西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

卓吾「郷愁の晩鐘」(卓吾門下水墨画展賛助出品)

2009年11月09日 | Weblog
8年前に水墨画を始めた時からのファンです。
没骨を多用した写意的な水墨画を得意とされ、
繊細でいて、大胆な作品に魅力があります。
画集は殆んど全部ありますが(6冊くらい)、
残念ながら、一枚も作品は持っていません。

画を描かれているところを拝見したことがあるのですが、
筆の動きはまるでバイオリンを演奏するように
軽やかにリズミカルに動き、
一方紙に残る筆の軌跡は余す所を無く対象を捕らえて、
青年期のバイオリニストを目指されたころのお姿を
彷彿させるものがありました。
一枚の作品の中に繊細さ大胆さ、儚さと重々しさ、光と暗闇、
相反する2つのものを同居させ調和させる。
私にとって水墨画に惹かれたきっかけとなった原点の方です。

* * * * *


11月24日(火)~29日(日)
大黒屋ギャラリー
中央区銀座5-7-6
銀座大黒屋ビル6F

門下の方のグループ展
「第13回卓吾門下水墨画展」があります。
画像は卓吾先生の賛助作品です。
以上、案内葉書から。


* * * * *


以前も何回かお邪魔しています。
知り合いはいないのですが、
いつも、入会を勧誘されます。
今は時間もおこづかいも書道で一杯だから・・・・
きっと、私にはご縁のない先生なんです。








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