西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

山渓画不如山渓

2010年05月26日 | Weblog
山渓画不如山渓

どんなに立派な山渓画も本物の山渓の素晴らしさには適わない

へたくそな山渓画を画いていたら、
洒落にもならなんだけれど・・・・
ちょっと格好つけてみただけ。

今日は仕事が休みなので、
午前中にY展のための制作をして、
午後から、水墨画を画いてみた。
山渓画をやるのは、2回目。
書道を始める前の3年前に画いてみて、
全然様にならないので、
それっきり、画いたことがなかった。
それで、正真正銘の2回目。
書道をやり出してから、
水墨画が様になるようになった気がする。
水墨画の王子江先生に
「水墨画をやるために、書道を学びなさい」
と勧められ、始めた書道だったのだが、
書道に熱中して、どっちが主なのか判らない状態になっている。
しかし流石、王先生だと、今更ながら思う。
ほぼ2年間は画筆を触ったこともなかったのに・・・
不思議だ。


「千里横黛色 数峯出雲間 王維詩 庚寅 ○○画」
赤い印、白い印ポンポンと押して気分を出した。
この印がイイのである。
日展会友の権田悦櫨先生に作って戴いたもので、
金文で刻された白文が素晴らしい。
 
実は、米フツの水墨画によく似た構図のものがある。
筆遣いは全然違うので、
臨画のじゃないけれど・・・
もし、私が王鐸なら、臨米フツと嘯いているだろう。
今日は、少し調子に乗りすぎかもね!

こんな所にお家があったら、
見晴らしバツグンである。
買い物不便だろう。
もしかして、観光客がウルサイカモ。
中国は行ったけれど、黄山も、張何とかも桂山の見ていない。
何しに行ったんだろう?


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