西呑屋おかみ日記

思いついたことを、思いついたときに。とある祭でURLを撒いてしまったので、今後は羊毛作品の記事もアップします。

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アリス展、終了!

2011-07-12 | 羊毛フェルト
天候に恵まれ…というと、あまりに印象が違うけれど、
雨に邪魔されることもなく、
5日から10日、6日間のアリス展が終わりました。
お越しくださった方、へばりそうな酷暑のなか、
本当にありがとうございました。

展示のメインは、羊毛倉庫師匠の講座でつくった
アリスとヘイヤ(『鏡の国のアリス』の登場人物。ん? 人物?)。
この展示、まるで中国の兵馬俑! 



びっくりするほど、みんな顔かたちが全然違う。
人形は作り手に似るというけれど、私のはどうかしら。
驚いたのは友人M。私の作るものなどたいして見たことないはずなのに、
アリスばかりかヘイヤまで(!) 迷うことなくピタリと当ててくれたのだ。
これは、かなり嬉しかった。

(↓センターでカメラ目線なアリスが私の)



30人近い大所帯でのグループ展。
企画から展示まですべてをやってくださった師匠の人柄もあって、
いやー、実に楽しかった。
この場をお借りして、師匠とメンバー全員に感謝を。

呆れるほど寡作な私だけど、いまは創作意欲に燃えている。
しかし、それを邪魔するこの暑さ!
羊毛…、触りたくない…。

そして、今週から仕事もタイトに…。


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アリス展のご案内

2011-07-08 | 羊毛フェルト
半年以上放置しまくった上に、出て来るなり宣伝で、まっことすみません。

7月10日(日)まで、根津のギャラリー汐花で開催中の
羊毛倉庫とヴォーグ学園教室展「アリス人形の一年間」に参加しています。



~10日(日)
11時30分~18時30分(最終日は~17時)

汐花 SEKKA-BORDERLESS SPACE
東京都文京区根津2-24-3

課題作品はアリスとヘイヤ。
びっくりするほど個性が出るもの。大集合した光景は壮観です。

で、私の「頭でっかちアリス」と「腹黒いチェシャ猫」。



アリスの物語は狂気の世界だと思うので、
どこか、ありえない雰囲気にしたかった。
なので、今回は“やたらと頭のでかい子をつくる”ことを自分への課題にしました。
チェシャ猫は首と腕が可動です。

同じ「アリス」をテーマにしても、作り手によって実にさまざまな世界が広がります。
もし、土日にお時間ありましたら、ぜひ谷根千散歩のついでにでもお立ち寄りください。
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なだめ役

2010-11-02 | 羊毛フェルト

人形ネタばかり続いてすみません。
今週末のデザインフェスタに向けて、なんとか新作をもう一つ。
「なだめ役」

「まあまあ、落ち着いて」「そんなこともあるって」
冷静で穏やかな聞き役です。




で、あらためまして、ご案内。
11月6日(土)・7日(日)
羊毛仲間と10人で、東京ビッグサイトで開催されるアートイベント
デザインフェスタ VOL.32」に出展します。

ブースは1階【C-77・78】グループ名は「ヒツジ舎」です。→



入場料が1日券1000円(前売800円)
両日券1800円(前売1500円)もするもんで、
お誘いしにくいことこの上もありませんが、
出展ブースが3000近くもある一大イベントなので、
お気に入りの何かが見つかるやもしれません。
歩きやすい靴でお出掛けください。


※デザフェスの後、
横浜市金沢区の泥亀公園の隣にある 器と雑貨の店「den」さんに置かせてもらっていましたが、
ありがたいことに SOLD OUT


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わたしも踊りたい

2010-10-27 | 羊毛フェルト

作品ができないと更新しないのか?
そりゃヘンだろう、そもそもそういうブログじゃなかったはずだ、と
嗚呼、お叱りはごもっとも。私だってそう思う。
なんでこんなに日が経ってしまったものか…。

まあ、それはそれとして新作です。
「わたしも踊りたい」


バレエに憧れている少女です。
たぶん、お友だちの発表会でも見に行ったのでしょうね。

高さ12cm前後の好きなものを支えに立たせることができます。
何でもバーに見立てられる、それが“妄想バレリーナ”ってもんですから。


今年は、不思議とバレエを意識する機会が多かったもので。


11月6日(土)・7日(日)
羊毛仲間と10人で、東京ビッグサイトで開催されるアートイベント
デザインフェスタ VOL.32」に出展します。

ブースは1階【C-77・78】グループ名は「ヒツジ舎」です。→

人数が7人から10人に増えてパワーアップ!
ああ、しかし私は何体持って行けるのかしら!!


