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英国は今からが本格的な混乱の時代へ//仏やUSAのように第三の極が出てくるか?

2017年06月09日 16時47分52秒 | 武人の時代
★ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-40213293-bbc-int

【英総選挙】コービン労働党党首、メイ首相の辞任要求
6/9(金) 14:02配信

【英総選挙】コービン労働党党首、メイ首相の辞任要求
8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が過半数を割り込み、下院は過半数議席の政党のない「宙吊り議会(hung parliament)」となることが確実となった。一方で議席を伸ばした最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、総選挙を決断したテリーザ・メイ首相の辞任を求めた。

ロンドン北部のイズリントン・ノース選挙区で再選が決まったコービン党首は、「首相は国民の信任を求めて総選挙を実施した。だがその信任は得られず、保守党の議席を失い、票を失い、支持を失い、信頼を失った」と述べた。

「正直なところ、辞任するに十分な理由だ。この国の人全員を本当に代表する政権に道を譲るべきだ」

コービン氏はさらに、国民が「未来への希望」のために投票したのだと強調し、労働党の選挙公約に掲げた諸政策を必ず議会に提出すると約束した。

BBCは、労働党が262議席を獲得し、2015年の前回選挙から議席を30議席伸ばすと予想している。一方、保守党は13議席減らして318議席となり、過半数に必要な326議席を割り込むのが確実な情勢となった。

労働党のエミリー・ソーンベリー影の外相は「もちろん、自分たちで過半数を得て政権を獲得できなかったのは残念だ。しかし次の政権を作れるかもしれない立場に戻ってきたのは、労働党として素晴らしい成果だ。私たちが団結すれば、これだけのことができるという証だ」と話した。

労働党のトム・ワトソン副党首は、メイ首相の「評判は二度と回復しないかもしれない」と指摘。労働党内のコービン党首の座は安泰だが、「この結果を受けて、ボリス・ジョンソン(外相)がテリーザ・メイ相手にナイフを研ぎ始めてるのが見える」と、保守党の党首争いの可能性に言及した。

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● 仏では、EU残留派が当選したとは言え、既成の党からのものではありません。
  出来立てほやほやの党からの大統領です。つまり、国民は仏社会党も
  保守共和党等の既成の政党は嫌われたのです。

● これは、USAでは、共和党が拒否したトランプ氏が当選したのに似ています。
  従って、時代の境目は、左右の既成の大政党は嫌われて、新しい
  勢力が表れるのが普通と思われますが、英国はどうでしょう。

● 宙吊り議会という、何も決めきれない議会という混乱を経てから、うんざりした
  国民が新たなる第三局を選ぶのでしょうか?その可能性もあります。

● いずれにしろ、今回のUSA・大西洋先進先輩資本主義諸国の、資本主義寿命が来る
  大崩壊は、資本主義らしく世界の株式市場の大崩壊がきっかけとなる
  事が予想できますから、まだ少し時間があります。

● 体制変換による残虐な革命は、今までは大陸型国家の特徴と思われていますが、今回も
  そうだとすれば、英国は比較的スムーズに武人時代へと移行するのが想像できます。
  つまり、革命騒ぎも穏やかで、独裁権力者もソフトな顔で現れるということです。

● 紅白いずれの独裁が政権を握るのか? もし第三極が今後も勢力を持てないとすれば
  労働党が穏やかな社会主義革命という名の、共産主義国家を作ることも予想できます。
  
● 長期的には、先輩共産主義国家たる中共を真似て、旧植民地を包含しての穏やかな
  社会主義連邦国家を模索するかもしれません
、EU離脱後はそのような動きを
  思わせ様な発言も見られました。つまり、EUから旧植民地への回帰です。

● と云っても、カナダはUSAの縄張りになるでしょうし、インドは既に資本主義国家として
  離陸していますから、残るはオーストラリアと南アフリカになります。
  これらの国々をソフトパワーでまとめてのお山の大将になるのでしょうか?
  


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