of Lifeの低い心臓外科は敬遠されるのである。

またスイス、オーストリア、スウェーデン、ノルウェーといった医師としての報酬が高い国に、ドイツ人医師が流出してしまう現実がある。

その分、外国人医師がドイツで働くという構図が成り立っている。

僕もその外国人医師として、ここドイツで働き口を探している。

現在客員医師の立場であるが、週の半分の手術リストに名前を載せてもらえている。

予定手術では1番手の助手か2番手のグラフト採取の助手がまわってくるので、現状としては十分に幸せである。

残りの日々は病棟で雑務をこなすか、ドイツ語の勉強をして過ごしている。

最近はその入職した若いドイツ人医師に加え、オーストリアからも実習生が来ているため、病棟採血などの仕事はだいぶやってもらえる。

言い換えると病棟雑務の仕事が減ってしまった。



そこで時間ができたら、どんな手術でも良いのでヘルプの仕事を探しに手術室に行くことに決めた。


手術に入る為に手を消毒することを専門的に

「手洗いをする」

という。これは日本でもドイツでも一緒だ。

当面は一日一回は手を洗うことを目標にしたい。


「一日一洗」


今日は手術室に行ってみると、感染した傷がきれいになり、傷を閉じる事になった患者の手術を上司が独りでする場面に遭遇。

快く受け入れてもらい助手として今日も「一洗」。



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