昌田＠学芸大学 「五目ソバ」

もれなく
素通り上等




忘却の彼方の先をイキそうな
街の中華に映るけれど




「肉入り辛子ソバ」
の響きにおっきして
一念おっきしてきましたところ

直前に入ったカップルの片割れも
お約束のように辛子ソバ

じゃあ コッチも辛子ソバ下さい！！

アレ おとうさん
辛子ソバ まだあったかしら

んー
もう終わりー

って
ガーンだな

そもそも
「辛子が終わる」ってのは
唐辛子切れってことでもないだろうし

そもそも
この店のウリなんじゃなかったのかと

ああ
仕方がないので

やっぱりココは
オレ的お約束の
五目ソバってことになるんだろうなー


なんてのを
0.2秒のうちに巡らせて

隣のにーちゃんに
「ざまぁｗｗ」と思われる前に
何事もなかったかのように
切り返すワケですけど

ときに
この店

暑く (゜д゜lll) ねぇか！？と

湿度も温度も
明らかに異常な店内

なのに
「ハイサワー」なんて刻まれた
よれたTシャツのマスターは

ユルくも
しれっと
ひょうひょうと
汗のひとつもかかずに
鍋を振っているのがオドロキのレヴェル

ちょ
コレ
辛しそばなんかキメてたら
タイヘンなことになっちゃってたぞ！！

むしろ売り切れ
ラッキーだったかもしれないぞ！！

って




フルアンカケが来ました




それも
奇抜気味のド迫力

ああ
滝汗に溺れるであろう
横のにーちゃんを嗤ってやろうかと思っていたら

神様に嗤われるヨカンは
むしろオレの方に満ち満ちていて




熱 (゜д゜lll) っ！！

けど
ウマくないか！！コレ！！

どうにも
ユルさバクハツのマスターから




まさかの
街の中華を超えた
中華街レヴェルの一品が
飛び出てくるとは




っつか
改めて
「イカうま煮ソバ」
「ホタテうま煮ソバ」の存在が

そこそこの安心感の中
オレを五目ソバに誘ったワケですけど




コッチにもホタテがゴロゴロと
10個近くはブチ込まれていたりして

じゃあ
ホタテうま煮ソバの方は
一体どーなっちゃうのかと




っつか
チャーシューの美味さに
目を見開くワケで

低温調理のお次は
コッチに攻めてみるのもアリかもなー
なんつて

そうか
肉入り辛子ソバには
コイツが並べられてくるのねと

そりゃ
人気も出るというもの




とりあえず
食材のセレクションから
ブチ込みっぷりまで

マスターの
只者ではない感が溢れんばかりに

もうオレ
穴という穴から
オレ汁を吹き出しながら

もうオレ
目も開けられないくらいになってますけど




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

この味で
このド迫力
￥1000のラーメンを
安スギると思ったのは久しぶり




￥1000の春巻を
安スギると思える日も来るのでしょうか


全体液を
全フルアンカケに置き換えたあと

外に出た瞬間の
27℃の大気の清涼感といったら

いったい
店内は何度あったんスカ！！

っつか
あの厨房で
NO汗のマスター！！

やっぱアンタ
只者じゃないわ！！

ということで
本来の目的の
「肉入り辛子ソバ」

木枯らしの季節までの
オアズケということでよろしいか

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