自分らしく・・・

映画が大好き!日々のあれこれを綴ります。

連休

2015-05-08 08:52:26 | Weblog
ゴールデンウィークが終わり、気がつくと私の心境にも変化があることに気がつきました。
悲しみに沈みきって、ただ「悲しい」ということしか考えられなかった4月。
今は、もう少しいろいろなことを考えられるようになりました。
時間というのは、偉大ですね・・・

連休には、一ヶ月ぶりに長男が帰ってきました。
迎える時のことを想像するだけで涙が出る思い、
そんな心境で、部屋を掃除したり、長男が喜びそうなメニューを考えたりしました。
駅に降り立った息子は、髪がずいぶん伸びていて、いろいろ余裕がない中、
精一杯一人で頑張ったのだろうと想像し、なんだかまともに見ることができませんでした。

久しぶりに家族がそろった夕食、TVを見ながらのたわいもない会話・・
そんなありふれた日常がこんなにうれしいとは思ってもみませんでした。
大学での授業やサークルの様子、一人暮らしのあれこれを饒舌に語る姿にも、
思った以上にやっている頼もしさも感じました。

一人暮らしをさせることへの不安、そのことにも私はこの一ヶ月苦しんでいました。
手をかけていた高校生の頃の息子しか頭になかったからかもしれません。
たった一ヶ月でも、大学生になった息子の姿をこの目で見て、
ずいぶん気持ちが楽になるのを感じました。

すっかり大人になっていた息子。
私は無事子育てをやりきったのかな・・・

気になる本

2015-04-17 17:25:18 | Weblog
気になるタイトルの本を目にして、手に取りました。

『母という病』

以前から書店に平積みされているのを目にしてはいたのですが、
自分が読む本ではないと思っていました。
むしろ、子育ての責任を母親に押しつけるような内容ではないかと想像し
不愉快に感じていたのです。

目次を見てみると、

序章 母親という十字架に苦しんでいる人へ
第1章 「母という病」に苦しむ人たち
第2章 生きづらさの根っこには
第3章 残された傷痕
第4章 不安定な母親に振り回されて
第5章 自分しか愛せない母親とその人形たち
第6章 生真面目な母親の落とし穴
第7章 「母という病」を克服する

母という十字架、苦しみの根にあるのは幼い頃の
自分自身の育ち。
そんなことは十分にわかっていたつもりなのに、
結局、ここにいる…

「第7章 「母という病」を克服する」
克服できるのだろうか?今からでも。

まだ読む勇気は持てなくて、本は元の平積みに戻しました。


戻らぬ時間

2015-04-17 09:34:36 | 子育て
なぜ私はこんなにもつらいのか・・・
そのことで自問自答を繰り返しています。

先日も、長男の通学していた町に買い物に出かけ、
目にするものの記憶に涙が流れるのを止めることができなくなってしまいました。
友達と話し込んで帰りが遅くなったファミレス、CDや雑誌を買っていた書店
図書館で受験勉強した昼食に使っていた牛丼店・・・
高校生だった息子の姿は、町の至る所にあって、見つけるたびに私の涙は流れます。
つい一月ほど前のことなのにその場所に高校生の息子が戻ることはないのです。

その、戻らぬ時間に私は涙しているのかもしれませんね。


戻ってきた理由

2015-04-08 17:46:31 | Weblog
4年も放置していたこのブログに戻ってきたわけは・・・

長男の大学進学と、それに伴う巣立ちです。
家族から離れて、長男が一人暮らしをすることが決まった時、
私は、突然これまで感じたことのない、深い悲しみと喪失感におそわれ
戸惑いました。
ずっと大切にはぐくんできて、自分の一部のようになっていた存在と
無理矢理引き離される、そんな感覚。
空きの巣症候群なんて言葉を耳にしたことはありましたが、
自分がその立場に立ってみると、想像していたものとは違いました。
私は、三人の男の子の子育てで、大変な思いもしてきていますから、
早く一人前になって、手を離れてほしいと思っていたはずなのに・・・
一日に何度か悲しみが襲ってきて涙を流す毎日。

そんな、気持ちを誰かに聞いてもらいたくて・・・

4年も・・・

2015-04-04 09:43:34 | Weblog
本当に久しぶりになってしまいましたが
・・・戻ってきました。

4年の歳月は長い
このブログに書き綴った日々を、読み返しつつ
懐かしい思いに浸っています。

また、よろしくお願いします

久しぶりに…

2011-03-26 11:03:15 | Weblog
久しぶりに長男のお弁当。
4月から中学3年生!
お弁当もこれじゃ足りなくなるかな?

