ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

福島差別がいまだに横行している現実をアナタはどう感じます?

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過去にこのブログでも書いた記憶があるのですが・・・

「人は生まれた時は善を持って生まれる」のか「悪を持って生まれてくるのか」・・・

例え、善を持って生まれてきたとしても、世の中の悪も吸収しながら大人になり・・・

例え、悪を持って生まれてきたとしても、世の中の善も吸収しながら大人になる・・・

この性善説と性悪説・・・どちらも同じことを言っているのだとは思います。


でも、近年の私は「性悪説」を信じるようになってきました・・・

何故なら、この世に生まれ落ちて以来、善を吸収しながら人として生きてきているのに

いざという場面に直面した時には、知らず知らずのうちに他人を非難中傷してしまうのが人ですよね・・・

要するに、人として完成されていない状態なんでしょうが・・・


その典型的な例が、未だに横行している「福島差別」も然りだと思います・・・

哀し過ぎます・・・いくら未完成な人間でも・・・

人の心の中心にある悪なるものが消されることは無いのでしょうか・・・


今朝は、福島差別に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、3月22日読売新聞夕刊より抜粋~

ころ
「福島差別」
いまだに横行
 福島第一原発事故の影響で、全国に避難した福島の人たちへの心ない中傷やいじめがやまない。東日本大震災から6年。いまだにこのような「差別」が横行するのはなぜか。 (石塚人生)


 福島県南相馬市で学習塾を経営する番場さち子さん(56)は2014年10月、東京・駒場のマンションの一室に「番來舎ばんらいしゃ」を開設した。福島県から原発事故の伴って引越しした人や県出身者が、悩みを吐き出せる拠点だ。子供たちの学習支援も行う。

 東京で3年半近く、30か所以上の不動産物件を見て回ったが契約を断られ続けた。業者を通じて大家に聞くと「福島の人が借りると価値が落ちる」と言われたこともあったという。

正しい理解で認識見直しを

番來舎で話す開沼さんら
 番場さんは「大人の私でもしばらく立ち直れないほど傷ついた。福島出身と言い出せない若者も多い」と悔しそうに話す。

 福島県から全国に避難した人たちへのひどい対応が全国で相次ぐ。いじめや嫌がらせだけでない。「放射能がうつる」「福島の農産物は危険」などと、誤った情報が広まってしまった。

 「原発事故や放射能汚染で故郷に住めなくなる状況が特殊すぎて、被害者への共感が生まれにくいことが原因の一つ」と、「悪意の心理学」(中公新書)の著者で愛知学院大学教授の岡本真一郎さん(64)は言う。
 子供は、福島を見下すような大人の言動を真に受け、学校などで広めてしまう。「大人の対応がいじめを拡大させる」と岡本さんは指摘する。

 市民が福島の状況を正しく理解していないことが問題だと考える番場さんは、番來舎で有識者を招いた学習会を続けている。
 2月下旬の学習会では、福島県いわき市出身で立命館大学准教授の社会学者、開沼博さん(32)らが、福島の放射線量などを解説した。世界中で核実験が行われた55年ほど前は、日本人の内部被曝ひばく量が原発事故の影響を受けた福島県民よりずっと高かったと説明し、「現在の福島県の放射線量は健康には影響が出ないレベル」と強調した。

 話は福島出身者への差別やいじめにも及んだ。開沼さんは最近も、仕事で福島に同行する予定の人から、「福島に行っても大丈夫なんでしょうか」と、冗談とも本気ともつかない口調で問われたことがあったという。
 「当人い差別する意図はなくても、明らかな差別が横行している。差別は決して許されない。福島への差別が実際にあることを一人一人が認め、意識してなくしていくことが必要な段階に入っている」と話す。

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