松石寺尾根⑨

 急登の雰囲気が分かるこの写真は、山の絵を描く中村好至惠さんが「ヤマツツジお花見登山」のときに写したものです。

 中村さんは白山書房発行の季刊誌『山の本』にコラム「心に映る山」を連載し、本文の挿し絵も担当しています。
 その白山書房が1年前に発行した菅原信夫著『続丹沢山紀行』に西山のことが載っていると、6月例会に参加した大塚さんが教えてくれたので、遅ればせながら昨日有隣堂厚木店で買い求めました。
 該当ページを開くと、2013年1月に大沢から経ヶ岳に登り、華厳山、高取山、発句石と回り、松石寺尾根を大平に下りた記事が載っていました。
 11ページ弱にたくさんの写真が入り、たいへん分かりやすいものでしたが、残念なことに最初の大沢登山口が間違っていました。
 当会の「荻野西山登山マップ」では、ゴルフ場に入ってからは橋を渡らずに大沢登山口まで行くようになっているのですが、著者は私たちが「ハンターの溜り場」と呼んでいる橋を渡ってしまい、対岸を歩き、直接当時の高取山登山口にたどり着いているのです。
 そのため彼は経ヶ岳の登山口を苦労して探すことになったのです。
 橋を渡らず真っ直ぐに進んで行けば、ゴルフ場と山の境になり、そこに、直進が華厳山、右手が経ヶ岳、左手が高取山との西山3山の登山口の案内板があるのです。
 くどいことですが、上荻野バス停から大沢登山口までは用野橋以外の橋を渡ることはありません。
 また、2014年12月に遭難事故がおきましたので、現在の「高取山登山口」は、この本に載るところではなく、手前のカート路の急坂を登りきったところに替え、高取北尾根に直接取りつくようにしました。

 昨年12月に、この「ハンターの溜り場」の橋周辺に道標を取り付けました。
 これは、秋以降、月例登山の折りに、橋を渡ってしまい、登山口を見失い、藪漕ぎをした複数のグループに出会ったからでしたが、もしかしたら、彼らはこの本を読まれたのかもしれません。
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