森の聲だより

自然を愛するフリーのアロマナース♡

ALSと終末期

2017年06月14日 | 訪問看護
訪問看護のアロマチームは
看護の中でアロマケアをどのように活用しようか考えています。
最近チームの仲間から相談が多いのは
ALSのかたと終末期のかたへのケアです。

ALSという難病は
進行するにしたがって徐々に体が動かなくなってきます。
飲み込みが出来なくなり経口摂取が出来なくなります。
うまく言葉が出なくなり、唾液も飲み込めなくなります。
気管切開しなければ誤嚥で肺炎となるか呼吸困難になります。

これが回復することなく進行していきます。
次々進む病状を一つ一つ受け入れていく間もなく
進行のスピードが迫ってきます。

明日目を覚ましたら体のどこが動かなくなっているのではないか・・・と
明日の朝のことを心配しながら床に就くと皆さん言われます。

今、残っている機能に目を向け
そのかたが何ができるのか・・・
どんなケアをしたらいいのか・・・

昨日出来ていたことが
今日できなくなっている。。。。
次は何をしたらいいか
我々ケアする側も常に考えています。

有難いことにステーションには
リハビリの理学療法士・作業療法士・言語療法士がいます。
看護師とタックを組んで総動員して
一番いいケアを考えていくことが出来ます。

進行してもその時その時必要なケアをするために・・・
アロマケアも取り入れています。
心にも体にもアプローチできるアロマケアは
ALSのかたの場合、早期より取り入れるといいように感じます。
アロマチームの仲間もそれを感じているようです。

早い段階での信頼関係を築くこともできますし
一人で悩んでいたことや辛さに堪えていたことを訴えてくれることもあります。
どのように生きたいか、延命を望んでいるかどうかもお話ししてくれることも多々あります。

そのためにアロマを取り入れるタイミングを逃さないように
アロマチームの一人ひとりがオイルを持ち歩き
必要な時に体験できるようにしています。
それで患者さまが「またやってほしい」と言われたら
主治医に許可をもらいます。

ほとんどの方がアロマケアの気持ちよさ
そしてリラックスすること 
手の温もりで癒される時間が必要なことに気づいて
次回もと希望されます。

そういう状況の中、アロマの許可を出さない医師は少ないようです。

医師も「癒される時間」が大切だと考えてくれているんだろうと思います。

++++++++++++++++++++++++

がんの終末期の方もタイミングを逃すと急速に病状が悪化してアロマを取り入れられなくなります。
出来たらアロマケアが必要と思われたら早い段階で取り入れていく方がよいようです。

先日、アロマチームでないナースとがんの終末期の患者様の所に同行したときのことです。
色々なケアが終わり最後にアロマケアの様子を見てくれてました。

ご家族も在宅に帰ってきてアロマまでしてもらえるなんて本当によかったっと言ってくれました。

苦痛表情が無くなり、穏やかにウトウトし始めた患者さまの様子を見ていた仲間のナースも
こんなに穏やかになるなんて・・・すごいね!
私も出来るようになりたい!勉強したい!って言ってくれました。

嬉しいですね~
アロマチームの仲間が一人増えました。

少しでも穏やかな時間を送ってもらいたい!!
看護の中にアロマケアを取り入れていきたい!!

そんなナースが増えてくれたと思うのです。

そしてみんなのゴットハンドでなくていい
ホッとなハンドで
温かい温かい看護をしていきたいと思うのです。



緩和ターミナルアロマケアセミナー全5回
次回は秋に開催予定です。
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