地震という言葉を聞いてまず思い浮かぶのは、皆さん「地面の揺れ」ではないでしょうか。
ところが普通の地震と違い、ほとんど揺れない「奇妙な地震」注目されているんだそうです?
普通の地震は、岩盤の割れ目が急速にずれて起こるといわれています・・よネ
割れ目といっても広がりをもった面ですが、そのずれが、非常にゆっくり生じる場合がある?
ということが、観測によってわかってきたんだそうです・・・。
それは「スロー地震」(ゆっくり地震)と呼ばれる現象なんだそうです。
スロー地震にはいろいろな種類がある
そうです。 主に地殻変動をとらえる
全地球測位システム(GPS)で見つかる
タイプのスロー地震は「スロースリップ」
と呼ばれる。 名古屋大のグループが
1997年、GPSのデータを解析し、大分
県と愛媛県の間の豊後水道で1年近く
スロースリップが続いていることを見つ
けたそうです。その後も6~7年おきに
マグニチュード6~7に相当する現象の
発生を確認。 浜名湖付近や房総半島
沖でも見つかっているそうです。
一方、地震計の観測でもスロー地震は
見つかるそうだ。当初は奇妙な地震と
して報告され、様々な名前が付けられ
たそうです。その正体を解明するうちに
スロー地震の全体像が見えてきた!?
防災科学技術研究所(現・東京大地震研究所)
の“小原教授”が、全国の地震観測網
から集まるデータを眺めていて、奇妙
な信号があるのを見つけたそうだ。
それは、まるでノイズのようなとても小さな振動で、数分から数日続くというものだった・・
詳しく調べると、この信号が見つかる範囲は、長野県から豊後水道まで約600㌔に
わたっていた。 それは、南海トラフ沿いのフィリピン海プレートが沈みこんでいくところ。
大地震を起こす震源域は深さ10~30㌔程度にあたると考えられていましたが、それより
深いところに分布していたという。 「深部低周波微動」と呼ばれるようになったこの
信号は、スロースリップと同期することがあると分かったそうだ。
こういった研究が進んだ結果、この微動もスロー地震の仲間だと突き止められたそうです。
南海トラフでは、大地震の震源域より浅い場所でもスロー地震に一種が見つかったという。
こちらは「浅部超低周波地震」と呼ばれているそうです。
(低周波は、小刻みではなく、ゆったりした振動だそうです)
日本の報告をきっかけに、世界中でスリー地震の観測は始まったそうです。
北米のカスケード・コスタリカ・メキシコ・チリなど、プレート境界型の大地震が発生する
地域でスロー地震が次々と観測されているそうだ。 また、プレートが沈みこむ場所
だけでなく、横ずれしているサンアンドレアス断層でも発生していることが確認された!!
「最初は奇妙な現象だと思われていたそうですが、プレート境界で起こる普遍的な現象
なんだとわかった」と小原さんはおっしゃっています。
神戸大の“吉岡教授”は、スロー地震が注目される理由について、「発生頻度が高い」・
「巨大地震が発生する領域の周辺で起こる」の2点を挙げています。
巨大地震はたまにしか起こらず、観測する機会はめったにありませんが、スロー地震は
しょっちゅう起こるという。 詳しく観測すればプレート境界がずれ動く仕組みの解明に
つながるのではないかと期待されているんだそうです。 スロー地震が起こることで
ひずみが解消されますが、その周辺には逆に、ひずみがたまる場所ができるという。
何度も繰り返すうちに大地震の引き金になる可能性も考えられているそうです。
東日本大震災の前にも、スロースリップが起こっていたことが、震災後に実施した
解析でわかったそうだ。 学者先生の皆さんは、スロー地震を監視することで
大地震の発生が近づく手がかりがつかめるようにならないだろうか・・?
そう考えて、研究一段とを進めているんだそうです。 (期待したいです)
ところが普通の地震と違い、ほとんど揺れない「奇妙な地震」注目されているんだそうです?
普通の地震は、岩盤の割れ目が急速にずれて起こるといわれています・・よネ
割れ目といっても広がりをもった面ですが、そのずれが、非常にゆっくり生じる場合がある?
ということが、観測によってわかってきたんだそうです・・・。
それは「スロー地震」(ゆっくり地震)と呼ばれる現象なんだそうです。
スロー地震にはいろいろな種類がある
そうです。 主に地殻変動をとらえる
全地球測位システム(GPS)で見つかる
タイプのスロー地震は「スロースリップ」
と呼ばれる。 名古屋大のグループが
1997年、GPSのデータを解析し、大分
県と愛媛県の間の豊後水道で1年近く
スロースリップが続いていることを見つ
けたそうです。その後も6~7年おきに
マグニチュード6~7に相当する現象の
発生を確認。 浜名湖付近や房総半島
沖でも見つかっているそうです。
一方、地震計の観測でもスロー地震は
見つかるそうだ。当初は奇妙な地震と
して報告され、様々な名前が付けられ
たそうです。その正体を解明するうちに
スロー地震の全体像が見えてきた!?
防災科学技術研究所(現・東京大地震研究所)
の“小原教授”が、全国の地震観測網
から集まるデータを眺めていて、奇妙
な信号があるのを見つけたそうだ。
それは、まるでノイズのようなとても小さな振動で、数分から数日続くというものだった・・
詳しく調べると、この信号が見つかる範囲は、長野県から豊後水道まで約600㌔に
わたっていた。 それは、南海トラフ沿いのフィリピン海プレートが沈みこんでいくところ。
大地震を起こす震源域は深さ10~30㌔程度にあたると考えられていましたが、それより
深いところに分布していたという。 「深部低周波微動」と呼ばれるようになったこの
信号は、スロースリップと同期することがあると分かったそうだ。
こういった研究が進んだ結果、この微動もスロー地震の仲間だと突き止められたそうです。
南海トラフでは、大地震の震源域より浅い場所でもスロー地震に一種が見つかったという。
こちらは「浅部超低周波地震」と呼ばれているそうです。
(低周波は、小刻みではなく、ゆったりした振動だそうです)
日本の報告をきっかけに、世界中でスリー地震の観測は始まったそうです。
北米のカスケード・コスタリカ・メキシコ・チリなど、プレート境界型の大地震が発生する
地域でスロー地震が次々と観測されているそうだ。 また、プレートが沈みこむ場所
だけでなく、横ずれしているサンアンドレアス断層でも発生していることが確認された!!
「最初は奇妙な現象だと思われていたそうですが、プレート境界で起こる普遍的な現象
なんだとわかった」と小原さんはおっしゃっています。
神戸大の“吉岡教授”は、スロー地震が注目される理由について、「発生頻度が高い」・
「巨大地震が発生する領域の周辺で起こる」の2点を挙げています。
巨大地震はたまにしか起こらず、観測する機会はめったにありませんが、スロー地震は
しょっちゅう起こるという。 詳しく観測すればプレート境界がずれ動く仕組みの解明に
つながるのではないかと期待されているんだそうです。 スロー地震が起こることで
ひずみが解消されますが、その周辺には逆に、ひずみがたまる場所ができるという。
何度も繰り返すうちに大地震の引き金になる可能性も考えられているそうです。
東日本大震災の前にも、スロースリップが起こっていたことが、震災後に実施した
解析でわかったそうだ。 学者先生の皆さんは、スロー地震を監視することで
大地震の発生が近づく手がかりがつかめるようにならないだろうか・・?
そう考えて、研究一段とを進めているんだそうです。 (期待したいです)