西京極 紫の館

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三度目の殺人  監督/是枝 裕和

2017年09月14日 23時00分55秒 | 西京極シネマ
【出演】
 福山 雅治
 役所 広司
 広瀬 すず

【ストーリー】
勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛は、殺人の前科がある三隅の弁護を渋々引き受ける。クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが…

【西京極の評価】
司法裁判で裁かれるのは真実なのか?タイトルである『三度目の殺人』とは誰が誰を殺した事を言っているのか観る者に問いかけて来る。常に社会に対して鋭い問題提起をする是枝監督らしい映画でした。福山と役所の二人が、ある時は面会室のアクリル板を挟んで対立し、またある時はアクリル板に映り込んで同化する。映像としても構成としても美しさとインテリジェンスを感じさせる演出に感服しました。二人を結びつけるキーパーソンの広瀬すずの存在感も抜群。お話自体はやや先が読めましたが、芸達者な3人のやり取りを観るだけでも価値アリです。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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2 コメント

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TBありがとうございました ()
2017-09-25 20:37:53
ホントいい映画でしたね。是枝監督すばらしい。
次作が楽しみです。
それにしても役所広司、、すごすぎです。
笑顔が怖かった。。

(すみません、TB間違えて、なんと「君の名は」の記事のところに送ってしまってました( ;∀;))
夏サンへ (西京極 紫)
2017-09-25 22:14:44
コメントありがとうございます。

>それにしても役所広司、、すごすぎです。
>笑顔が怖かった。。

あのラストの笑顔でしょうか?
たしかに台詞と相まって怖かったですね。
「空っぽの器」なんですよね。
心がない笑顔…ということでしょうか?

間違ったTBは削除しておきますので大丈夫ですよ。
今後とも宜しくお願い致します。

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