※デザフェスの後、
横浜市金沢区の泥亀公園の隣にある 器と雑貨の店「den」さんに置かせてもらっていましたが、
ありがたいことに 売約済み




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半袖でもウールでは

2010-08-11 | 羊毛フェルト
毎日暑くてまいってます。
そんななか完成した「赤い髪」。

せめてサンダルを履かせてやればよかったか?
まあ、本人はいたって涼やかな顔をしているので、よしとしておきましょう。



髪の色で、秋を先取り。


※横浜市金沢区の泥亀公園の隣にある 器と雑貨の店「den」さんに置かせてもらっていましたが、
ありがたいことに SOLD OUT


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寡作にもほどがある

2010-07-28 | 羊毛フェルト

なァにが、今後は羊毛作品の記事も…だか!
あれから何ヵ月? やっと新作「まり」が完成しました。

あやとり」と同じ、昭和の子どもシリーズ(そんな名前だったっけ?)です。



ブラウスは、春に花屋で買ったサクラの樹皮で染めました。(参照)





※ありがたいことに SOLD OUT




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その作品の卑屈さも貧しさも

2010-07-12 | Weblog
大学生のとき、一度だけ、オーディションというものを受けに行ったことがある。
あれは、つかこうへいの『幕末純情伝』(初演)。
確か、劇団解散後、執筆業に専念していた つか氏が、久々に手がけることになった芝居だった。

当時はもう舞台からは離れていたし、
そもそも芝居の世界に己の将来を夢みたことなどなかったから、
断じて不真面目な気持ちではなかったものの、私にとってそれは“見物”に近かったと思う。
私に芝居のイロハを教えてくれたのが、つかに傾倒して青春時代を送った人で、
おかげで完璧にすりこまれ、
時期的につか芝居なぞ観たこともないのに思い入れだけはたっぷり。
つかこうへいを生で見たい、見たんだよと自慢したい、という動機は、
お役を勝ちとらんと目をギラギラさせた娘さんたちの中では、弱く不純なもので、
そもそも結果どうこうではなかったのだ。だから単純に面白かった。

オーディションのお題は「釜山港に帰れ」を歌いながらの殺陣。
つか演出独特の“口立て”で、その場で芝居をつくりながらというものだった。
つか氏に直接「○○レイコ」と名を呼ばれ、「リョーコです」と訂正し、
「ああ、リョーコなんだ」と、会話とも呼べぬ会話を交わしたことで自分の中では満足。
あとは生来のアガり症と、それ以前に殺陣の素養ゼロゆえのへっぴり腰で
さぞやお粗末なものをお見せしたのだろうけれど、忘れた。
俳優の石井喧一氏にチチを揉まれるとか、そういう演出も入ってきたりして、
まだまだおぼこかった私にしてみたら、
それはもう、それなりに、かなりがんばったのだった。
(いまだにテレビで石井氏のギョロ目を見ると、なんだか不思議な気分になる)

テレビドラマのような軽い会話の応酬だけでできあがっているような芝居はやはり物足りない。
やはりスポットライトを浴びて、客席にメンチを切っての熱い長台詞は必須でしょ、とか
いまだ泥臭い芝居を好むのは、間に人を介してはいるものの確実につか氏の影響で。
実際にはくだんの『幕末純情伝』と、もう1、2本くらいしか観ていないし、
これからまた観たいとも、とくに思っていなかったけれど、
亡くなったと聞けばやはり心が騒ぐ。

