西京極 紫の館

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ごきげんよう、さようなら

2014年09月27日 09時47分20秒 | 日々の雑感
NHK朝のテレビ小説 花子とアン 最終週。
名作「赤毛のアン」を翻訳した“はな”こと村岡花子の半生を描いた物語だった。
甲府の田舎娘が背伸びして東京のお嬢様学校に入学して、
価値観のギャップにとまどいながらも持ち前の根性でそれを乗り越え、
戦前から戦中、戦後を生き抜き、名作を後世に遺す。
『純と愛』『あまちゃん』とNHKとしてはチャレンジャブルな話が続いた中では
前作『ごちそうさん』に続いてかなりオーソドックスな内容だったと思う。
この話が『あまちゃん』以上の視聴率だというのがいまいちピンとこない。
主人公“はな”の個性が“アン”に例えられるほど強くなかったからだろうか?

吉高由里子扮する“はな”は、なんだか不思議チャンのまま終わった感じ。
まぁがんばり屋サンだという事は解るけど、普通に考えたらただの変人。
さらに周囲の人たちの善意に支えられ、運良く生きた人という印象で、
ちょっと感情移入しにくいキャラでした。

それよりも今回のドラマは脇役の方が魅力的でした。

まずその筆頭が仲間由紀恵演じる華族のお嬢様・蓮子。

“はな”の腹心の友となるまでのわがまま、ドタバタが良かった。
友達になってしまうとキャラの魅力が半減、
さらに結婚、離婚、再婚する度に存在感が薄くなったのが残念。

次に“はな”の甲府での幼馴染・朝市に扮した窪田正孝

とにかく非の打ちどころのない“良い奴”を自然に演じていた。
途中まで“はな”は朝市と結婚するもんだと思ってたし、
“はな”が英治(鈴木亮平)と結婚した後は、
“はな”の妹“かよ”か“もも”のどちらかと夫婦になるもんだと信じてたのに…
安東家の女性陣は男を見る目がないナ。

そして忘れちゃいけないのが蓮子の二番目の夫となった嘉納伝助役の吉田鋼太郎

この人、不器用な男の代表選手で、蓮子と結婚してから喧嘩続き、
「あ~あまたやっちゃったよ~」と観ているこっちがハラハラしてしまった。
愛情表現がヘタなのは解るけど、蓮子もちょっとは察してやれよ、と。
結局別れちゃったけど、その別れ方が男っぽくて格好イイ。
この半年間でグッときたのはこの時だけだった。

最後に今回、一番のお気に入りだったキャラは高梨臨演じる“はな”の同級生・醍醐サン。

話が進むにつれて魅力がなくなっていった蓮子に比べて、
尻あがりにイイ女になっていったのがこの醍醐サン。
最初のおバカなお嬢様からキャリアウーマンとなり、
最後は“はな”の兄・吉太郎の押しかけ女房に。
この人が一番人間的に成長したのではないか、と。
“はな”よりこぴっとしてた。
結局この物語で一番得したのは醍醐サンをモノにした吉太郎かもネ。

彼ら脇役陣のがんばりのおかげで今回も半年間観続けられたけど、
お話としては右肩下がりだった。
「ごきげんよう、さようなら」のナレーション担当した美輪明宏が
最終週のどっかで出てくるんじゃないかと期待したけどさすがにそれはなかったか(苦笑)
いっそのこと、晩年の花子を美輪サンに演じてもらっても良かったのに。

来週から『マッサン』。
マッサンってのは玉山鉄二のあだ名みたいだけど、テレビ小説の主役は女性だから、
やっぱり奥さんになる外人サン(シャーロット・ケイト・フォックス)が主役なんだろうね。
テレビ小説の主役が外人サンってちょっと違和感あるけど、どうなるのかな?
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