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放火事件は重罪

2007-04-14 00:09:01 | 最近の法律問題
 昔から、火付け、強盗、人殺しは天下の重罪といわれてきた。
 
 先日、諏訪地方の9件の連続放火事件で、21歳の女性が、長野地裁松本支部で懲役10年の実刑判決を受けた。タレントの熊田曜子に似ていたことから、マスコミにも取り上げられ、かなり話題になった事件なので、皆さんもよく知っておられると思う。

 新聞によると、その前の公判期日では、検察側は、「諏訪地方の住民を震撼させ、社会的影響は極めて重大」として、懲役13年を求刑した。弁護側は「類焼をさせたり人を殺傷する意志はなかった」と情状酌量を求めていた。一般的に言って、検察官の求刑に対して、大体8掛けが、判決の刑であることが多く、その意味では相場と考えられる。

 一般の方は、この10年という刑は重いと感じるか、軽いと感じるか関心がある。刑の重さは、我々弁護士から見ると、犯罪の内容により大体予測が付く。この10年の判決は予想の範囲内である。

 それでも最近は、時々予想外に重い判決が出ることがある。最近では、ライブドア事件の、ホリエモンの実刑判決は予想が狂った。否認していたから、実刑も予想されたが、それにしても重いと感じた。逮捕当初、法律の専門家は、非常に軽い予想をしていたし、私もそう思っていた。

 ところで、本件では、放火対象が、物置のようにな「非現住建造物」と、一般住宅のような「現住建造物」とでは、法定刑に大きな差がある。
 現住建造物放火罪は、最高死刑まであり、5年以上の懲役となっているが、死傷者が出ることもあり得ることから当然であろう。これが非現住建造物放火罪だと2年以上の懲役であり、かなり差があることが分かる。

 平成21年から一般の人が刑事裁判に参加する、裁判員制度が始まるが、果たして、刑事判決の刑が重くなるのか、軽くなるのか関心が持たれる。
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1 コメント

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こんにちは (ズィロ)
2007-04-14 23:47:31
はじめまして(かな?)

私のブログで
ここの記事を紹介させていただきました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/zero_ayashii/archives/53817599.html
です。

よろしくお願いいたします。

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