ご冥福をお祈りします。

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『田んぼで遊ぼう!』

2010-06-23 | おしらせ
執筆スタッフとして、少しばかり関わった本が発売されました。
この春は、これの原稿を書くために
ネットで蛙の卵の画像ばかりを大量に眺めていたりしたっけなあ。
(生きもの担当だったので)

“田んぼ遊び”に誘いつつ、
それを通して、食や農、地球環境のことまで考えさせる、
内容ぎっしりの良書です。
子どもから大人まで、けっこう楽しく読めると思う。

せっかく瑞穂の国に暮らしているのに、
田んぼのことって、そういえばあまり知らない…
そんな人、多いのでは? かくいう私もその一人。
もったいない、もったいない。
この機会に、田んぼと仲よくなりましょう。
一家に一冊、いかがですか? ←またか(笑)

にっぽんの里遊び入門 田んぼで遊ぼう!』
里と生きものネットワーク編
発行:(株)地球丸
定価:1400円+税
←地球丸の紹介ページ。各インターネット通販にリンク!


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家電は付喪神にはなれない

2010-06-20 | 日々のこと
百年も使い続けた道具には、魂が宿るというけれど、
電子レンジなら16年は、かなり長いほうでしょう?

一人暮らしを始めたとき、学生時代の仲間たちが、
「いつ行っても旨いメシを食わせろ」という意味で贈ってくれたオーブンレンジ。
終電まで仕事して、真夜中に帰ってからパンを焼いたりもしたなあ。
あの頃は、冷蔵庫も単身者向けの小型で、その上に載せていたっけ。
回る天板の上で、少しずつふくらんでいくパンを、ぼけーっと眺めているのが好きだった。

関西に持って行くときと東に戻るとき、二度の変圧もクリアし、
ここまで長く使ったのは、第一に壊れなかったからではあるが、
みんなが買ってくれたものだから、というのも、もちろん大きな理由。

うーん、しかし、家電って所詮、一生使える道具じゃないのだ。残念ながら。
さすがに最近ヘンな音がし始めて、
ちょっとあやしい感じになってきていたので、昨日ついに買い換えを。
いやー、最近の電子レンジは回らないのね! っていうくらい、こちらの感覚は古いです。
ちょっと、否、けっこうワクワクしたりして。


イガG、Mトモ、Kヤチ、Kボリ、Tカシ、オータケ、本当にありがとう。
16年使ったよ!
今度のやつは、スチームオーブンレンジなんだぜ。
遠くは青森からになるけど、腕をふるうから食べに来てね。

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はやぶさ!(6/13)

2010-06-20 | 日々のこと
宇宙への憧れだとか、ロマンだとか、言葉にしたら、なんてまあ安っぽい。
別にそういうんじゃないんだけど、ふと空を見上げた夜に、最近はよく思うのだ。
あの月も、その向こうの星々も、そしてこの地球も、
広大な宇宙空間に浮かんでいるという点では同じなんだよなぁ、とか。
そういう“果てしなさ”って、子どもの頃はけっこう普通の感覚として持ってたのに、
歳を重ねるにつれ、いつの間にか、
空は、暮らしを覆う天井のようなものになり、
自分の生きているこの場所のことしか考えられなくなっていた。
ときどき宇宙飛行士が、宇宙ステーションから地球の姿を見せてくれるけど、
「ほう、青い。まだ青い。よかったね」と思うことはあっても、
宇宙自体に思いを馳せることは、ほとんどなくなっていたのだ。
(“宇宙ステーション”とかいっても、月より遙かに手前だしさー)

あの子どもの頃の感覚がよくよみがえるようになったのは、
小惑星探査機「はやぶさ」を知ってから。

地球を出発した機体が約3億キロも先の小惑星イトカワに着陸し、再び地球に戻って来る!
それだけで大騒ぎしていい世界初のプロジェクトなのに、
なんで宇宙ファンと呼ばれる層の注目しか集めていなかったのか実に不思議。
実際わが家も、去年だったか、後輩ミヤジに
『はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語』(幻冬舎新書)を薦められるまでノーマークだった。
メディアの多様化は、ときに、人を置いてきぼりにする。
ネットの世界に情報がいかに溢れていようとも、
取りに行かなくちゃ得られない時点で、受け手は選別されるわけで。
(同じ理由で『ぴあ』時代のほうが、観たい映画の公開を逃すことはなかった)
トラブルに次ぐトラブルで満身創痍となり、幾度となく諦められかけた帰還が
当初の計画より3年ほど遅れたものの、今夜ようやく叶う! という13日の朝も、
朝日新聞の片隅には小さい記事が出ただけだった。テレビでは報じていたのだろうか?
たとえばアポロの月面着陸を、当時知らない人なんていなかっただろうに!

