農業じゆう人

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「しもつかれ」

2017年01月22日 12時30分15秒 | 
      我が栃木県が誇る2月の郷土食である【しもつかれ】  皆さんご存知ですか・・?
            
                    これが今風の「しもつかれ」
              
              これらが材料です         必需品の鬼おろし      
      ご覧のような、薄茶色の見た目にはお世辞にも美しいとは言えないでしょ! 昔はもっとでした
        (私が子どものころ母が作ってくれたものはこのようなものではなかった)
        (とても食べられるようなものではなかったです。 鼻つまんで食べました)
      現在のものは、口に入れると、根菜と酒かすの甘み、サケのうまみ、煎り豆の香ばしさ
       などが広がって‘おいしい’と言われています。 (私はトラウマになっていて今でもダメです)
      作るのは通例、正月が過ぎて節分も終わった2月初旬がほとんどです。 今は・・・?
      これ、正月のご馳走の残り物を使い切るという庶民の知恵が詰まっているもの・・?
      年が明けると、県内のスーパーなどの店頭には‘大きなおろし器’が並び始めます
      これ「鬼おろし」(上の写真参照)と呼ばれる、しもつかれ作りには欠かせないものなんですよ    
                 ★          ☆          ★
   2月最初の午(うま)の日(初午=今年は12日)に、穀物の豊作を願って神さまにお供えしたのが起源。
   食生活が専門の“大森玲子・宇都宮大教授”によれば、鎌倉時代から栃木県内で作るようになり
    江戸時代半ばから末期にかけて多くの家庭に広がったといわれている・・?
   主な材料は、正月に食べて残った「サケの頭・節分でまいた豆・酒を搾った後の酒かす・前年に
    収穫した大根とニンジン」などなど・・・。
   “1年で最も食べ物が少ない時期なので、残りものを上手に使い切ろうとした”と大森教授。
   名前の由来は、栃木県の旧国名下野(しもつけ)とか・・味がよく染みていることを意味する
    「しみつかれ」などといった諸説があるといわれています。

   ‘しもつかれ’だけを冷えたまま、もしくは温かい白飯や赤飯に添えて食べるのが一般的 ??
    大森教授によると栄養のバランスは抜群だという。 (我々の時代そういわれていた)
   近所で互いにお裾分けする風習があり、7軒の家のものを食べると病気にならないといわれる。
   各家庭によって材料や作り方はまちまち・・隣の家のものでも違います。

   道の駅、日光・日光街道ニコニコ本陣で2月11日に開かれる「全日本しもつかれコンテスト」
    腕自慢の味を食べ比べることができる貴重な機会ですから一度いかがでしょうか!
    主婦からプロの料理人まで約30人が自作を持ち込み、一般の来場者がそれそれおいしい!
     と思った作品に投票する仕組み。最も多く票を集めた人が「鉄人」となるそうです。
      (私メ、県南部の方なのでこの催しは知らなかったです)
    
    今の‘しもつかれ’は、私が子どものころ実家で食べさせられた‘しもつかれ’とは大違い
    大変食べやすくおいしいそうです・・我が栃木県の2月の郷土料理「しもつかれ」
    ぜひ、一度食べてみてください。
    また、県南の佐野市では「佐野ラーメン・イモフライ・耳うどん」もありますよ~ 是非   

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