このオフの補強の動きは少ないようですが、今年も一応やってみます。
ここ2年の補強を振り返るまでもなく、センターラインからチームを作っていくのは当然のことです。
そして、センターラインに一本筋を通すことに何よりも高い優先順位を与えていたことでサイドの編成が後回しにならざるを得なくなり、サイドの人材不足に繋がっていたのも明白です。
ただ、ここまでの2シーズンの補強でほぼセンターラインの中心選手が揃ってきたので、このオフは懸案でもあったサイドの補強に乗り出せると個人的には思っていました。
しかし、勇人や移籍が濃厚とされる李といったセンターラインの主軸の選手に動きがあったので、まずはそこの穴埋めが優先されるものと思われます。
李の後釜は素直に郭泰輝になるでしょう。
一方で勇人の穴はどうなるのでしょうかね。
前回のエントリーでも書いたように、ダブルボランチで考えるならば攻守の役割分担が明確な組み合わせが1試合においても中長期的にもやりやすいものと思われます。
そして、クラブは安藤に大きな期待を寄せていると僕は思っているので、彼の後方を支える主に守備面に良さがある選手の加入を目論んでいるのではないかと思います。
そして、それは一部で報道されていたFC東京に移籍した森重や元・神戸の金南一といった守備面に良さがあるボランチへのオファーが裏付けるものでもあると思っています。
両者に正式なオファーを出したかどうかは定かではありませんが、金銭面がネックとなって獲得を見合わせたということはありえると思います。
ここはやはり大分・ホベルトが候補でしょうか。
ホベルトは1979年生まれの180cm73kのボランチ。
ハードな守備と正確な散らしが武器の熱いハートの持ち主の潰し屋タイプ。
今季は怪我の影響もあって出場機会は僅かでした。
後方でハードワークしつつ的確な散らしができる選手ですから、既存の3列目の選手達との相性はいいでしょうね。
次に清水を退団したマルコス・パウロ。
1977年生まれの180cm。
ブラジル代表や複数の欧州クラブでのプレー歴がある経験豊富な選手。
ポジショニングに優れ、フィジカルとスタミナが特徴の守備的な中盤の選手。
監督の方向性ともマッチしそうです。
ところで清水は彼を放出したとなると、代わりに中盤の選手を補強するのでしょうかね。
噂では小野伸二の名前が挙がっているようですけど、守備力や運動量の面で小野よりも優れ、彼よりも清水にフィットしそうな選手がいるように感じます。
枝村との競争になるでしょうけどね。
そして、元・C大阪のジェルマーノ。
現在はサントスFCに所属。
契約状況を含めた現況は全く知りませんし、移籍の可能性も知りません。
ただ、豊富な運動量、ハードな守備、高い危機察知能力だけでなく、左足でのパス、シュートの精度も高く攻守にハイレベルなボランチであることは間違いないと思います。
また、彼ら以外でもJの経験の有無を問わずに外国籍選手の可能性もあるでしょうし、加入が噂されているグレミオのチエゴをボランチで起用するという情報もあるようです。
いずれにしても外国籍選手がこのポジションに加入するものと思われますし、補強した選手が3列目の軸になっていくことでしょう。
日本人選手ではなかなかいい選手が思いつきませんでした。
次に、サイド。
個人的にはこのオフの最大の補強ポイントは左サイドのアタッカーだと思っていました。
なので、このポジションに外国籍選手の加入があるものと予想していました。
既に報道されている札幌・キリノもこのポジションもしくは右のアタッカーとして調査したのだと思っています。
そして、そうなると噂の有る鈴木慎吾をも獲得すると、若手の出場機会が大きく減少すると思っていました。
なので、鈴木慎吾の加入には懐疑的な意見でした。
ただ、ボランチに外国籍選手を補強すると、枠が足りなくなってしまいます。
そして、ボランチなのかサイドのアタッカーなのかの選択ならば、センターラインで攻守にチームの心臓部となるボランチが優先されるものと思います。
そうなると、左サイドのアタッカーは日本人選手ということになります。
すると、俄然、鈴木慎吾は僕の中でも現実味を帯びてきます。
他では、同じ大分の家長昭博を推す声は多いでしょうね。
彼はスペシャルな才能を有した素晴らしい選手であることは間違いないと思いますし、しかも地元出身の北京世代です。
これらの要素から考えれば、推す声が多いのも頷けます。
ただ、監督が強く求めるワードワークに課題がありますし、怪我がちなのも不安材料ですし、ディエゴとの共存を考えると周囲のプレーヤーに多大な負担が生じるようにも思います。
そういった攻守のバランスのリスクを抱えてでも獲得に動くかと考えれば、ここ2シーズンの戦い方を思えば、可能性はゼロではないにせよ少ないと思っています。
次にU-20日本代表の主力、東京Vの河野広貴。
1990年生まれの期待の若手で今季はJ2で6ゴール。
ドリブルが武器のレフティでサイドが主戦場。
神戸がオファーしたとの報道があるようです。
数年後には完全な主力としてプレーするでしょうけど、来季となるとどうか?
若手を育てていく路線を掲げるならば、有望な若手を余所から獲ってくるのも少し路線が違うような気がします。
個人的には、左のアタッカーは数年後には帰ってくる選手がいるので、日本人の若手を補強することはないのではないかと思っています。
彼は長く腰に持病を抱えながらもフランスで奮闘しています。
ただ、所属先は降格の危機に瀕していますし、年齢的にもそろそろ30歳になろうとしています。
さらには来年は大きな目標のひとつであるW杯イヤーです。
グルノーブルのシーズンの結果次第では、W杯終了後は復帰のひとつのタイミングでもあるようにも思っています。
まぁ、まだないでしょうけどね。
また、ボランチとアタッカーに外国籍選手を補強するケースもありえるでしょう。
そうなると、RSBは既存の選手が主力として起用されるでしょう。
その結果、左右のバランスを取ってLSBに攻撃面でも良さを出せる選手を補強する可能性も生まれると思います。
個人的にはLSBとしても村井慎二は高精度のクロスがありますし、面白いとは思うんですけど、林、勇人の退団という流れで同じエージェント所属の彼が加入するこはないように感じます。
また、このポジションで新卒加入した福村は3年契約を考えているとの報道がありました。
川崎との競合の末の加入ですし、彼にも大きな期待を寄せていることが窺い知れます。
そういった状況で、若手のLSBを補強するのもバランスに欠けるように思います。
となると、噂されている鈴木慎吾をLSBとして加入させるのでしょうかね。
僕は彼の適性はLWB>LSH>LSBだと思っています。
また、168cmというサイズも監督が起用してきたこれまでのDFラインの選手にはないサイズです。
ただ、他にLSBとして補強の対象になるような選手があまりいないようにも思うので、彼をLSBで起用するという可能性は現時点では捨てきれないようにも思います。
このオフの補強はやはり少ないものになるでしょうし、いろいろと妄想することも少なくなってしまいますね。
ただ、今年は3名のユースの選手が2種登録になりました。
そして、現1年生には多くの有望な選手がいるようです。
来年、新たに2種登録されるユースの選手もいるかもしれないでしょうね。
そういった有望な若い選手を揃え、鍛えるベースが出来つつあることの裏返しが補強の少なさに繋がっている面も少なからずあると思います。
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