「今日は早く帰ってきなさい。ネット中継を見ますよ」
「はい!」
「シャンパン買っておきますからね」
「お願いしますっ」

この日はもはや恒例となった音楽会の司会を務める日で、
普段なら打ち上げにも参加するところなのだが、そんなわけでまっすぐ帰宅(I、許せ)。
験を担いで買って帰ったカツむすびを食べながら、パソコンの前でじたばた(あるじが)。
結局、特番を組んでいた動画サイトには入れず、
管制室と、オーストラリア現地で宙にカメラを向ける和歌山大チーム、
二つのライブ動画を並べて見守ることに。
回線混みすぎで動画はブツ切れ。実に、実にもどかしい。
テレビ中継はなぜないのか!? 
仕分け対象の宇宙開発事業を持ち上げまいとする○○党の陰謀か!?

幸い、大気圏突入のその瞬間だけ、奇跡のように動画がつながった。
次第に光の粒が大きくなり、周りの雲も輝いた。
“帰還”とはいえ、はやぶさ本体は燃え尽き、
いま目にしたのはほとんどその光なのだと思うとちょっと涙も。
いやー、おかえり。長旅だったね。シャンパンを開けよう、乾杯しよう。

包帯だらけの美少女キャラ“はやぶさたん”が
必死に“はじめてのおつかい”から帰って来ようとがんばっている画像など、
ネットで見るとげんなりするが、まあ、擬人化はわからないこともない。
でも私が何に感情移入しているかというと、
やっぱり、はやぶさという機体そのものではなく、
諦めなかったプロジェクトチームの人たちと、彼らのはやぶさへの思いなわけで。
はやぶさに、最期に地球の姿を見せてあげたいと、
写真撮影のラストミッションを与えたなんて聞いた日にゃもう滂沱。

ほんとうにお疲れさまでした。後継機も飛ばせますように。
カプセルにイトカワの欠片が(昨日の時点で1mm以上の欠片はなかったそうだけど、
埃でもいいから)入っていますように。
もし入っていなくても、その往復だけで十分に価値がある、
歴史に残る偉業なのだということが、ちゃんと伝わるように報じられますように。


翌朝のテレビは、ちゃんとはやぶさがトップニュースでよかった。




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パイプ片手に横須賀を行く(6/5-6)

2010-06-16 | パイプ
初めて日本パイプスモーキングクラブ(JPSC)の面々に会ったのが、
ちょうど一昨年のいま時分。まさに旅行会の当日だった。
Mさん(参照)に、近所だから遊びにおいでよと誘われ、自転車で向かった金沢八景駅前。
白い煙を上げている集団は、探すまでもなくすぐにわかった。
野島公園の散策、おじさまたちの健啖家ぶりに度肝を抜かれたバーベキュー。
どれも面白かったけれど、やはり強烈だったのは、
夕食後に開催されたロングスモーキングコンテスト。
宿の一室(もちろん畳)に車座になり、
20名近い大人たち(当時たしか最年少29歳、最高齢94歳)が神妙な顔をして黙々と煙突を立てる。
インドのガンジャ宿もかくやという光景。
なんなんだ、この会は。面白すぎる! と、一発で入会を決意したのだった。
思えばあの夜が、パイプスモーカーとしての私のピークだったかも。
「きみなら世界も狙える」と煽てられ、ひゃっほう!と思ったものだった(泣)
ただのビギナーズラックであったことは、そのあとイヤというほど思い知ることになる。


