仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

スカイライン -征服-

2017年09月20日 | ムービー
『スカイライン -征服-(原題Skyline)』(2010年/グレッグ・ストラウスコリン・ストラウス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「起業家として成功した親友テリー(ドナルド・フェイソン)の誕生パーティーに招待されたジャロッド(エリック・バルフォー)は、恋人のエレイン(スコッティ・トンプソン)と共にロサンゼルスにやって来た。高層マンションのペントハウスで楽しい夜を過ごしたものの、深夜に仲間の一人レイ(ニール・ホプキンス)が突然窓の外から射し込んだ青白い光の中に吸い込まれ消えてしまうという異常な事態が起きる。続いてジャロッドもその光に吸い込まれそうになり・・・」という内容。
陽が昇ると、巨大な円盤群が放つ光が人間を次々と吸い上げていく光景がはっきりと見えた。
ロサンゼルスの街全体が地球外生命体による攻撃を受けていたのだ。
テリーとジャロッドの2人は様子を伺うためだと言って、制止を振り切り屋上へと向かったが、重力など問題にせず人間を次々に吸い上げていく宇宙船に対し、拳銃1丁で何ができるだろう。
2人はその後もヨットで海上に逃げ出せば何とかなるかもしれないと、今度はマンション自体から出ようとするのだが、どうにも現状認識が甘く、それ故に判断を間違い続ける。
ジャロッドはマンションの住人ではないにも関わらず、管理人のオリヴァー(デイヴィッド・ザヤス)からは"ボス"と呼ばれるようになるが、あれは相当に馬鹿にされていた感じだ。
(^_^;)
"密室劇"での面白い作品というのも世の中にはそれなりにあるのだが、これはどうにも中途半端な感じで展開してしまって、もったいなく思えた。
おそらく発想自体は良かったのだろうに残念。
これもやはり、グレッグ・ストラウス、コリン・ストラウスという2人の人間が監督をしていることの弊害か。