スカビオサ・・・

2011-03-18 16:22:17 | Weblog
地震から1週間・・・

もう一週間なのか、まだ一週間なのか、
時間の感覚がなくなってしまったような感覚に陥るときがあります。

被災された方々・・・
私はこういうときかける言葉がみつかりません。

ホームセンターに買い物をした後、
入り口付近のガーデニングコーナーに目が行きました。

「ふくしまの矢祭町からスカビオサ」
大切にプランターに植え替えました。



『英国王のスピーチ』

2011-03-02 15:23:58 | 映画
第83回アカデミー賞 作品賞に輝いた『英国王のスピーチ』見てきました。
今日はレディースデー、しかも受賞作品ということで?
平日なのに、座席は結構埋まっています。

「英国史上、もっとも内気な国王ジョージ6世」
「バッキンガム宮殿に隠された、感動の実話」

などという、感動を予感させる言葉が、
パンフレットや予告CMに躍り・・・期待して見に行ったのですが、

・・・私はそれほどの感動はうけませんでした。
吃音という障害に苦しむ、人間的な王。
障害を克服しようと、涙ぐましい努力をします。
それを支える家族と、治療者ライオネルの友情
確かに個人の物語としては感動の実話といえるでしょう。

でも、私は違うかたちで障害を乗り越える感動を望んでいたようです。
吃音という障害はあっても、たどたどしい表現であっても
本当に国と国民を思う気持ちがあったら、国民は王の言葉に耳を傾けるはずです。

ヒトラーの率いるナチスの足音がそこまで迫る中で、
吃音を直すトレーニングに日々いそしむ王の姿は滑稽なだけ。
本当にそんなのんきな状況にあったか疑問です。

私は障害も丸ごと受け入れるという考え方の方が好き。

セラピスト役を演じたジェフリー・ラッシュの演技はすばらしくて、
引き込まれました。
英国映画らしい品のいい映像も素敵です。

『ヒア アフター』

2011-02-25 16:45:04 | 映画
昨日は、以前から公開を楽しみにしていた、イーストウッド監督の
『ヒア アフター』を見てきました。

解説: クリント・イーストウッドがメガホンを取り、
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた
死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマ。
死を身近で体験した3人の登場人物が悩み苦しみ、
生と向き合う姿を真摯(しんし)に描いていく。
主演は、『インビクタス/負けざる者たち』で
イーストウッド監督作品にも出演したマット・デイモン。
ほかに、『シスタースマイル ドミニクの歌』のベルギー人女優セシル・ドゥ・フランスや
映画初出演のジョージ、フランキー・マクラレン兄弟が共演。
彼らが見いだす生きることの素晴らしさが、ズシリと心に響く。


映画の情報を知ってから、ずっと楽しみにしていた作品でしたが、
見に行くかどうか、正直迷っていました。
最近、知人の家族に不幸があり、物語として見ることができそうになかったからです。

思った通り・・・
大切な人の死を経験した人々の悲痛な想いが胸に強く迫り・・・
泣くのをこらえることができませんでした。
エンドロールが流れ終わっても、なんだか立ち上がることができなくて、
思い出しては、また涙が流れる・・・という感じ。
結局、ふわふわした状態で車を運転し、
このままの気持ちを抱えて帰れないなぁと思って、
美術館のある公園によることにしました。
そして、たまたま開催中の企画展を見て帰りました。

映画の内容についてはまた次回記事にできたらしようと思います。



頑固な女

2011-02-15 15:25:55 | Weblog
今日は朝からもやもや・・・
夫ともささいなことでケンカになってしまいました。

結婚してもう15年、お互いの存在への安心感といえば聞こえはいいけれど、
どこかお互いへの遠慮や気遣いが薄れてしまっているようで、
生活上の意見の食い違いを、キツイ言葉で言い合ってしまうようになりました。

私も、自分自身のゆずらない頑固さやかたくなさに
我ながらあきれはててしまっています。

昔はあんなに可愛い?女だったのに・・・(笑)
自己嫌悪!

バレンタインデーのチョコも昨日の夕方の買い物で慌てて買っているんだから、
そういうところから、既にダメですよね。

もやもやをかかえて、今日は気分転換に映画館へ→

『ウォール・ストリート』見てきました。