H29寒河江市立にしね保育所

ゆっくりおおきくなあれ

『どうか忘れないでください、子どものことを。』42

2017年07月18日 | 日記

 冒頭からすみません。虐待で亡くなったという子どものニュースがありました。生後3か月の赤ちゃんを家において買い物に出かけていたというものです。何回かあったと父母は話しているそう。帰ってきたら窒息で息をしていなかったと。

「乳児を大丈夫だと思って家に置いていった」子どもを家に置いていくという話を聞いたことがあります。車の中に置いて買い物に出かけたという話も。とても怖いことです。大丈夫と考えてしまうのでしょうが、大人が一緒にいないといけない年齢というのがあります。動かないから危険でない、ベッドのサークルに入っていれば大丈夫、ということではありません。

 年齢が低いと、言葉は出ませんから「寂しい」とは言いません。でも、それは人間であるからそうなんです。一人でいさせては寂しい思いをするということを思っていただきたい。心を大事にしてほしい。こうした親が思う気持ちが子どもの心を育てるのだと思います。

 さて、今回はお父さんのこと。面談をしているとお父さんの話も出てきます。子どもとの関係を聞きます。仕事で遅いということもあるのですが、お父さんの役割、父親の役割があります。お母さんの役割、母親の役割と同様にあります。ただ、それも、夫婦の関係が大きく子どもに影響してくるのは言うまでもありません。

 夫婦間はそれぞれ。他人が一緒になり生活しているわけです。個人がそれぞれ違うのですから、一つとして同じ夫婦関係というのはありません。みんな違います。だから、子どもへの影響も千差万別。ただ言えるのは、仲が良い方がいい。良くない状態を子どもが見ているのはよくない。いつもけんかしている状態を見ているのはいいことではありません。大人ですから改めなくてはなりません。子どものために。よろしくお願いします。

 子どもへの影響がある夫婦間についての話です。お読みください。


 【手伝ってくれないお父さんには文句を言うよりも「お父さんが喜ぶこと」をしてあげるといいですよ】

 父親もよく言いますね。深夜残業して帰ってきても子どもの顔を見ると疲れが抜ける、と。お母さんにしてみれば「寝てる顔を見てるだけなら楽なものよ」と思うかもしれない。「都合のいいときにだけかわいがって、父親はおいしいところだけをもっていく」と、言いたくなることもあるでしょう。

 でも子どもの寝顔を見て「かわいいなあ」と笑っているお父さんを見ていたら、お母さんだって「お父さんはずるいな」と思いながらも、うれしい気持ちになるでしょう?

 そこで「明日はお父さん、あれを手伝ってね、これもやってね」と要求ばかりしないで、ふたりで寝顔を見て、ニコニコしていればいいと思いますよ。

 ちっともサポートをしてくれないご主人もいるでしょうが、「私はこんなにたいへんなのよ」「なぜ手伝ってくれないの」と訴えるより、子どもといっしょに楽しいことをする、楽しい気持ちを分かち合うことが一番大切です。寝顔を見て笑い合うのもそのひとつです。

 休日になるといつもゴロ寝のお父さんに「寝てばかりいないで」「育児を手伝って」と強くせまって、自分の望みだけを言うよりも、ご主人の喜ぶことをしてあげてください。子どものためにすることばかりではなく、ご主人が好きなことをしてあげてほしい。

 夫婦の信頼関係と愛情は家庭の基礎です。望むばかりで、何も与えないのではご主人もつらくなるでしょう。

 いつも「子どものため」ばかりを振りかざさないで、「今日はあなたの好きなものをつくるわよ」「なにが食べたい?」とご主人にも聞いてあげてください。

「明日はあなたが子どもをどこかに連れていって」ではなくて、「実家に預けるから、久しぶりに映画でも見てふたりで食事をしない?」と誘ってみたらどうでしょうか。ふたりでいっしょに楽しもう、と考えてみてください。

 お父さんにとっても、家が一番くつろげる場所でなければ、やっぱり悲しいのは子どもと同じことなのですから。

 子どもは喜びを分かち合う力があってこそ、悲しみを分かち合う力が育つ、と言いました。これは、子どもの成長だけに言えることではありません。

 大人同士の関係もまた、まず喜びを分かち合い、幸福を分かち合うことで、相手の悲しみや苦労を理解し、助けることができるのです。

 赤ちゃんが誕生したという喜びを、幸せを共有し分かち合うことがその第一歩ですが、それだけで、すべての悲しみや苦労を共有できるお父さんとは限りません。

 最初は、「ああよかった」「なんてかわいいんだろう」「よく生まれてきてくれた」と喜び合っていても、子育てにだけ一生懸命になり、苦労しているお母さんを見ていると、自分のことがないがしろにされた、子どもに妻をとられてしまったと感じる夫もいます。

 そういうタイプのお父さんに、「あれをして」「これをして」と不満だけをぶつけても解決にはならないでしょう

 ほんの少しのことでいいのです。ご主人が喜ぶようなこと、ご主人の好きなことをしてあげてください。「このオツマミ、あなたが好きそうだから買ってきたのよ」「ビール、いっしよに飲まない」「パパ用の新しいバジャマを用意したわよ。きっと気持ちよく寝られると思う」そんなことでいい。

 誕生日だけに高価なものを買ってあげるとかいうことではなく、日常のなかの、ほんのちょっとのことでいいのです。

 お母さんだって、いつも子どもだけにおもちゃを買ってくるお父さんがたまに「これはお母さん用」と、好きなケーキを買ってきてくれたらそれだけでとてもうれしい気持ちになるでしよう。おみやげがおもちゃばかりでなく、お母さんに、と花が1本、ハンカチー枚あっただけでも、どれほどうれしいかと思います。お父さんも同じことです。


<太田コメント>

 本題に戻ります。お父さんもお母さんも人間ですから、やさしくしてほしいと思っています。夫婦間をどうしていくかは、夫婦でしか改善できないところがあります。そして、お互いが、相手の言うことを「そうか」と振り返ることができるかどうか、そうした素直さがなければならないのだと思います。

 子どもを思う気持ちはもちろんですが、夫婦がお互いを思う気持ちを大事にしなければならないのだと思います。そうした気持ちをお互いが持ち合わせることで、子どもがよりよく育っていくのだと思います。これを当たり前のようにできる夫婦間もあるし、頭で考えないとできない夫婦間もあるでしょう。難しいことです。

 佐々木氏は次のように言います。「夫婦の信頼関係と愛情は家庭の基礎です。」あらためて意識を変え、そうした意識を持つことが大事ですね。自戒を含めて。

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