仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

少林寺三十六房

2017年04月30日 | 映画サークル
久々の開催となった"ましけ映画サークル"4月例会(2017年4月25日)は、忠○企画の『少林寺三十六房(原題:少林三十六房)』(1978年/ラウ・カーリョン監督/香港)だった。
物語は、「明(ミン)が滅ぼされ、人々はその後に成立した清(シン)の圧政に苦しめられていた。広東では明の復興(反清復明)を目指す反抗が続いていたが、イン将軍(ラウ・カーウィン)は、清のティエン将軍(ロー・リエ)の部下・チェン将軍(チェン・ウーロン)との戦いの末に敗れてしまう。学生のリュー・ユーダ(リュー・チャーフィー)は志願して運動に加わったのだが、それが原因で海産物問屋を営む父親ら家族は殺されてしまった。復讐を誓い、カンフーの修行のため少林寺にたどり着いたリュー・ユーダ。名を三徳(サンダ)と改め、少林寺三十五房での厳しい修行に臨むのだが・・・」という内容。
寺の掃除をしながらもボーっと佇むサンダに僧侶が理由を尋ねると「修行に来たのにこの1年間、何も教えを受けていません」と答える。
「え!?そうだったの!?」というような僧侶の反応。
もっと早く言えよという感じだ。
(^_^;)
三十五房から順に次の段階へと修行を続けるサンダだが、初めのうちはまだ内面も鍛えられていないからか、ズルをしようとするものの、やがては寝る間を惜しんで修行をするようになる。
そうなると早く修行の成果が出るようになり、とんとん拍子に昇級(!?)していく。
それはかつてない異例の早さだったらしい。
頭の鍛錬が一番厳しそうだったが、やがて托鉢に出た際にはこれがとても役立ったわけだから、やはり大した修行内容だ。
(^_^)
サンダは実在した英雄とのことなのだが、修業時代には"風雲たけし城"を彷彿とさせるこの映画のような修行をしたのだろうか。
(^。^)