nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

池井戸潤 アキラとあきら

2017-06-10 12:05:35 | 本・雑誌・ドラマ
池井戸潤さんのいきなり文庫 アキラとあきら を読みました。
文庫なのに1000円を越すお値段で、700ページ強の分厚い文庫、持って読むのも重くてひと苦労でした。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。
生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。
やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まったー。感動の青春巨篇。

2017年7月9日(日) WOWOWにて最速ドラマ化決定! 
WOWOWプライム「連続ドラマW アキラとあきら」
出演 : 向井理 斎藤工 小泉孝太郎 田中麗奈 賀来賢人 木下ほうか 堀部圭亮 
松重豊 瀧本美織 永島敏行 尾美としのり 石丸幹二
2017年7月9日(日)毎週日曜よる10時より放送 ※全9話 (第一話無料放送)

容赦なく理不尽を振りかざす池井戸作品の中にあって、今回はなかなか人情重視の金融物語。
頭脳明晰、人当たり良好、視野が広くバランス感覚にも優れ、人間性も素晴らしい、ふたりのアキラとあきらがタッグを組んで
お互いに与えられた試練に対して、できるだけ平静に対処し、最良の方法を模索していきます。
テーマはヘビーですし、一筋縄ではいかない人物や組織も登場しますが
これまでの作品が北風と太陽の北風部分を描く作品なら、これは明らかに太陽を描く小説で、気持ちが前向きになれました。



この厚みの割に、サクサク痛快に読めました。

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