9日の記事から。【露天商としての収入があるのに約6年半の間、大阪市から生活保護費約3200万円を不正受給していたとして、大阪府警警備部は7日、露天商・黒野明人容疑者(49)を詐欺容疑で逮捕した。黒野容疑者は全国の祭りやイベントで焼きそばの露店を出すなどして、昨年は平均約115万円の月収があったという。
発表では、黒野容疑者は2005年7月以降、同市住吉区保健福祉センターに「病気で働けず収入がない」などとうその申告を繰り返し、次男と2人分の生活保護費をだまし取った疑い。容疑を認め、「もらえるものは何でももらってやれと思った。どう使ったかは覚えていない」と供述しているという。
府警によると、生活保護受給者は原則として車を所有できないが、黒野容疑者は露店の資材を積むワゴン車など2台を堺市内の駐車場で保管。昨年は露店販売で約1580万円を売り上げていた。】
何ともあきれた話だが、こういう生活保護不正受給の事例は他にもたくさんあるようだ。ずっと前の話だが、私も知っている人で、3人の子供がありながら離婚した50歳代の女性の話である。
離婚後、しばらくは働いていたが、そのうち体が悪くて働けないと生活保護の申請をしたという。が、離婚しても子供達とは交流があったようで、乗用車を娘名義にして乗り回すという結構なご身分だった。生活保護で暮らしながらも、元々好きだったパチンコに明け暮れていたというが、そういう状態でも生活保護が打ち切られることがないというのは解せない話である。
うわさに寄れば、パチンコ店で知り合った長距離運転手と仲良くなり同棲したとか。長距離運転手といえば、キツイ仕事だけに高収入である。生活保護を受給しなくても十分生活できるはずだが、彼女は入籍せず、相変わらず生活保護を受給しながらパチンコ三昧の暮らしをしていたという。
生活保護が打ち切られないように、戸籍上は1人暮らしを装っている事例はよく耳にする。しかし、何年も生活を共にしていれば内縁でも結婚したのも同然だろうに、ただ書類上の判断で物事を決めるという、お役所仕事の杓子定規で融通の効かないのは昔からである。また、戦争未亡人で遺族年金を受給している女性が結婚・入籍して姓が変わると、恩給受給の権利を喪失するそうで、何十年も世間では夫婦でまかり通っていても入籍せず、ずっと恩給を受給していたという人を私も知っている。
法的に条件に合わない、規定に反するという理由で、生活保護を受けられず餓死した人もあれば、生活保護を受けることを恥として生活苦に甘んじている人もたくさんいる。法の抜け穴はいくらでもあるようで、要は、悪知恵に長けている者の勝ちということである。何ヶ月かごとにその後の生活状態を調査していれば十分に防げる事例であるが、「後は野となれ山となれ」で、お役所は面倒な仕事はしないようだ。
生活保護受給者が日本一という大阪では、橋下大阪市長が生活保護行政の見直しに言及した。働きたくても仕事がないというが、本当に「働けない人」と、選り好みして「働かない人」との見極めが必要である。週末には新聞に求人チラシが入るが、切羽詰まれば、厳しくて低賃金でも我慢できるはずである。
先月だったか、生活保護費支給日とあって混雑する大阪市役所内にテレビカメラが入り、レポーターがマイクを向けていた。「働けない」のか「働かない」のか、若い世代が多かったのにも驚くが、お金を手にするとすぐに近くのパチンコ店に直行する人、コンビニへお酒を買いにゆく人も少なくないようである。
昨今、真面目に働いても月収は10万円そこそこ。だったら、生活保護で10万円もらって、たまにパチンコで遊ぶという生活の方がよほど楽だと、そう考える者がいても不思議ではない。生活保護制度は、一方で弱者を救済しても、他方では制度に甘え、働く意欲を削がれた怠惰な人間を生み出す「諸刃の刃」でもあるといえよう。
不正受給するような人は、社会に甘えて、他人のお金(税金)でヌクヌク暮らしていることを恥ずかしいとも思わないのだろう。










今度、生活保護費の10%カット、一部を積み立てて自立の際に使うとか、いろいろ言われています。
一度楽な生き方を覚えるとなかなか抜け出せないでしょう。要は本人のプライドの問題もあるかと…。
最近、あるお笑い芸人の母親が生活保護を受けていると週刊誌にありました。
年収1000万円はある売れっ子芸人だそうですが、ほかに扶養しなければならない者が3人いて、これ以上は無理だということでわずかなお金を援助しているそうです。
でも、それでは暮らせないということで足りない額を生活保護が認められたというのですが、こんなことってありなんですね。
年収300万円で親子4人生活している人がたくさんいますが、世の中何か変です。