益城町の震災の教訓を生かして対策を!提案福祉避難所、防災無線、水害対策で前進

2016年10月12日 19時28分28秒 | 日記

決算特別委員会の初日の質疑の内容をお知らせします!

障害者など福祉避難所に直接避難をトレーラーハウスも福祉避難所になる

 日本共産党足立区議団は9月初旬、4月に震度7が2回も襲った熊本県益城町へ視察に行ってきました。そこでの教訓を生かすために質問を行いました。
 「避難所のすみ分けについて、第一次避難所についてから、要支援者は福祉避難所に行くことになっているが、障害者、医療が必要な人は福祉避難所に直接行くようにできないか。」に対して、「熊本地震の教訓からも、直接福祉避難所に行けるように検討したい」と答弁し、また、「益城町では避難所での共同生活が困難な被災者のためにトレーラーハウスの福祉避難所を設けていたので、トレーラーハウスの活用を検討すべき」に対して、「トレーラーハウスについては研究していく」と答弁しました。

避難所のプライバシー確保を間仕切り、段ボールベット活用を

「益城町では避難所内の間仕切りや段ボールベッドがあった。区でも備蓄してほしい」については、「あいたスペースで間仕切りや段ボールベッドを備蓄する。」と答弁。災害対策が前進しました。

防災無線の聞こえないところをなくすTV字幕テロップ、戸別受信器配置も

防災無線は「窓を閉め切ってしまうと聞こえない」「音はしていても何を言っているか聞き取れない」「難聴で聞こえない」など、どんなに性能が良くても聞こえない人が残されるという対策として、特に高齢者に対し、「個別受信機の貸出をはじめ、デジタル化を活用してのTV字幕テロップ、スマホ等への緊急メールなどあらゆる対策を行う」と答弁。

大規模水害対策について垂直避難、広域避難の具体化を

大規模水害に対して江東5区大規模水害避難等対応方針が出された。今までは国土交通省のタイムラインに沿っての避難が打ち出されていたがタイムラインと合体した。
 垂直避難者に対しての高層マンションとの協定では、「千住地域をモデル地区として、都市開発の環境基準として4階建て以上の新築マンションに対しては災害対策を含むものにするよう事前協議をすることになっている」と答弁しました。

「千住龍田町防災ひろば」の改善

「千住龍田町防災ひろば」は台風10号が来た時、広場の1ヶ所の出入り口から水が川のように道路に流れ出し、入り口付近の2件の家が浸水しないよう土嚢を積むという事態になった。それは大雨の時は一度に下水に水を流さないように一時施設内に溜めておくという。しかしそれでは防災広場の機能を果たさない。
 今後の対策として「排水の場所を1ヶ所に集中するのではなくマンホールへと流れる場所を複数にするなど対応すべき」と求めたのに対して、「今後の対策として下水へつなげる管を100ミリから200ミリ対応に太くする」と。 


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