松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

齢八十余年

2017-03-24 10:28:33 | 想い
60代のころ

前半、精神的にはよれよれだったが

まだまだ私は60代 体力は大丈夫と自信があった

70代のころ

もう70かと思うものの

気持ちの上では思い上がりの余裕があった


ところが一昨々年、傘寿を迎えた途端

これはまずい、とうとう80代に突入してしまった

そう遠くない内に倒れることも覚悟しなければならない年代に

なってしまった

子供たちの目の前で倒れるとは限らない

外歩きが好きなので

交通事故ばかりでなく

道の途中でばったりなどと云うこともありうる



沢山のチューブに繋がれて生きながらえるだけなど冗談じゃない!

今、元気な内に思うことや携帯用の依頼事項を

書いておかねばと下書したのにそのままになっている

そんな時、市から「エンデイングノート」が配布されると聞いた

早速、貰ってきたがこれも書き込むこともなく封筒に入ったまま

思いついた今夜は書き込んで子どもたちにも連絡しよう


私が書きおくことは簡単だ

ただ心臓を動かすためだけの医療処置は拒否する

葬儀は残った者の意思に任せるものの

ごく簡素にと願う

残し分け与える財産など何もないが

後始末、

これだけは嫌でも世話になることになる