さて、あれから丸2年。今年の旅行会も同じ金沢八景泊。
散策地は横須賀に決まり、近所に住まうわれわれ二人が仕切り役を仰せつかった。
名幹事T氏の補佐とはいえ、責任は重大。
6月5日。集合は汐入駅前に11時。30分前には行って、皆さんをお迎えしなくちゃ。
…10時にT氏から電話。最長老含む3名、もう着いたとのこと。マケマシタ。
しかも予定の11時には、25名近い参加者全員が勢揃い。たった一人の遅刻もなし。スバラシイ。

12時からの軍港めぐりのクルーズ船に乗るために、ぞろぞろとショッパーズ裏の乗り場へと移動。
米国海軍のイージス艦や海上自衛隊の護衛艦を眺めながら45分間クルーズを楽しんだあとは、
貸切で予約していた「ハングリーボーイ」で昼食。
大所帯ゆえ、メニューは基本、横須賀グルメの代表格、ネイビーバーガーor海軍カレーの二択。
このご時世、約25人がパイプを燻らせてもOKと言ってくれる店はそうそうないのだ。
ほんとうにいい店! ありがとうハングリーボーイ。

食後はドブ板通りをひやかしながら、三笠公園までぶらぶら歩く。
この街には、なんとまあパイプが似合うこと!(上の写真をごらんなさいな)
三笠公園では、希望者は戦艦三笠の艦内を見学。日露戦争の昔に思いを馳せる。
戦争は、それは痛ましいものではあるけれど、
この時代はまだ、敵と味方の間に敬意があったのだと、資料を見ながら唸ったり。

戦艦三笠から降りて、のんびり横須賀中央駅まで歩き、本日の横須賀ツアーは終了。
金沢八景の馴染みの宿「やなぎ旅館」に落ち着いた。
女性陣5名は、夕食前の時間を利用して、徒歩15分くらいところにある銭湯「亀遊館」へ。
これが正解。Mさんお手柄!
湯は少々熱かったが、そのぶん風呂上がりの夕風が気持ちよく、なんとも爽やかだった。
(夕食時のバタバタで、私はあっという間に汗だくに戻ってしまったが)

食後はもちろん、ロングスモーキングコンテスト。今年も繰り広げられるこの光景!

 

  旅行会のコンテストは団体戦。
  公式戦と同じ3g。
 
  敵対してナンボの夫婦参加だというのに、
  何の因果か同チームに。

  そろそろ“着火ミスの”と
  キャッチコピーがつきそうな私としては、
  もうこれ以上汚名は重ねたくないところ。

火が着いたので今回はもう大成功! という志の低さではあるが、
我がチームは、あるじのそこそこの頑張りと、
何より今回の優勝者A氏のダントツの好記録で、みごと優勝。
私も凡記録ではあるものの、足を引っぱらずに済んで本当によかった。
そうそう。早々に戦線を離脱したもう一人のメンバーT氏が、タイムキーパーをしつつ
自称“監督”としてチームを引っ張り、否、周囲をヤジり倒して、
我がチームを優勝へと導いてくれた(?)ことも忘れてはいけない。

初めて、それも二人揃って手にした優勝バッジ。
それに相応しい記録ではないのだけど、それでも嬉しかった。

みんなの持ち寄った賞品は、優勝チームから順に、選ぶ権利が与えられる。
包装されていて中身がわからないものもあるが、わかるもの複数あるのだ。
喉から手が出るほど欲しいけれど、まあムリだろうと諦めていたモノが、
なんと、選べることになったこの幸せ。「おまえさん、おまえさん。あの茶色の小瓶だよ!」
そう、茶色の小瓶の中身は、我が会の最長老にして
銀座の名店「カフェ・ド・ランブル」のオーナー、関口翁特製のコーヒーリキュールなのだ。
一昨年も昨年も、このリキュールは賞品ではなかった。
カップのアイスクリームを人数分調達し、各自真ん中を丸く掘り、
順番に並んで関口翁手ずからリキュールを注いでもらう、
それはさながら、何か崇高な儀式のようだった。
今年はそのコーヒーリキュールが賞品として並んでいる。
い、いただいていいのですか? い、いただいちゃうよ。
(その場で「さあ、アイスクリームを買ってきましょう」と、言えなかった狭量さを許して欲しい)
私の順番が来て、選んだのは獺祭 純米大吟醸。
こちらは涙をのんで開栓し、皆さまに振る舞うことに。

