ジェフリー・ディーヴァーのダンスシリーズも4作品目。徐々にハーレクインロマンス化の傾向にあるミステリー小説ですが、購入して半年、何とか読み切りました。ライムシリーズと違いなかなかストーリーに入り込めないものの、終盤は一気に読むことができましたね。恋愛の方は、「は〜ぁ?」って思うくらいの3ページですべて解決って、無理やりすぎる感が大ありでしたが(苦笑)
さて、文春の紹介内容は以下の通り
“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際―彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか?人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した!卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!
ま〜二度読みは必要ないかな(笑)