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映画「砂漠でサーモン・フィッシング」

2012-11-11 09:01:47 | 映画
原作です。邦訳も出ています。

PAUL TORDAY原作のSALMON FISHING IN THE YEMEN
が映画化されました。 英国で一大ブームになりネット上でも結構話題
になり映画化が決定。このほど12月初旬に日本で上映されます。

あらすじは砂漠の国イエメンでフライで鮭釣りをしたい、ついては環境
作りに始まり鮭を放流したいというイエメン人の大富豪の突拍子もない
依頼が英国の水産学者ジョーンズ博士の元に届くところから始まります。

この超生真面目な主人公の博士を演じるのがユアン・マクレガーで、
「中東で鮭を釣る?冗談だろ。無理!無理!そんなの無理、絶対無理!」
とハナから拒絶していたのが、トントンと話が進み英国外務省や首相
まで絡む国家規模のプロジェクトにまで膨れ上がり、止む無く夢のよう
な話の実現に猪突猛進して行く荒唐無稽なストーリーです。

多忙でロクに家にいない妻と破局寸前の主人公が、依頼人の美人代
理人ハリエットと絡む話もあり、中東イエメンと英国官僚主義の狭間で
夢物語の実現に向かって行きますが意外な結末が待っているのでした。



もちろん当然釣りのシーンもありましてハーディと思われるフライロッド
も出てきます。主人公のジョーンズがイエメン人の大富豪に招かれ、
インバネスの大邸宅を初めて訪ねて行き、会見の時間まで釣りをする
場面が出て来ます。

Snowbeeのウエーダーを身につけ15ftのフライロッドでシュリンプ
フライでシートラウトを釣るのですがこれが一番初めの釣りの場面です。
映画の中では果たしてどう描かれるのでしょう。

フライフィシングファン必見の映画です。

           
 ーthe New York Times 何だかヘンな絵ですが、アッサラーム・アライクム!


当初は映画のタイトルも「イエメンで鮭釣りを」と原作通りの題名になって
いたのですが、特定の国名を出すのは如何なものか、と考えたのか
最終的に「砂漠でサーモン・フィッシング」と変更されたようです。


イギリスのペーパーバックってどうしてアメリカのよりちょっとサイズが
大きいのでしょう。アメリカサイズに合わせた本棚に入らないんですよ。
持ちにくいし、もうそろそろキンドルにするかなあ。ペーパーバックは
結局溜まってしまい処分に困ります。

フライ・フィッシングがテーマの映画では「リバー・ランズ・スルー・イット」
があまりにも有名でこの原作の中にも紹介されてますが、これよりずっと
昔にも「男性の好きなスポーツ」MAN’S FAVORITE SPORT?と
いうルアーの釣りを主題にした映画がありました。

釣りもしたことのない釣り具販売員が書いた釣り手引書がベストセラーに
なり、ゲストで釣りの大会に出るハメになってしまいます。ロック・ハドソン
主演のドタバタラブコメディーで何とマグレで優勝してしまうのですが
スピード・ソニックが使用ルアーとして映画に出て来たのを覚えています。



60年代の古い映画ですから知っているひとのほうがもはや少ないかも。
もうはっきりとは粗筋を覚えていません・・・


ハワイからの機内で見た「鉄の女サッチャー」や吃音の首相が主人公の
「英国王のスピーチ」などここのところ気に入った映画はイギリスもの
ばかり。

今回の映画もイギリス英語プンプン。特にハリエット役のエミリー・ブラント
を気をつけて見てみたいですね。

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