パイプをくわえ、酒を呑み、楽しい夜は更けていく。
住宅地ゆえ、11時以降は窓は閉め切りにするのがルールなのだが、
20分も経てば、何本となく経った煙突から立ち上る煙が部屋に渦を巻き、
真っ白に濁った空気は、さすがの愛煙家も参るほど。
なので頃合いを見計らい、空気の入れ換えのために窓を全開にするのだが、その何分かが面白い。
皆で声をひそめるも、そこは酔っぱらいのヒソヒソ話、次第に若干音量が増すのはお約束。
人差し指を唇にあて、顔を見合わせ「しーっ!」「しーっ!」
「そろそろですかね」「窓閉めますよ」と誰かが言い出し、
「閉めました」の声とともに、なぜだかみんなしてワハハハと笑ってしまうのだ。

あるじは腰が痛いと言い、意外に早く撤退。
私も適当なところで部屋に戻り、平和な眠りにつけるものだと思っていた。
まさかこの後、タクシーを飛ばし、隣駅近く(つまりわが家の近く)のスナックで、
4時まで歌うことになろうとは…

宿に戻りザッと宴の後を片付け、布団に入って時計を見れば4時23分。
翌朝は7時に起床。ああ、なんてムチャな。
最後のおつとめ、会計を済ませ(てんで頭が働かず、途中からあるじにおしつけてしまったが)
やれ、旅行会ば無事おひらきに。お疲れさまでした。
そのまま帰るのも名残惜しく、われわれも横浜までくっついて行き、
事務局の打ち上げということで、寿司屋で軽く杯を上げる。

帰宅後、二人して夕方まで爆睡したのは言うまでもない。
翌日になっても、私だけ、人間のクズ状態だったのもご想像の通り。
もう朝までは遊ぶのはムリだと、あらためて気づく ○歳の夏。

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小さな旅 桐生編

2010-06-02 | 日々のこと

ふと思い立って、ひとりでぶらりと小さな旅。
浅草から東武鉄道「りょうもう」号に乗換え、群馬県は桐生市まで。
どうしても、じかにコレ→ を見たくって、
桐生にあるオルゴールの店「とおりゃんせ」に行ったのだ。

目を開けていられないほど白く晴れた暑い日で、
あとから聞けば桐生は水曜定休の店が多く、呆れるほど街に人影はなし。
ちょっと寂しかったけど、それが幸いして店にも私のほかに客はなく、
いろんなお話を聞かせていただきつつ何時間もゆっくりと。

それにしても、オルゴールの音色が、こんなに豊かであたたかいものだったとは。
ほんとうに、店の中だけ時間の流れ方が違う気がした。
遠方から、ここだけを目当てに行くファンが多いというのも納得。
機会があったらまた訪ねたい。


目的のモノは、写真で見る以上にほんとうにステキで、
それはもう、ギュッと小さな一つの世界で、
うちに迎えられたらどんなにか幸せだろうと思ったけど、
もちろん既に、赤いシールが貼られてた。
承知の上で行ったから、いいんだ。
いいんだ。

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風雅を解する知識なくとも

2010-05-28 | おしらせ
日本文学を専攻していたにもかかわらず、
私、和歌も俳諧も、まったく学んでおらんのです。
それどころか、ありえんことに、日本文学の何についても論ずるほどの知識なく。
学友諸君にはまっことお恥ずかしいかぎり。
なんせ卒論は古代でして、ほとんど民俗学だと思って取り組んでおったもので。
ちなみにテーマは「豊穣への畏怖」。どこが文学だよ、まったく。

こんな私なのですが、
今日は江東区芭蕉記念館に、学友I澤君が関わったという特別展
「風雅の伝統 和歌と俳諧」を見に行った。

目録なしには何が書いてあるのかまったくわからぬ情けなさ。
日本人と生まれておいて、これじゃァいかんと
今まで幾度も思ったものだが、結局そのままこの年齢に。
「わー。本阿弥光悦の書って美しい! 北村季吟も好み!」などという
見方をしていてはダメですか。だめですね。
でも、どれもこれも直筆なんだよなあと思うと感慨深く、面白かった。
興味がおありの方はぜひ。

