西京極 紫の館

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覇王の番人 (上・下)  真保 裕一/著  講談社

2014年04月09日 21時07分51秒 | 西京極の本棚
              
【紹介文】
戦乱の世を我が手でしずめてみせる!その決意を胸に秘め、明智光秀は、一人の武将に目をとめる。その男とは―織田信長。やがて光秀は天下統一の夢を信長にたくし、織田軍団の先頭に立って戦いの日々へと突きすすんでいく。歴史に葬られた男・明智光秀の真実を掘り起こし、戦国の定説をくつがえす歴史巨編、堂々登場。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆★
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
元アニメディレクターで社会派ミステリー作家の真保裕一が初めて挑戦した歴史小説。初挑戦なのに面白い!世に下剋上の代名詞、反逆者、敗者の代表の様に云われる明智光秀の人物像を従来喧伝された史観とは違う解釈で丁寧に描いています。なぜ光秀の功績は歴史から葬られなければならなかったのか?なぜ主殺しを決意したのか?本能寺の変を影で演出した者は誰なのか?ネタバレになるのでここには書けませんが、納得感ありました。この後は同じ明智光秀関連の研究書「本能寺の変 431年目の真実」を読もうと思います。

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