ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

松田聖子になろう

2016-10-13 11:47:15 | 音楽

両手を広げる貫禄は、まるで、ミニ美空ひばり。
10代の頃より、短いドレスで踊る姿は、1人AKB。
(48人いてもかなわないオーラ。)

終わったアイドルが、久しぶりに、昔の歌を歌うのではなく、
今の松田聖子が、今のヒット曲を歌っているような盛り上がり。

まさに永遠のアイドル、松田聖子。

スタンド席から遠くても、モニターは見ない。
それでは、TVと同じになってしまう。
オペラグラスの方が、本物の質感が分かる。

客の呼びかけも、スルーしない聖子ちゃんは偉い。
広い会場なのに、「え、何?」と聞き返すほど、アットホーム。
フランクな語りにも、礼儀が感じられる。

普通は年と共に、メンタルが、ドッカリ座ってしまうものだが、
彼女の場合、フワッとしているのだ。

華奢な体と、透き通った声は、54才にして可憐。
いわゆる美魔女とは違い、
ぶりっ子も続けていれば、大人のフェアリー感となる。

今のアイドルは、ダンサー並みに、バキバキに踊って恐いが、
聖子ちゃんみたいに、クネクネしていると安心する。

開場する時、スタッフが、「ポスターの向き、変えましょうか。」と、
開けたガラスドアにかけてあったパネルを、
客が通る方に逆転させた。

たとえ一夜で、いくら売り上げても、
松田聖子1人の力ではない。
多くの人が、支えているのだ。

長く続けられる人には、スタンスを変えない強さ、
周りへの配慮など、理由があるのだろう。

オタクや親衛隊、
髪をおだんごにして、聖子ちゃん風にしてる人もいた。

ロビーには、50代のエンジェル。
少々キツいが、気持ちは分かる。

聖子ちゃんを見てると、応援したくなる。
元気が出るのだ。

新曲「薔薇のように咲いて 桜のように散って」の生歌に、涙が出た。

松田聖子の歌で、泣いたのは初めてだ。
思い出の歌だから、しかたない。
暗がりで、ぬぐわずに聴いていた。

彼女も、「音楽は、人と人をつなぎます。」って、言ってた。
私も、そう思う。
つながっていたかった。

聖子ちゃんは、オデコのシワ伸ばしの為に、
ひっつめにしているのかもしれないが、
私も、前髪を上げて、バナナクリップでとめてみた。

昔はみんな、聖子ちゃんカットをマネしたものだ。
今は又、違う気持ちで、彼女を見ている。

「松田聖子になろう。」

そう思った。

 

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