●江東区芭蕉記念館特別展「風雅の伝統 和歌と俳諧」
~6月27日(日)
期間中の休館日/14日(月)
※中世~近世の和歌と俳諧に焦点をしぼり、全94点の作品(個人蔵)を展示。
 和歌では藤原定家「名月記断簡」(今回初の一般公開!)、藤原家隆の書簡、
 さらに、芭蕉が尊敬した西行、飯尾宗祇など。
 俳諧では芭蕉の師の北村季吟の書簡、談林俳諧の祖 西山宗因の書簡、
 一昨年話題になった去来宛の芭蕉書簡も。



江東区つながりで、
久々にお会いする電脳マスターに、1年以上も借りっぱなしにしていたモニターを返却。
昼食は、一度行ってみたかった清澄白河の「サクラカフェ」で。
帰りには清澄庭園ものんびり散策。
有意義な一日でありました。

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ニヒル牛にいます

2010-05-27 | 羊毛フェルト

昨日、西荻窪にある箱ギャラリー「ニヒル牛」さんに納品してきました。
先日のデザフェスに連れて行った人形と、1種類だけですがポストカードも。
またこうやって、いろんな人に見てもらえるなんて幸せ!

この箱No.130には、これからヒツジ舎メンバーが、順繰りに作品を置かせていただくことに。
6月末から7月13日の間のどこかで、次のメンバーにバトンタッチします。
お近くにいらっしゃることがあったら、ぜひ覗いてみてください。
(本日の掲載写真 撮影/スズキリナ)


 
 ニヒル牛
 ●杉並区西荻南4-31-10 梅田ビル1階
 TEL03-5346-1867
 営業時間/12:00~20:00
 定休日/火曜
 アクセス/JR西荻窪駅南口から新宿方向に徒歩5分
 
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しにせくらぶのつらよごし

2010-05-24 | パイプ
二週連続、週末は祭!
22日の土曜、JT渋谷ビルで開催された
「関東地区パイプスモーキング選手権大会」に参加してきた。
参加…というか、西呑屋両名が末席に名を連ねるクラブの仕切りなので、
まあ、主催者側の一員だ。
9時に現地入りして、会場設営からワイワイと。
筆耕ならぬ“ペン耕”のお役も頂戴していたので、
サインペン片手に、賞品につける熨斗紙やら、賞状やらと格闘してきた。

それはいいのだ、それは。
それなりに「働いたわー」という充実感もある。
ヒジョーに楽しい一日だったのは間違いない。
ただ、問題は成績。自分のタイム。え? タイム? 否、タイムなんてないんだよ。
去年の全国大会に引き続き、公式大会2回連続でやっちまったんだから、着火ミス!
もうね、火がついてないってわかった瞬間、
その場から煙のように消えられないものかと本気で思った。


パイプスモーキングの大会ってなんぞや? と疑問にお思いか?
説明しよう。簡単にいうと、同じ条件でどれだけ長く吸い続けられるかを競うコンテスト。
新品の同じパイプに、審判から配られる3gのたばこの葉を5分で詰め、
スタートの合図とともに、2本のマッチを使い1分以内に火をつけて、
さて、どれだけ吸っていられるかな?という競技だ。

つまり着火ミスなんて、スタート地点でスッ転んで退場するのと同じなわけ。

小さい火種をつくって長く保たせようと目論んだ結果、運悪く消えてしまうという、
ベテランならではの着火ミスというのも世の中にはあるけれど、
私のはシロウトの証明、単なる「ひ、火が着きませんでした~~(ベソ泣)」だから。
しかも2大会連続って! ありえない。

心やさしい人生の大先輩のみなさんは、ネタにして笑ってくださるが、
私も甘えて恰好の自虐ネタとばかり、えへらえへら笑っているけれど、
老舗名門クラブの面汚しなことは間違いなく。
こんなテイタラクがいつまで許されるのかは甚だ疑問。
ああ、みなさんごめんなさいごめんなさい。
顔洗って出直します。

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