nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

宮部みゆき 悲嘆の門 上・中・下

2018-01-12 17:18:59 | 本・雑誌・ドラマ

宮部みゆきさんの 悲嘆の門 上・中・下 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)上
インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。
大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが
ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。
その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。
“言葉”と“物語”の根源を問う、圧倒的大作長編。


失踪した同僚の森永を探す三島孝太郎は、西新宿セントラルラウンドビルで元捜査一課の刑事・都築に出会う。
だが、そこで二人を待ち受けていたのは、まさに“怪物”と呼ぶべき存在だった…。
“狼”を名乗る謎の美少女・森崎友理子との遭遇。
クマー社長・山科鮎子を襲う悲劇。
悪意による“物語”が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年は、ある決断を下す。


おまえは後悔するー。
度重なる守護戦士の忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する三島孝太郎。
なぜ、惨劇は起きたのか。どうして、憎しみは消えないのか。
犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。
そうした中、妹の友人・園井美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こす。
都築の、ユーリの制止を振り切り、孝太郎が辿りついた場所。“悲嘆の門”が、いま開く。

上中下三巻ということもあり、読み応えたっぷりの物語です。
ミステリー?猟奇殺人サスペンス?と思ったら、なんだか話がとてつもない方向に流れていき
着地どころがわからないくらい、難解な設定や堅苦しい単語が満載で、現実からかけ離れた壮大なSF話。
人の心の奥底に迫り、倫理観、宗教観、人生観のすべて網羅しながら、人として生きるとは何かに迫る難しい物語。
読み切った達成感はありますが、浮世離れのストーリーであるがゆえに、納得はできない感じで読後の感動は少ないですね。

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